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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2008年02月10日(日)松明堂

 松明堂でのコンサートは今年で3
回目。響きの良い会場でアンプやスピーカーなど電気の力を借りずに演奏すると、会場の建物や場の空気まで含めて楽器なのだということを実感する。

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[link:469] 2008年02月12日(火) 14:12


2008年02月03日(日)沖縄の海

 沖縄から帰ってきました。那覇とコザでのこまっちゃクレズマのライブは大盛り上がり。お世話になった主催者、関係者の方々に感謝いたします。

 帰りがけに辺野古の海岸に寄りました。世の中に無駄な公共事業は多いけれど、沖縄の砂を全部集めても足りないくらいの土砂を使って貴重な珊瑚礁の海を埋め立てることほど無駄なことは無いと思います。


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フェンスの向こうには入れません

[link:468] 2008年02月06日(水) 12:52


2008年02月01日(金)那覇

沖縄に来ています。
意外と寒いです。
市場でいかした豚を見ました。

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[link:467] 2008年02月01日(金) 14:43


2008年01月25日(金)飯田線

 飯田に呼んでいただきました。うれしいです。
 行きは昨日豊橋から飯田線で入って、今日の帰りは飯田から岡谷に抜けて帰ってきました。憧れの飯田線全線制覇です。本日は天気も良くて、堪能しました。

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[link:466] 2008年01月26日(土) 06:10


2008年01月21日(月)試写会にて

 栗コーダーカルテットが音楽を担当した草間彌生さんのドキュメンタリー映画の試写会で少し演奏した。草間さんご本人と同じ楽屋で少々緊張するが、映画の中とまったく同じ草間さんと草間スタジオのスタッフの会話の中にいると、映画の中に迷い込んだようだった。

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楽屋の窓から
元ワンゲルなので高い所は好きです

[link:465] 2008年01月23日(水) 10:07


2008年01月18日(金)桜井関島デュオ

 下北沢のleteという店で桜井さんとデュオをやった。この店は知人も多く出演していて前から気になっていた店だが、こじんまりとしてとても落ち着く良い店だった。

 桜井さんはスチール弦のアコースティックギターとエレキギターとバンジョーウクレレ、僕はテューバとリコーダーとカシオトーンを使い、前半は「サムハッピーデイ」1曲、後半も「サムハッピーデイ」1曲、そしてアンコールも「サムハッピーデイ」というハッピーなライブだった。

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[link:464] 2008年01月19日(土) 10:10


2008年01月01日(火)あけましておめでとうございます

 すみません、昨年は2度しか更新できませんでした。今年はもう少し頑張ります。

 それにしても、昨年もいろいろなことがありました。1年の速度が年と共に加速しているのを実感します。その速度に単に身をまかせるのではなく、うまくつきあっていきたいと思います。

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今年の年賀状

[link:463] 2008年01月01日(火) 09:38


2007年02月01日(木)アドさんとライブ

 昨日は国立の奏でアド・パイネンブルグ+桜井芳樹+関島岳郎+大熊ワタルというライブだった。
 オランダのサックス吹きのアドさんにはシカラムータのツアーでとてもお世話になっていたので、アドさんからライブのブッキングのオファーを受けた時に喜んで引き受けたのだが、いざ一緒にやるとなると、実はアドさんの演奏をあまり聴いたことがないことに気がついた。メールでどんな風にやるか打ち合わせようとしたのだが、英語が苦手な僕だとうまく話しが通じない。まあ、向こうから来たメールを翻訳サイトで和訳、それに対して日本語で返事を書いて翻訳サイトで英訳して送付、という形式でやりとりしていたので、微妙な話は無理だろう。
 セッション用の曲を書いたりもしていたのだが、当日になってどうやらアドさんは独立した曲をやるよりもすべて即興で進めるのが流儀とわかった。当日はアドさんと日本人3人それぞれとのデュオと4人でのセッションがすべて即興のステージとなったが、なかなか密度の濃い音楽になった気がする。アドさんはもちろん、桜井、大熊の両名も集中力と反応が素晴らしい。楽しい一夜でした。

