top profile discography schedule blog twitter facebook order other


コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2001年07月10日(火)生き様の存在を認めるか?

 今日の朝日新聞の夕刊を読んで驚いた。「ほんパラ!関口堂書店」という本を紹介するテレビ番組を取り上げた記事で、番組で放映して売り上げが伸びた本の例として次のような記述があったのだ。

********(勝手に引用)*******
……6月に放送されたノンフィクション、天才鑑識官の生き様に迫った「指紋捜査官」(角川書店)や、記憶をなくした青年の手記「ぼくらはみんな生きている」(幻冬舎)は、いずれも放送翌日の売り上げが全国的に普段の10倍から20倍に跳ね上がった。
*****************************

 この文を書いた記者は、「生き様」という言葉をどのようにとらえて使っているのだろうか。言うまでも無く「生き様」という日本語は無い。あるのは「死に様」だけである。ここ最近「生き様」という言葉を耳にすることがあるが、あくまでも「生き様」という言葉が存在しないことを利用して、洒落で使っているものと思っていた。しかし、新聞の記事の中で、洒落る必要もない箇所でこのように使われているということは、普通の日本語の単語として市民権を得てしまったということか。うーん、どんなものだろう、ちょっと早すぎませんかねえ。言葉が時代によって変化するのは自然なこととは言え、出現してから数年で定着するとは。例えば、「全然」は否定を伴って使う言葉だが、最近は次のような使い方をされることが多い。

 例)近藤君より川口君の方が全然毛深いよ。

 しかし、この使われ方が定着するのに私の体感時間で20年はかかっていると思う。ラ抜き言葉に至っては、戦前から使用例があるようだが、今だに論争の種になっている。文法と単語なので比較しても意味は無いだろうが、それにしても「生き様」の定着は早すぎる。新語なのに新語らしくないところが気にくわないのだろうな。

 ちなみに僕は、否定を伴わない「全然」も、ラ抜き言葉も使わないようにしています。

[link:22] 2001年07月10日(火) 23:02


2001年07月09日(月)机の下から煙が

 ひさしぶりにNECのノートパソコンの電源を入れた。すると机の下から煙が出てきた。覗き込んでみてもケーブルが密集してどこから煙がでているのかよくわからない。とりあえず煙の出ているあたりのACタップの電源を切って、あたりを観察してみる。すると、黒焦げになっているケーブルがあるではないか。今電源を入れたNECのノートパソコンのものだ。ACケーブルの二本の線のうち一本が途中で消滅している。ああ、うちでは結構速いマシンだったんだけどなあ。CPUは486で、我が家唯一のウインドウズマシンだったのに。

 私はGUIはMacを主に使っているが、ウインドウズにはMacに無い素晴らしい機能がひとつだけある。それはDOS窓だ。手に馴染んだDOSのエディターやツールを最新のマシンでバリバリ使うことができる。メインで使っているDOSマシンが286の私は、今回ACアダプターが煙をはいた486マシンのウインドウズ95のDOS窓でいつも使っているエディターを動かして、あまりの便利さと速さに驚いたものだ。やはり慣れた道具は手放せない。Vzエディターは死ぬまで使うだろうなあ。

 しかし、壊れたものと同じACアダプターは、手に入るだろうか。既に化石のようなマシンだからなあ。とりあえず、オークションめぐりでもしてみよう。

[link:21] 2001年07月09日(月) 23:04


2001年07月05日(木)やられた!

 北海道から帰ってきてから夏ばて気味で更新をさぼっていたら、また歩目出先生にやられてしまった。

 ひょっとしたら歩目出先生は関島が作った架空の人物だと思っている人もいるかも知れないが、実在の人物だ。僕は以前に一度だけ会ったことがある。単なる変態だった。文章を読めばわかるように、自称の「哲学者」はかなり怪しい。

 その変態がなぜここに書いているのか?実はここに書き込むシステムの本人チェックはかなり甘い。歩目出先生のような変態でも簡単に書き込めてしまう。栗関連の書き込みページを読んでもわかるように、栗コーダーのページはアクセスする人の良心にまかされている部分が多いのだ。今回のような事があったからといって、すぐにシステムを考え直す必要は無いと思う。しかし、ここを読んで下さっている方は、関島岳郎と歩目出先生は別の人間であるということを理解しておいて頂きたい。大体「野坂昭之」ではなく、「野坂昭如」だ。野坂先生の伴奏を務めたことのある関島が間違える訳が無い。

 ところで、栗コーダ−で釧路に行った時、回文を思いついた。

 「釧路よろしく!」

 打ち上げの席で披露するのを忘れてしまったのが悔やまれる。

[link:20] 2001年07月05日(木) 10:30


2001年07月04日(水)歩目出先生の悩み相談 第2回

 いぇーい、元気にしておったかの? 歩目出先生じゃ。歩目出と書いてアルキメデスと読むぞえ。アマデウスなどと読まんようにな。めらめら。それにしても日本の夏は暑いのう。わしゃ、お熱いのは好きなんじゃがのう。今回もまた迷える子羊達の悩みを披露するぞえ。あ、わしが子羊じゃな。わくわく。


■今回の悩み

 飲食店の話を友人とする時にいつも思うのは、『あの店は最近味が落ちた。』という話はよく聞くのに『あの店は最近腕を上げた。』という話は全く聞かないことです。世の中の飲食店はまずくなる一方なのですか?それとも人は良くなったことより悪くなったことに敏感なのでしょうか?(歩目出先生/哲学者)


