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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎:2002-05-27


2002年05月27日(月)横浜ジャズプロムナード顛末記

   横浜ジャズプロムナードに出演した時の事を書いておこうと思う。

5月25日

 本日はランドマークホールにて、大原裕ユニットとシカラムータで横浜ジャズプロムナードに出演する。大原裕ユニットの本番は12:00。本番が近くなってメンバーがぽつりぽつりと集まっても大原が来ない。すると、ジャズプロムナードの責任者から電話。大原は昨日横浜のホテルに入っているのは確かだが、今どこにいるのかつかまらない、12:00になったら大原がいなくても始めて欲しい、ちなみに大原は昨日京都駅にトロンボーンを忘れて来たので主催者側で中尾にトロンボーンを持ってきてくれるように頼んだ、とのこと。まもなく中尾がトロンボーンを持って登場。定時を15分ほど押して開演。いつ大原が来ても良いようにステージ中央にトロンボーンをセッティングしておく。とりあえず演奏可能な曲も多くないので、1曲1曲を長めにやることにする。1曲目、ドラムソロから始まって、テーマ、ソロとゆるやかに進行。そろそろ終わりのテーマに戻るかというあたりで、客席から怪しい男がステージによじ登り、舞台中央に歩いて来る。大原だ。トロンボーンを持ったかと思うとそのままトロンボーンソロ。1曲目が終わって何事も無かったかのようにMC。そして4曲ほどやってライブは終了。大原に関してはいろいろあるが、すべて割愛。前回の大原裕日記の反響が大きすぎたので。ただ、大原がぽつりと漏らした一言を書いておく。「世の中のことがわかってきたと思っていたが、全然わかっていないということがわかった。」
 シカラムータのステージまで時間があるので、客席でしばらく他のアーティストのライブを見る。ふちがみとふなとはベースとボーカルのデュオ。この二人はそれぞれ良く知っていて共演もしているのだが、ふちがみとふなとのライブを見たのは初めてだ。ベースラインとメロディーだけのシンプルな編成で美しい音楽を奏でていた。その後にハン・ベニンクのドラムソロを見る。機知とユーモアに富んだソロで飽きさせない。そして何より手が速い。ステージを縦横に駆け巡り、客席を叩き回り、あっという間の50分だった。次の出演のチャンバンドは渋さ知らズ内ユニット。出番前だったのであまり見られなかったが、キーボードの佐々木彩子という人は、得体の知れない才能の持ち主のようだ。
 そして、18:00からシカラムータのステージ。この日はつの犬と吉田達也のツインドラムにゲストで川口義之が加わる豪華編成。しかし、本番前にマネージャーのこぐれの携帯に、「本番に間に合いそうにありません。」というバイオリンの太田からのメッセージが入る。開演時間になり、太田抜きで演奏を始める。2曲目の途中で太田がステージに現われ、セッティングを始める。間奏でメガホンを取り出し、客席におわびのあいさつ。一通り口上が済むと、またセッティングを始める。その後は、いつも通りのシカラムータのステージ。
 というわけで、本日の教訓。

「遅刻をしても、登場の仕方でチャラになる。」

5月26日

 四丁目ばんどでランドマークホールに出演。書くことが何も無いくらいスムーズに進行。酒井俊さんの調子は素晴らしく良くて、満員のお客さんの反応も上々。良いライブでした。
 というわけで、本日の教訓。

「だめなことほど書きやすい。」

[link:39] 2002年05月27日(月) 23:51


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