 久しぶりに国立に行ったのだが、駅舎が無くなっていたのがちょっと寂しい。

[link:462] 2007年02月02日(金) 13:14


2007年01月01日(月)あけましておめでとうございます

 昨年後半は更新が滞ってしまいました。忙しいなどというのは理由にならないのでありまして、徐々に活字に対する意欲が薄れてきているのかもしれません。

 栗コーダーカルテットは昨年かなり活発に活動しました。いろいろな方からお声がかかる上に音楽的にも充実した活動ができて、バンドとしては実に幸福な1年だったと言えるでしょう。今年はさらに地に足のついた活動をしたいと思います。

  ピットインのカウントダウンライブに出演して深夜に帰宅、年が明けて最初に聞いた音楽はクライスラーやガーシュインの自作自演盤でした。今年の抱負というわけではないですが、僕個人としては、古くも新しくもない音楽を作っていきたいと思います。

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今年の年賀状

[link:461] 2007年01月01日(月) 10:26


2006年07月27日(木)レコ発ライブ終了


 ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました。そして、いつも応援して下さる皆さん、ありがとうございます。今のこの時代に、僕らのような地味な音楽のコンサートに足を運んでいただけることのありがたさは身にしみて感じております。

 ライブでウクレレを弾いたのは初めてだったのですが、やっぱり普段慣れていない楽器は難しい。昔のギネスブックに一番簡単な楽器としてウクレレが挙げられていましたが、あれは嘘ですね。楽器はみんなそれなりのことをやろうと思ったらそれなりに難しいです。

 僕の使っていたスタイロフォンという楽器について質問が多かったので、写真をお見せしましょう。金属の鍵盤に付属のスタイラスペンで触れると音が出ます。60〜70年代のイギリスの電子おもちゃ楽器で、密度の濃い太い音がします。これはソプラノタイプですが、他にもいろいろなバリエーションがあります。マニア向けのサイトはこちら。
http://www.stylophone.fsnet.co.uk/index.html


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[link:460] 2006年07月27日(木) 09:21


2006年03月08日(水)新兵器

 先日書いたPSE法のこと、あれから毎日動きがある。国会でも取り上げられはじめられた。音楽評論家高橋健太郎さんのブログでは、健太郎さんの考えの深さに勉強させてもらいました(僕が鈍いだけか)。

 昨日はNHKで栗原さん書きの「いないいないばあ」サントラ録音。テューバ、トランペット、フリューゲル、リコーダー、エレクトロニクスを担当。僕の出す電子音は、最近だんだんおもちゃっぽい音が中心になってきている。昨日は初めてこれを使った。ずいぶん前から持っていたのだけど、なかなか使う機会がなかったので。

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[link:459] 2006年03月08日(水) 11:46


2006年03月07日(火)NAXOS

 NAXOSレーベルというのは廉価版レーベルという印象があったが、レコード屋で改めて眺めてみると、なかなか他のレーベルが出さないようなマイナー曲やSP盤の復刻を出している。昨日はモートンフェルドマンの弦楽四重奏曲とカザルスの小品集を購入。モートンフェルドマンの弦楽四重奏曲は1曲78分で、トラックは1つ。すごい。

[link:458] 2006年03月07日(火) 12:04


2006年02月18日(土)電気用品安全法(PSE法)に対する署名

 ネット上で今年に入ってからPSE法に関しての話題が沸騰しているが、新聞やテレビでは驚くほど話題になっていない。この法律に関しては、ちょっと検索してもらえばいくらでも情報があると思うが、はじめて知る人はとりあえずこの記事あたりを読んでリンクをたどってみて欲しい。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/14/news017.html

 要するに4月1日からPSEマークのついていない電気製品(コンセントに挿すタイプのもの)の販売が禁止になるというもの。音楽家の立場からこの法律を見ると、レコーディングに不可欠なヴィンテージ機材、ソフトシンセで代用できないビンテージシンセ、素敵な音のヴィンテージアンプ、その他音楽の現場に関係のある電気製品が手に入らなくなるということが大問題だ。この法律の問題点はいろいろあるわけだが、この観点ひとつだけを取ってみても、大問題である。くわしくは、ここのリンク先を読んでみて下さい。
http://sound.jp/pse/