 ぺっ、ぺっ、ぺ。つまらない悩みじゃのう。大体のう、「太った豚になるより、やせたソクラテスになりたい」と野坂昭之も言っていたぞえ。味の事など誰も知らんのじゃ。「鞭の血」ちゅうての、鞭でぶたれると痛いぞえ、血が出るぞえ。つまらない悩みだったので、もうひとつ悩みを読んでみるかのう。


■今回の悩み(その2)

 最近忙しいので猫の手を借りようとしたのですが、猫に手はありますか?動物図鑑で調べたところ、猫には足が4本あるだけのようでした。それとも、孫の手や熊手のように「猫の手」という道具があるのですか?(歩目出先生/哲学者)


 これは難しい悩みじゃ。わしも先日小腹が減った時に、わしの小腹がどこにあるのか探してみたが見つからなかったぞえ。猫の手はどこについておるのかのう。耳の後ろあたりに折りたたんであるのかのう。でも、借りるといってもちょん切るのはいかんぞえ。小股はどこにあるのかのう。切れ上がってみたいのう。熊手は痛そうじゃな。悩みは尽きんが、また来週もわしの悩みを待っておるぞえ。

[link:19] 2001年07月04日(水) 23:10


2001年06月10日(日)最近聞いたもの

◎宮崎で少年の歌を聞く

 イベントで、ピアノの弾き語りをする盲目の少年の歌を聞きました。最近テレビでも何度か取り上げられていて、ちょっとした有名人らしい。確かに素晴らしい歌声で、とても自然に音楽を楽しんでいるようでした。ステージを降りると、どこにでもいそうなやんちゃな小学生。まわりの大人が変に天才少年と持ち上げたりせずに、しずかに成長を見守ってあげたら良いだろうなと思いました。
 ところで、そのイベントでその小学生の次に出たのは、こまっちゃクレズマ。やりにくいったらありゃしない。

◎宮崎で10人の名ピアニストを聞く

 上記のイベントの一環で「100 GOLD FINGERS」というコンサートを聞きました。マル・ウォルドロン、ケニー・バロン、レイ・ブライアント他全10人のジャズピアニストがソロ、ピアノトリオ、2台のピアノのデュオなどをやるコンサートです。しかしながら、オペラ対応の立派なホールで一流ピアニスト達の達者な演奏を聞いてもなんとなくしっくりこないのです。もちろん、演奏は素晴らしいし、それなりに楽しめたのですけど。結局最後に弾いた一番達者でないマル・ウォルドロンの演奏が一番心に染みました。
 その夜、打ち上げ会場はピアノの生演奏が流れているホテルのラウンジだったのですが、突然名ピアニスト達のセッションが始まりました。連弾の格好で一人が普通にコードとテーマを、一人がベースラインを弾いて、ソロは器用に体を入れ替えて交代しながら弾くのです。実に楽しいひとときでした。ああ、やっぱりこういうところで聞くのがふさわしい音楽だなと思いました。川口君はよくこういう目にあうんだろうなあ。

◎岡山でハラペコ星人を聞く

 上記こまっちゃのツアーで岡山に行きました。岡山はデスペラードというロック系の小屋で、なかなか雰囲気が良かったです。そのライブの対バンがハラペコ星人というバンドでした。編成はキーボードとギターとハラペコマシーンの3人編成。キャサリンとかなんとか全員横文字の名前を名乗る女性バンドです。バンド名から想像できるように演奏はかなりへなちょこでした。「ラブソングをやります」と言って歌った曲の歌詞が強烈で印象に残りました。気になったのはハイポジの往年の名曲との関係でしたが、打ち上げで聞いたら「あれめちゃ好きだったんです。」とのこと。

[link:18] 2001年06月10日(日) 23:24


2001年06月02日(土)sekijima.com

 近藤君が携帯を買ったらしい。
http://www08.u-page.so-net.ne.jp/ga2/hp-kk/memo.html

 僕は逆にドメインを取りました。サーバーはもう準備できているのですが、ドメインがまだきません。どう使うかは考え中です。明日から旅に出てしまうからしばらくほったらかしですが、明日の夜ぐらいにアクセスだけは出来るようになるのではないでしょうか。
http://sekijima.com

[link:17] 2001年06月02日(土) 00:36


2001年05月28日(月)SEKIJIMAかSEKIZIMAか

  SEKIJIMAかSEKIZIMAか

 最近自分のドメインを取得したいと思っています。漢字など2バイト文字がドメイン名に使えるようになったらしいですが、どこの国のコンピューターでもそれが出入力できるようになるまでは実用的とはいえないでしょう。1バイト文字でドメインを取る場合、まだ他の人が利用していなければ、自分の名前をローマ字にしたものを使いたくなります。何と言っても早いもの勝ちですからね。そこで迷うのが「SEKIJIMA」と「SEKIZIMA」のどちらを採用するかです。

 自分の名前をローマ字でどう表記するか?これはちょっと悩みます。僕は数年前まではへボン式の表記は認めていませんでしたので、「SEKIZIMA TAKERO」と表記し、最後の「O」の上にへの字のような長音記号を付けていました。これは今でもCDのアーティスト名の表記には使っています。蛇足ながら名字と名前の順は、ローマ字でも名字が先です。今ではこちらの順で書くのが一般的になってきましたが、10年くらい前はCDでのアーティスト表記をローマ字でする場合に名字を先にしてくれと言うと、それだけで一悶着あったものです。

 さて、なぜ僕がヘボン式を好まないかというと、日本語の50音のしくみを無視しているからです。たとえばザ行は「ZA ZI ZU ZE ZO」と書けば、同じ子音で母音だけが変化しているのがわかりやすい。「ZA JI ZU ZE ZO」ではなんだかよくわからない。ヘボン式のタ行などひどいものです。「TA CHI TSU TE TO」、これでは何のことだかわかりません。やはり「TA TI TU TE TO」と書くのが、言語としての理にかなっているのではないでしょうか。