 上のリンク先でも署名用紙の配布を始めているが、日本シンセサイザープログラマー協会がネット上での署名を始めた。これはブラウザーから簡単に署名できる。僕もさっきしました。
http://www.jspa.gr.jp/pse/
実はこの法律、5年前から決まっていて、今年の4月1日までは猶予期間だったわけです。もう時間がないのです。

[link:457] 2006年02月18日(土) 11:09


2006年01月21日(土)ローベルト・ザグレッヂーノフさんのコンサートに行った

 昨日はバシコルスタン共和国から来日した口琴奏者ローベルト・ザグレッヂーノフさんのコンサートを聴きに行った。ローベルトさんは口琴名人で、なおかつ発明口琴製作者でもある。弁の長さが演奏中に変えられるピストル型トロンボーン口琴や洋梨型共鳴機付き口琴、ベル付き口琴など変わった口琴を発明している。

 昨日のコンサートの中身は大きくわけて「バシコルトスタンとその周辺の民謡」「口琴による描写音楽」「世界の音楽」「発明口琴のデモンストレーション」の4つの要素を織り交ぜて構成されていた。この中でびっくりしたのは「世界の音楽」で、たとえばラベルのボレロやビゼーのカルメン、果てはパガニーニや荒城の月、おもちゃのマーチまで演奏した。口琴をご存知の方ならわかると思うが、口琴は基音が常に鳴っていて、その上の自然倍音列が同時に鳴る楽器である。曲をやろうと思うと、どう頑張っても基音の調のダイアトニックスケールを盛大なドローン付きでかろうじて鳴らせるという程度にしか演奏できない。スタンダードな曲をソロでやるのは困難な楽器だろう。実際世界口琴十傑に入るローベルトさんの腕を持ってしても、その曲を知っていればかろうじて判別可能という程度で、チェブラーシカのゲーナの歌のようなマイナースケールの曲は曲を知っていても時々どこをやっているのかわからなるような演奏だった。しかし、ローバルトさんはまったく意に介せず次から次へといろいろな曲を演奏して、その例えて言えば伝言ゲームの最後の人のような状態が面白くて、意外と楽しめた。ローベルトさんのおおらかな人柄だろう。

 バシコルスタンの国民的楽器のクライという笛も演奏していたが、特殊な奏法の笛で、吐く息の三分の一くらいしか音の形成に役立っていないような笛だった。こもって小さなかすれた音で、たぶんタンギングもできない。バシコルスタンの国民性に興味を持った。

[link:456] 2006年01月21日(土) 11:16


2006年01月18日(水)引きこもり

 1月8日から俊さん、DCPRG、こまっちゃクレズマのツアー、コブラ、栗コーダーでのコンピレーション用録音、そのミックスと続いて、昨日で一段落。今日からはしばらく休みなので部屋の片付けでもしようと思っていたが、新しく購入した機材が面白くて、一日中それで遊んでしまった。新品のエフェクターを買ったのは久しぶりだ。

 今月の前半で特筆するべきことは、初めて島根県で演奏したことだ。あちこち行っているようで、案外行ったことの無い県が各地方に少しずつ残っている。例えば、九州では佐賀県で演奏したことがないし、四国では意外と香川県で演奏したことがない。他に和歌山県、奈良県、福井県、秋田県が演奏したことの無い県だ。全県制覇は遠い。

[link:455] 2006年01月18日(水) 17:09


2006年01月03日(火)おひさしぶりです

 今日は2006年1月3日ですが、この前の更新は2005年の8月26日、これはちょっとあんまりですね、このコーナーのシステムを開発してくれたU5さんに申し訳ない。

 昨年は本当にいろいろなことができた一年で、音楽家として充実した一年を過ごすことができました。ひとつひとつのライブや録音で新たな発見があり、この年令になっても日々勉強であることに音楽の奥深さを感じます。

 昨年急速に高まったSP盤熱はまだ続いていて、新譜のCDはほとんど買わずに古いSP盤ばかり買い漁っています。蓄音機で聴く音楽がこんなに気持ち良いというのは、僕にとって大きな発見でした。懐古趣味に走るのではなく、この気持ちの良さを自分が作る音楽に生かせたらと思います。