 しかしながら、先ほど「数年前まではヘボン式を認めなかった」と書きました。そうです、今では両方使っているのです。きっかけとしては、パスポートのローマ字表記がヘボン式で書くことを指定していたからです。後に海外ツアーのためにクレジットカードを作った時も、パスポートと表記をそろえておいた方が安全と考え、ヘボン式にしてしまいました。そして、ニューヨークのレーベルからCDをリリースした時にも、議論をしたもののレーベルオーナーの方針でヘボン式を採用。それで海外では「SEKIJIMA」になってしまいました。主義主張はいずこへ。しかし、海外に行ったときに「SEKIJIMA」と「SEKIZIMA」を地元の人に発音してもらって、どちらが「せきじま」の発音に近いか探る試みをしているのですが、今のところは「SEKIJIMA」に軍配があがります。

 言語の構造を示す「SEKIZIMA」と、自分の名前をきちんと発音してもらえる可能性の高い「SEKIJIMA」、両方使い分けていこうかと思っています。とりあえず国内発売のアルバムでは「SEKIZIMA」、海外で会った人に名前を聞かれたら「SEKIJIMA」だな。さて、ドメイン名はどうしよう。「sekijima.jp」は、もう無かったです。

[link:16] 2001年05月28日(月) 14:01


2001年05月21日(月)ひさしぶり

 しばらくここの更新をさぼっていました。いや、さぼっていたというよりは、あとひとつ書くと「結成33.3周年コンサート」が過去ログにいってしまうので、もう少し置いておこうかなと思ったり。しかし、今日からまた旅に出ますので、しばらく留守にします。

 ストレイシープのホームページの「羊をめぐる関係」というコーナーに小文を書きました。さすがにギャグをあまり入れられませんでした。22日にアップされるそうです。過去ログをみると、おなじみの人がずいぶんと書いています。
http://www.fujitv.co.jp/jp/goods/sheep/

 書きたいことはいろいろあるのですが、いかんせん時間がない。旅から帰ってきたら、また。あ、酒井俊さんのうた、良いですよ。岡山、鳥取、倉敷、名古屋の方、よろしかったら来てみて下さい。それでは。

[link:15] 2001年05月21日(月) 07:00


2001年05月14日(月)関島岳郎のヨーロッパ便り2001 ロンドン2泊4日編

   関島岳郎のヨーロッパ便り2001 ロンドン2泊4日編

 皆さん、お元気ですか。僕は今ロンドンのヒースロー空港から成田に向かう飛行機の中にいます。のどかな田園地帯の上を飛んでいた飛行機は、イギリスを離れ海の上に出ました。

 今回の旅はシカラムータのロンドンでのコンサートのためのもので、ロンドンに夕方着いて一泊、次の日にコンサートをやって一泊、その次の日の朝に帰るという実に短いツアーです。ツアー日記を書くほどのことも無いのですが、こういうコーナーも出来たことですし、御報告まで。

 5月10日

 朝9時に成田空港に集合。最近朝型の生活をしていたので、6時に家を出るのも比較的楽でした。同じ便でロンドンに向かうのはシカラムータとバッファロードーターとアンチャンプロジェクトの3バンドとDJ数名。それにヨーロッパをツアー中の平安隆さんとボブ・ブロッツマンのデュオがロンドンで合流し、バービカンセンターというところで日本のアーティストを集めたイベントに出演します。昨年のシカラムータのヨーロッパツアーでは渡航費を出してくれるイベントが無かったので、本数をこなして渡航費を稼いだのですが、今回はこの一回の公演で渡航費と宿代と若干のギャラが出るという好待遇。コンサート一本で帰って来るのがもったいなくもあります。
 成田空港ではテューバの機内持ち込みで一悶着。これはいつものことです。私のテューバはソフトケースで持ち歩いているのでなるべく機内持ち込みにしたいのですが、航空会社の規定では持ち込めないサイズなのです。楽器なので大目に見てもらえることが多いのですが、この日乗ったヴァージンアトランティック航空は空港での業務を他社に委託しているため、窓口の人も自分の権限では何とも出来ない様子。結局現場での判断ということになり、空いているアッパークラスの席の荷物棚に置かしてもらいました。ただし、人間はエコノミーです。エアバスなので座席の上の荷室は無理かと思ったのですが、何とか収まりました。帰りは何も言わずにそのまま持ち込んでも大丈夫そうです。
 ヴァージンアトランティック航空は初めて乗ったのですが、レコード屋さんがやっているだけあってなかなかの機内サービスです。エコノミークラスでも各座席にモニターが付いていて常時8本くらい流れている映画やテレビを見ることが出来ます。そのモニターのコントローラーはゲームのコントローラーも兼ねていて、内蔵されているスーパーファミコンのゲームをすることもできます。また、エコノミークラスでもアメニティグッズが付属。何よりソウル乗り換えが無いのがうれしいです。ただ、座席の間隔が他社より若干狭いような気がしました。惜しい。
 さて、成田を11時に出発した飛行機は13時間の飛行の後、午後4時半頃ロンドンのヒースロー空港に到着。ここの空港は昨年も思ったのですが、預けていた荷物を受け取った後に何のチェックも無く外に出てしまいます。これでは誰かに荷物を持っていかれてもわからないよなあ。空港からはコンサートのスタッフのバスでホテルへ。部屋に入った後、昼寝をしてしまいました。夜9時頃、皆で食事に行こうということになり、「店の心あたりがある。」というリスペクトレコードの高橋社長の先導で近くの魚料理屋へ。リスペクトレコードはシカラムータのCDを出しているレコード会社で、オフノートやまぼろしの世界と並んで日本を代表する大レコード会社です。そこで私は本日のおすすめセットを頼みました。スープはミネストローネかマッシュルームかを選んで、メインディッシュは長い魚だそうです。しかし、料理がなかなか出て来ません。30分くらいたって、丸いフライが山盛りになったものが運ばれて来ました。あれ、こんなの誰も頼んでいませんよ。え、マッシュルーム?私はミネストローネかマッシュルームかというのはスープの種類を選べということなのかと思ったのですが、前菜の種類だったのですね。それにしても大きなマッシュルームです。1個が直径5cmくらいあって、それに衣をつけて揚げてあります。これは何かソースをかけたいなあと思ったのですが、テーブルには塩とこしょうと酢しかありません。それだけで満腹になりそうな量だったので、適当に他の人にもつついてもらってかたずけました。その後、また料理が出て来ません。さらに待つこと30分、突然厨房らしきドアから料理人らしき人達が出てきて、ぞろぞろと帰って行きました。それに続いて皆のたのんだ料理が一斉に出て来ました。巨大な皿に山盛りのフィッシュアンドチップス、巨大でゆで過ぎの温野菜、付け合わせの生野菜を大皿に盛っただけのミックスサラダ。そして最後に私の頼んだ本日のおすすめの「長い魚」がきました。大皿に大きな鯖を焼いたものが丸ごと横たわっています。もちろん塩焼きではありません。ただ焼いてあるだけです。焼き魚ではありません。ただ焼いてある魚です。しかも巨大な。頑張って食べられるだけ食べましたが、この食事にしてはちょっと高かったです。ケバブ屋でも良かったのになあ。帰りにホテルのパブでビールを飲んで帰りました。こちらは適正な値段。あのレストランとリスペクトレコードの関係を皆で推測しましたが、結論は出ませんでした。

 5月11日

 朝6時半頃目が覚めました。シャワーを浴びて、宿で朝食。THISTLE HOTEL BARBICANというホテルを主催者がとってくれたのですが、イングリッシュスタイルの朝食はなかなかのものでした。この日はコンサート本番の日ですが、サウンドチェックもわりと遅くて、15時半にロビー集合。それまでは自由時間です。今回の旅でロンドンを満喫するとしたら、この時間しかないわけです。私は今回ロンドンで買いたい物があったのですが、どこで売っているのか探すのも面倒なので、ハロッズに行ってみることにしました。デパートなら何でもあるだろう、と。ホテルを出たのが朝9時前。まだまだデパートが開く時間ではありません。そこでホテルからハロッズまで歩いてみることにしました。ホテルからハロッズまではロンドンの中心部地図で端と端です。歩いてみることによって、昨年よくつかみきれなかったロンドンの街を俯瞰できるかもしれません。それで地図を片手にロンドンの街をとぼとぼと歩いたのですが、途中道がわかりにくいところがあったこともあって、2時間近くかかってしまいました。ロンドンの道はぐちゃぐちゃしていてわかりにくいです。目的地のハロッズは、老舗のデパートで、建物はかなり古そうでした。置いてあるものは品の良いものばかり。イギリスのある一面は見られる場所でした。帰りはさすがに地下鉄で帰りました。
 この日のコンサートはバービカンセンターという有名なホールでやることになっていたのですが、ロンドンに着いてからステージの場所が変更になったという話を聞きました。会場に行ってみると、バービカンセンター一階のロビーにシカラムータ用のステージ、地下1階のロビーにバッファロードーター用のステージが用意され、アンチャンプロジェクトと平安+ボブは小劇場のステージでやることになっていました。おそらくチケットの売れ行きなどから2000人規模の大ホールでは無理と判断されたのでしょう。あるいは、もともと大ホールでやる予定では無く、こちらで勝手に大ホールでやると思い込んでいたのかな。ともあれ、広いロビーに作られたステージでシカラムータは18時から演奏しました。この日チェロの坂本さんは、グラインダーの使用許可がおりませんでした。しかし、グラインダーの火花よりも過激な演奏を繰り広げ、聴衆の目と耳を一人で奪っていました。ヨーロッパでは「クレイジーチェロ」の愛称が定着しつつあります。ただ、シンバルを投げるのは危ないと思います。
 シカラムータの出番の後、ケータリングルームでビールを飲んでいて、アンチャンプロジェクトを聞き逃してしまいました。メンバーは前から良く知っているのですが、島唄や民謡をやるグループです。我々が小劇場に足を運んだ時には平安隆さんとボブ・ブロッツマンさんのデュオが始まっていました。三線の弾き語りとギターというデュオなのですが、これはすばらしかったです。二人のテクニックももちろんですが、沖縄民謡の自由な解釈が新鮮でした。私が民謡をアレンジする時は、もともとの良さを生かそうとしたり、伝統にある程度の敬意をはらったりしてしまうのですが、ボブ・ブロッツマンさんは単に音楽としてしか見ていないのだろうなあ。それが良かったのだと思います。
 小劇場から楽屋方面に戻る途中、地下1階のロビーではバッファロードーターの演奏が始まったところでした。これがまた良かった。一言で言えばロックなのですが、テクノや音響やいろいろなものを呑み込んだ高い音楽性を感じました。なによりかっこいいです、音楽もステージ上で演奏している姿も。
 日本から輸出されるべき音楽の二つの形を見た我々は、自分達は何なのか考えながらケータリングルームで飲んだくれていました。それでも足りなくて、宿に帰ってから3時頃まで部屋で飲んでいました。