 それと同時に電子音の世界にもこっそりはまっていました。サントラものなどで小出しに使ってはいますが、いずれ自分なりの非アコースティックな音世界も作ってみたいと思います。

 今年はもう少しまめに更新したいと思います。
 ともあれ、本年もよろしくお願いいたします。

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愛用の蓄音機

[link:454] 2006年01月03日(火) 16:39


2005年08月26日(金)葉山にて

その葉山の海はこんな具合でした。

撮影は森洋利さん。
舞台写真をてがける森さんのブログは、なかなか面白いです。
http://blog.livedoor.jp/ymp1/

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[link:453] 2005年08月26日(金) 10:46


2005年08月18日(木)楽器の中から

 今日は加藤千晶さんのライブのリハだった。

 スタジオでテューバをケースから出そうとしたところ、ベルの奥の方からばさばさと音がする。上から覗いても何も見えない。意を決して楽器を回転させてベルを下に向けて振ってみた。一匹の蝉がぽとりと床に落ちる。

 昨日は葉山の海の家でこまっちゃクレズマのライブだった。ほとんど屋外みたいなものだから、蝉がベルに飛び込んでも不思議はない。アンコールにお客さんと共に海岸の砂浜に移動して演奏したので、その時かもしれない。ただ、テューバは演奏していないときはベルを下にして床に置くので、蝉が楽器に飛び込んだのは演奏中の確率が極めて高い。

 蝉のそばで大砲を鳴らしても蝉は逃げなかったので蝉は耳が聞こえないのではないかとファーブル昆虫記に書いてあるが、それは蝉の聞こえる周波数帯域が蝉の鳴き声のあたりの極めて狭いものであるのが原因だそうだ。今回の例からも、テューバの音の帯域は蝉の可聴範囲外であることがわかる。

 とりあえず飛ぶ力は残っているようだったので、外の木に放してやった。雄の蝉だったら、鳴き声ですぐに気がついただろう。

[link:452] 2005年08月19日(金) 03:55


2005年06月07日(火)行って来た

 「3日間楽器を吹かなくていい時があったら、来てくださいね。」と行きつけの歯科医に言われたのが一昨年の夏。その後3日間楽器を吹かない日も無いわけではなかったが、楽器は吹かないがミックスをするとか、楽器は吹かないが実家に帰省するとか、何かしら入っていた。一応体力を使う用事が入っていない時の方が良いだろう。それから2年。その時がやってきた。

 というわけで、今日は親知らずを抜いてきた。前に下の親知らずを抜いたことがあって、その時は意外とあっけなく抜けた。今回は上の歯なので、きっと楽だろうと思っていたら…。

 ガリガリ、バキバキッ、ボキボキボキッ

 案外痛いではないか。油断禁物。

 抜いた親知らずを記念にもらってきたが、どうも他の歯に比べると間抜けな形をしている。抜かずに済めばそれに越したことはなかったのだが。親知らずとか、盲腸とか、尾てい骨とか、進化の過程で落ちこぼれた奴らのことは、何だか好きなのである。

 さて、そろそろ麻酔が切れてくる頃だ。

[link:451] 2005年06月07日(火) 16:34


2005年03月21日(月)爆発

 前回の文章がかなり支離滅裂だ。最近下書きをしないで書いたらそのまま送信しているせいか、あるいは早朝に書いているせいか。

 京都のパレスサイドホテルからXSKeyが送られてきた。やっとLOGICが復活だ。しかし、お世辞でなくパレスサイドホテルは良いホテルだと思う。特に長期滞在の人におすすめだ。もともと1泊5000円で安い宿代なのが、長く泊るとさらに安くなる。海外からの旅行者も多い。