 そんなロンドンでした。今朝は9時にホテルのロビー集合で空港に向かい13時の飛行機に乗りましたから、イギリスに入国していた時間は43時間くらいです。昨年のツアーで最初にロンドンに着いた時は、これから先どうなるんだろうという重い空気がありました。それを考えれば、今回くらい短いツアーは楽なのですが、往復で24時間かかっていることを考えると、もう一本くらいライブをやりたかったような気がします。でも長すぎるよりは良いですけどね。それでは、またどこかでお会いしましょう。

[link:14] 2001年05月14日(月) 11:45


2001年05月09日(水)しばらく留守にします

 おかあさんといっしょファミリーコンサートで朝型生活が頂点に達した次の日からシカラムータのレコーディングが始まりました。すごく疲れました。ゴールデンウィークの間は毎朝5時半に起きて7時頃家を出る生活だったのに、レコーディング初日は11時にスタジオに入って、スタジオを出たのが4時近く。もちろん夜中というか早朝の4時です。しかも、それで家に帰って寝ても朝型になった体は7時半くらいには目がさめてしまう!なのでスタジオ内でこまめに睡眠をとることにしました。プレイバック中はだいたい寝ていました。おかげで2日間でアルバムを録音終了。いやあ終るものだ。

 今日は久しぶりに休みです。で、明日からロンドンに2泊4日の旅。時差に慣れる暇も無く戻ってきます。川口君に「せっかく行くのに自分で滞在をのばさずに帰ってくるのは信じられない。」と言われました。

 それでは、4日間ほど留守にします。

[link:13] 2001年05月09日(水) 07:01


2001年05月04日(金)登場!チビコーダーカルテットの巻

  登場!チビコーダーカルテットの巻

チビソプラノ 「チビソプラノ3才!」
チビ川さん  「チビ川さん3才!」
チビけんちゃん「チビけんちゃん3才!」
チビおおづつ 「チビおおづつ3才!」
チビソプラノ 「リコーダー刑事を助けるため、チビコーダーカルテットを作ったでしゅよ。」
チビ川さん  「世界初の3才児のリコーダーカルテットでしゅ。」
チビけんちゃん「リコーダー刑事の足手まといにならないようにがんばるでしゅ。」
チビおおづつ 「まずはリコーダーの練習でしゅ。」
チビソプラノ 「‥‥。」
チビ川さん  「‥‥。」
チビけんちゃん「‥‥。」
チビおおづつ 「‥‥。」
チビソプラノ 「‥‥指がとどかないでしゅ。」
チビ川さん  「‥‥指がとどかないでしゅ。」
チビけんちゃん「‥‥指がとどかないでしゅ。」
チビおおづつ 「‥‥指がとどかないでしゅ。」
チビソプラノ 「リコーダー刑事と同じ楽器はあきらめて、クライネソプラニーノを吹くでしゅ。」
チビ川さん  「大人だと小さすぎて吹きにくいでしゅけど、チビコーダーカルテットにはちょうどいいでしゅ。」
チビけんちゃん「みんなで吹いてみるでしゅ。」
チビおおづつ 「吹いてみるでしゅ。」
        ☆○◇□△▽◎※〒☆○◇□△▽◎※〒☆○◇□△▽◎※〒
チビソプラノ 「ピーピーうるさいでしゅ。」
チビ川さん  「クライネを4人で吹くとうるさいんでしゅね。」
チビけんちゃん「指もよくわからないでしゅ。」
チビおおづつ 「でもしょうがないでしゅ。」
チビソプラノ 「さっそく事件を探しに行くでしゅ。」


チビソプラノ 「何と無く銀行に来てみたでしゅよ。」
チビ川さん  「あのサングラスの男あやしいでしゅ。」
チビけんちゃん「あ、ピストルを出したでしゅ。」
チビおおづつ 「リコーダー刑事を呼びに行きましゅか?」
チビソプラノ 「でも、あれはモデルガンでしゅね。近所のおもちゃ屋で売っているのと同じでしゅ。」
チビ川さん  「それならチビコーダーカルテット出動でしゅ。」
チビけんちゃん「リコーダー刑事のまねをして、リコーダーを吹いてみるでしゅ。」
チビおおづつ 「吹いてみるでしゅ。」
        ☆○◇□△▽◎※〒☆○◇□△▽◎※〒☆○◇□△▽◎※〒
チビソプラノ 「ピーピーうるさいでしゅ。」
チビ川さん  「うるさいでしゅ。」
チビけんちゃん「うるさいでしゅ。」
チビおおづつ 「うるさいでしゅ。」
チビソプラノ 「あ、犯人が目をまわして倒れているでしゅ。」
チビ川さん  「事件は解決でしゅね。」
チビけんちゃん「やったやったーでしゅ。」
チビおおづつ 「やったやったーでしゅ。」
チビソプラノ 「あ、サイレンでしゅ。」
チビ川さん  「パトカーが来たでしゅね。」
チビけんちゃん「でも事件はもう解決でしゅよ。」
チビおおづつ 「えへんでしゅ。」


ソプラノ   「なんだ、なんだ、この現場は。」
川さん    「行員から銀行強盗の通報を受けて来てみれば‥‥。」
けんちゃん  「犯人はもちろん、行員も客も全員倒れている。」
おおづつ   「こんなこともあろうかと、ソプラノリコーダー型のガスマスクを持ってきましたよ。これを口にくわえて下さい。」
ソプラノ   「ありがたい。しかし、どうしたんだろうな。」
川さん    「あれ、子供がいるぞ。」
ソプラノ   「僕達、こんなところで遊んでいちゃだめだよ。」
けんちゃん  「おかあさんはどこかなあ?」
川さん    「ここはあぶないからね。お外に出ておいで。」
おおづつ   「ほら、このクライネソプラニーノ型のガスマスクをあげるからね、これをくわえて。」
ソプラノ   「さあ、捜査だ、捜査。 救急車は遅いなあ。 鑑識はまだこないのか。」


チビソプラノ 「外に追いだされたでしゅよ。」
チビ川さん  「報われないでしゅね。」
チビけんちゃん「報われないでしゅ。」
チビおおづつ 「報われないでしゅ。」
チビソプラノ 「でも、めげないでしゅよ。これからもリコーダー刑事のお手伝いをするでしゅ。」
チビ川さん  「おう!でしゅ。」
チビけんちゃん「おう!でしゅ。」
チビおおづつ 「おう!でしゅ。」
チビソプラノ 「さあ、暗くならないうちに帰るでしゅよ。」
チビ川さん  「おう!でしゅ。」
チビけんちゃん「おう!でしゅ。」
チビおおづつ 「おう!でしゅ。」

[link:12] 2001年05月04日(金) 20:59


2001年05月03日(木)歩目出先生の悩み相談

  歩目出先生の悩み相談

 いよっ、わしが歩目出先生じゃ。歩目出と書いてアルキメデスと読むぞえ。アメダスなどと読まないようにな。むふふ。今日からわしの悩み相談がはじまるぞえ。わしはいつも悩んでいるのじゃ。

 悩み その1

 私はギリシャ哲学を研究する者です。と申しますか、私こそがギリシャ哲学とも言えましょう。そんな私が小説を書き上げました。「ヘレニズム恋愛白書」という青春小説です。これを文壇に持って行きたいのですが、文壇の住所がわかりません。電話帳にも出ていないのですが、文壇はどこにありますか?(歩目出先生/哲学者)

 最初の悩みはこれじゃ。これは難しいのお。電話帳に出ていなければ104でもわからんからのお。大体わしは住所が苦手なのじゃ。特に郵便番号が7桁になってからはの。ギリシャ語なら得意なのじゃがな。だから新聞に広告をだしたぞえ。
 「文壇へ 連絡待つ 歩目出先生」
 まだ連絡は無いがのう。若きウェルテルも悩んでおったが、わしも悩んでおるぞえ。言っておくが、姓が歩目出で名前が先生じゃからの。来週もわしの悩みを待っておるぞよ。

[link:11] 2001年05月03日(木) 18:54


2001年05月02日(水)栗コーダーなんとなく結成から33.3周年コンサート

栗「おっ、ひさしぶり。」
川「どーも、どーも。お元気そうで。あれ、あとの二人は?」
栗「もう来るんじゃないかな。川口君は最近どこ行ってたの?」
川「ブラジルですよ、ブラジル。最近航空運賃安いですからねえ、行くなら地球の裏側ですよ。」
栗「しかしなあ、川口君が旅行作家になるとはなあ。おかげで今回もリハ出来なかったしさあ。」
川「おととしライブやったばっかりじゃないですか、大丈夫、大丈夫。あ、研ちゃんだ。」
近「ごめんごめん、今朝締切の仕事がなかなか終わらなくて。」
栗「近藤君も今やデザイン界の重鎮なんだから、もう少し仕事減らしたほうがいいんじゃないの。」
近「いや、仕事はそんなに多くないんだけど、つい時間をかけすぎちゃって。そいえば栗原君、JR北海道の流氷のポスター見たよ。あれいいね。今や北の風景を撮らせたら栗原君の右に出る者はいないね。」
川「昔栗コーダーで最初に北海道に行った時は雪がうまく撮れないって騒いでいたのにね。」
栗「いやあ、最近老眼でピントが合わなくて。」
近「今度3人で本作らない? 栗原君の写真に川口君が文を付けて、俺がデザインするから。」
川「いいね、いいね。やっぱりブラジルかな。」
栗「いや、俺は大雪山がいいな。」
近「いや、 もうちょっと身近なところでいきましょうよ。 千歳烏山なんてどうかな。」
川「ブラジル!」
栗「大雪山!」
近「千歳烏山!」
川「ブラジル!」
栗「大雪山!」
近「まとまりませんなあ。」
川「年とると頑固になりますなあ。」
栗「いやあ、最近老眼でピントが合わなくて。」
近「そういえば、関島さんは?」
栗「もう来るんじゃないかな。川口君は最近どこ行ってたの?」
川「ブラジルですよ、ブラジル。最近航空運賃安いですからねえ、行くなら地球の裏側ですよ。」
栗「しかしなあ、川口君が旅行作家になるとはなあ。おかげで今回もリハ出来なかったしさあ。」
川「おととしライブやったばっかりじゃないですか、大丈夫、大丈夫。」
近「33.3 周年とはよく続きますなあ。」
栗「音楽やってるとぼけないよね。」
川「ぼけない、ぼけない。」
栗「写真はだめだね。最近老眼でピントが合わなくて。」
近「そういえば、関島さんは?」
栗「もう来るんじゃないかな。川口君は最近どこ行ってたの?」
川「ブラジルですよ、ブラジル。最近航空運賃安いですからねえ、行くなら地球の裏側ですよ。」
栗「しかしなあ、川口君が旅行作家になるとはなあ。おかげで今回もリハ出来なかったしさあ。」
川「おととしライブやったばっかりじゃないですか、大丈夫、大丈夫。」
近「33.3 周年とはよく続きますなあ。」
川「あ、そうだ。昔 5.1 周年記念本作ったよね。 あんなのをまた作ったらどうかな。」
栗「あ、 よくおぼえていないけれど、 やたら大変だったことだけはおぼえているぞ。」
近「でも、それはいいかもね。栗原君の写真に川口君が文を付けて、俺がデザインするから。」
川「いいね、いいね。やっぱりブラジルかな。」
栗「いや、俺は大雪山がいいな。」
近「いや、 もうちょっと身近なところでいきましょうよ。 千歳烏山なんてどうかな。」
川「ブラジル!」
栗「大雪山!」
近「千歳烏山!」
川「ブラジル!」
栗「大雪山!」
近「まとまりませんなあ。」
川「年とると頑固になりますなあ。」
栗「いやあ、最近老眼でピントが合わなくて。」
近「そういえば、関島さんは?」

[link:10] 2001年05月02日(水) 06:54


2001年04月26日(木)ただいま外出中です

 4月26日から5月1日まで旅に出ています。その間このコーナーはお休みです。国外からメールを送ることができるのに、旅先から掲示板に書き込むことができないとは情けないです。外からの通信に使っているHP200LXを鍛えれば可能なのでしょうが、そのためには4MBのメモリーのやりくりを考えなければなりません。4MBの中にメインメモリーと適等なEMSを設定した残りがRAMドライブになるのですが、そこにPPP接続とブラウザーまわりの環境を構築して、日本語辞書も置かなければならないのです。なぜなら通信をする時はカードモデムを差すために、Aドライブとして使っているコンパクトフラッシュを抜かなければならないのです。いきなりこんな話をされても困るでしょうが、そういう訳なので外で掲示板に書き込めないのです。あ、川口君のようにインターネットカフェ(最近はマンガ喫茶というらしい。)で書き込むという手がありますか。そう言えば、WINDOWS CEでDOSを動かすソフトが出来たそうです。それが実用になるのならHP200LXのセカンドマシンとしてCEを使うのも悪くないかもしれません。

 それでは、行ってきます。旅先でお会いすることがありましたら、よろしくお願いします。

[link:9] 2001年04月26日(木) 01:09


2001年04月25日(水)たまにはレコード屋に

 昨日はNHKのリハの後、澁谷の某レコード店に行ってみた。目的は「鉄道ワルツ」が店頭に並んでいるか確かめるため。すると、栗コーダーカルテットのコーナーはあるものの、「公式BOOTLEG」しか並んでいない。これはいかん。しかし、よくみると「公式BOOTLEG」のとなりに「鉄道ワルツ」のチラシが1枚だけ差し込んであった。これをどう解釈したらよいのだろう。単に「鉄道ワルツ」が品切れでチラシだけ1枚残ったのか、あるいは「鉄道ワルツ」を置いていないことに抗議して誰かがたまたま手許に持っていたチラシを残していったのか。

 ついでに店内を見てまわる。クラシック売り場でアーノルド・ジェイコブスのCDが大量に並んでいるのを発見。当店クラシックチャート2位と書いてある。アーノルド・ジェイコブスはシカゴ響の金管セクションを44年にわたって支えつづけたテューバ奏者で、呼吸法の指導者としても世界中の管楽器奏者から尊敬されていた人だ。肺が片方しか機能していなかったという話を聞いたことがある。確か数年前に亡くなったはずだが、と思いCDの内容を見ると、リヒャルトシュトラウスのホルンコンチェルトのライブ録音、当時のシカゴ響の奏者とのブラスアンサンブル、自宅での練習テープ、シカゴ響の名場面集、講演などいろいろなところから音源を集めてきたものだ。ジェイコブスのソロは今までヴォーン・ウィリアムスのコンチェルトくらいしかレコードになっていなかったと思う。売り場に貼ってあった店員さんの熱いあおり文句に「これを聴かずにテューバを吹くな」。はいはい、買います、買います。

[link:8] 2001年04月25日(水) 08:42


2001年04月23日(月)とりあえず改装完了

 関島個人のサイトの改装、とりあえず完了しました。今までずっと仮公開でしたが、本日より正式公開としたいと思います。見た目があまり変わっていないところも、ソースをすっきり書き直してあるので、これからは更新が少しは楽になると思います。

 http://www.linkclub.or.jp/~sekizima/

[link:7] 2001年04月23日(月) 23:52


2001年04月21日(土)久しぶりに映画館に行く

 昨日は下高井戸シネマのドキュメンタリー特集の前夜祭に行ってきました。内容は映画の上映と伊勢真一監督のトーク、そしてストラーダのミニコンサート。

 伊勢真一監督の新作、「ドキュメンタリーごっこ」を観ました。これはなかなか素晴らしい映画でした。今から35年前に4人の中学生がドキュメンタリー映画を作ろうと、近くの養護学級を2年間に渡って撮影した8ミリフィルムをもとに構成されています。4月28日まで下高井戸シネマでモーニングショーとレイトショーで伊勢監督の特集をやっています。(下高井戸シネマ03-3328-1008)

 僕は映画を観ていて、何となく中尾勘二の中学生時代の多重録音を思い出してしまいました。中尾にそう言ったら、「あれはバンドごっこだったからねえ」と。「ヨカシキ」に続いて、いずれオフノートからリリースされると思います。

[link:6] 2001年04月21日(土) 09:52


2001年04月20日(金)寝坊

 今日は寝坊して7時すぎに起きました。いえ、今日は午後3時半頃に家を出れば良いので、寝坊でも何でもないのですけれどね。昨日は終電で帰ってきたしなあ。

 昨日はムーニーのCD発売記念のライブ。腕利きのミュージシャン達とのセッションは実に楽しい一夜でした。CDもなかなか良いです。サッチモの歌っていた曲を集めたアルバムなのですが、選曲も面白いし演奏もなかなか。昨日出演していたTETSU氏いわく「いやあ、よく寝られるんだ。」。あ、それでは栗コーダーと同じだ。

 関島の個人サイトの改装、まだ終わりません。大したことをやっているわけでは無いのですが、エディターでこつこつとやっていますもので。なので、こちらは今日はここまで。

[link:5] 2001年04月20日(金) 10:20


2001年04月19日(木)

 朝起きたら久しぶりに雨が降っていました。

 最近は業務上の連絡をメールで済ませることが多いのですが、メールの返信を書くのに午前中の数時間を使ってしまうこともしばしばあります。ビル・ゲイツは1時間で100通くらいメールの返信を書くそうですが、その速度は何なのだろうということが栗Q内で話題になったことがあります。結論は英語で書いているからだろう、ということになりました。日本語のように白と黒の間に無段階の灰色世界が広がっているわけではないですからね。

[link:4] 2001年04月19日(木) 06:08


2001年04月18日(水)今日も早起き

 今日は朝6時に起きました。早起きは気持ち良いのですが、夜9時を過ぎると猛烈に眠くなるのは困ったものです。しかし、日本の音楽業界も朝型に転換してみてはどうでしょうねえ。たとえばレコーディングにしても、朝10時から始めて昼食前には一作業終え、遅くも18時にはスタジオをでて家で夕食をとるというのが人間として正しい録音というものでしょう。大体何日か続くレコーディングは、初日13時入りで、それが15時入り、16時入りと日に日に後ろにずれていくものです。夜中の12時を過ぎてろくなテイクが録音できるわけないのですから、次の日に早く始めることを考えてだらだら作業をしないのに限ります。

 え、栗コーダーのレコーディングはどうなのか、ですって。それは秘密です。ミーティングは朝までやりますけどね。

[link:3] 2001年04月18日(水) 07:34


2001年04月17日(火)朝のテレホーダイ

 最近すっかり早起きになってしまいました。テレホーダイも早朝に活用しています。今日も5時に起きてしまった……。

 実はインターネットの掲示板のシステムにどうもなじめません。今だにニフティサーブのパソコン通信機能を愛用している私としては、なぜ掲示板用の自動巡回ソフトが無いのか不思議です。たとえば、私がパソコン通信で使っている自動巡回ソフトがどんなことをしてくれるかというと、こんな具合です。

1.電話をかけてニフティサーブに接続。
2.未読のメールがあれば読む。
3.送信するメールがあれば送信する。
4.指定したフォーラムの指定した会議室(掲示板とお考え下さい)を指定した順番でまわる。
5.自動的にまだ読んでいない発言だけ読む。
6.会議室ごとのログファイルに未読だった発言を追加。
7.ダウンロードしたいファイルがあればデータライブラリーから指定したファイルをダウンロード。
8.電話を切る。
9.ゆっくり読む。会議室の発言はツリー表示。レスを書きたい発言やメールがあればワンタッチで返信ファイルを作成、次の巡回で自動的に送信。

 接続が終わった後には、その日の巡回が記録されているログファイルと、会議室ごとに切り分けられたログファイルが残ります。これらの機能はパソコン通信時代には巡回ソフトとして当たり前の機能だったのです。手元に会議室の発言がきちんと順番に並んだテキストファイルが残るのは気持ちがよいものですし、資料としての価値も高いです。受信メールもひとつのテキストファイルとして残るので、検索が楽です。

 私がニフティの巡回に使っているのは15年ほど前のパソコンです。CPUのクロックが1GHzを超えるこの時代になぜこれぐらいのことが実現できないのか。掲示板のCGIと巡回ソフトを同時開発しなければならないのでしょうが、office Kでやってみませんかねえ。たぶん私のきらいなcookieを使わなければならないのでしょうけれど。

 今日は老人の愚痴でした。だいたい掲示板を読むときに時間軸がねじれますよね。新しい発言から読むのは馴染みません。元発言を読む前にコメントを読むのは変です。

注.もちろんインターネットのシステム上の不便に対する愚痴であって、栗コーダーのページをはじめとするいろいろな掲示板は楽しく読んでいます。

[link:2] 2001年04月17日(火) 21:54


2001年04月15日(日)ごあいさつ

 昨日は栗コーダーのレコ発ライブでした。御来場いただいた方、どうもありがとうございました。3rdアルバムの発売にあわせて栗コーダーのサイトも模様替えして、こんなコーナーが出来ました。昨日の打ち上げの席でこのコーナーのタイトルを決めなければならなくて、勢いで「コマンドラインからこんにちは」などという意味不明な名前にしてしまいましたが、まあいいでしょう。毎日は書けないと思いますが、時々のぞいて下さいね。

 リンクページに私の個人サイト「関島岳郎の部屋」が加えられました。昨年の1月に仮公開して以来一度も更新していない最悪のウェブページであります。実は正式公開に向けて密かに手直し中ですので、しばしお待ちを。ソースがあまりにきたなかったので、エディターでこつこつとタグを打ち直しています。エディターはMac用のフリーソフトのミミカキエディットを使用しています。ミミカキエディットはソースを書くのにとても便利にできているのですが、このような優れたソフトを無償で公開する心意気に感謝したいと思います。そういえば、私がパソコン通信を始めた頃は、オンラインソフトといえば大体フリーウェアだったなあ。

[link:1] 2001年04月15日(日) 11:01


top profile discography schedule blog twitter facebook order other
contact us

Copyright(C)1997- The Kuricorder Quartet All rights reserved.

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。