 今年は花粉が多いと聞いていたが、意外と症状がほとんど無いので治ってきたのかと思っていたら、19日に爆発した。うーん、外に出たくない。

 その19日はサックスの矢口さんが書きの映画のサントラのレコーディングに行った。ギターが桜井さん、ベースが松永さん、ドラムがれいちさん、トロンボーンが増井君という編成。増井君に会ったのは何年ぶりだろう。あと、れいちさんがドラムを叩いているのを見たのもずいぶん久しぶりのような気がする。録音の都合上、映画のオープニングと中ほどの一場面とエンドロールのあたりしか見ていないが、不思議な映像だった。構図やテンポにCM的なものを感じたのでひょっとしてと思って聞いてみると、案の定CM出身の監督だそうだ。日本での公開は来年とのこと。早く見てみたい。

[link:450] 2005年03月21日(月) 06:37


2005年03月19日(土)壊れたり無くしたり

 3月14日からオフノートレーベルの企画ライブを東京、名古屋、京都でやった。今回は鈴木翁二さんをメインのゲストに新ユニットのウタタネ(薄花葉っぱの女性3人+小暮はな+水晶)、いとうたかおさん、オクノ修さん、それにオフノートのレギュラーバンドという出演者。それぞれに良いライブだったが、十数人で移動しているツアーにしては動員が寂しかった。毎回内容を変えながらこのライブシリーズは隔月で続いていく。次の5月のライブは多くの人に聞いてもらいたい。今のままでは実にもったいない。

 今回のツアーでは船戸さんが全般にベースを弾いていて、しかも上ものは山田さんのハープ、HONZIのバイオリン、中尾君のサックスと豊富、つまり僕は案外やらなければならないことが少ない。そこで、場面によってトモミンを使ってみることにした。ところが、吉祥寺MANDA-LA2でのリハーサルでトモミンを鳴らしてみると、どうもおかしい。PASSスイッチが利かないのだ。中を見てみると、スイッチが割れて崩壊していた。PASSスイッチは僕がトモミンを演奏する上で多用する場所なので、これは困る。とりあえずこの日はPASSスイッチを使わずに演奏してみたが、どうも調子が出ない。まあ、特殊な部品では無いので、暇なときに秋葉原に行けば済むことではあるが、現状では中途半端にしか演奏できないのでトモミンをツアーに持って行くのはやめることにした。
(PASSスイッチとは、写真のトモミン本体の中央に突き出しているスイッチhttp://www.adachitomomi.com/j/a/tomomin.html

 ツアーで名古屋に向かう車中にて他のメンバーから昨日吉祥寺でのトモミンが良かったと言われ、トモミンを持ってこなかったことをちょっと後悔したのだが、ふと、ツアーに持ち歩いているiBookをトモミンの代わりに使えないかと思いついた。早速得三でLOGICを立ち上げ、いくつか音を作ってみる。最近のLOGICはCAPSLOCKを押しておくとコンピューターのキーボードが鍵盤代わりになるので、演奏には本体のキーボードを使用。ラインアウトは使わないで、コンピューターの内蔵スピーカーから出してマイクで拾う。つまりiBookを何にも接続しないで、完結した楽器として使ってみたわけだ。この状態だと実にか細い音しか出ないのだが、それが良い雰囲気だった。だいたい聞こえるか聞こえないかくらいで電子音がどこからともなく漂っているのが理想だったので、ちょうど良い。得三と翌日の磔磔はこの状態で演奏した。ただ、ステージ上にノートパソコンが置いてあるのがどうにも格好悪い気がして、物陰に隠しながら使っていた。

 磔磔の2日目、サウンドチェックでiBookを鳴らそうと思ったら、XSKeyが見つからない。XSKeyというのは、LOGICのプロテクトを解除するところのUSB端子に差し込む小さなパーツで、それを装着しないとLOGICが立ち上がらないようになっている。ライブで使っていたこともあって、いつもと違う場所にXSKeyをしまっていたのだが、どうもそれが良くなかったようだ。考えられる場所はステージか、ホテルか、自分の荷物の中くらい。捜せる場所は捜して、ホテルにも連絡したが、結局見つからなかった。たぶんホテルの掃除の人が不要物と思って捨ててしまったのだろう。少なくとも高価なものには見えない。例えて言えば、おまけの栓抜きのような外観だ。ライブは他の楽器も使えるのでまだ良いが、東京に戻ったらいろいろやらなければならないことがあるので
すぐにLOGICを使いたい。APPLEで再発行してくれるのにどれくらい時間がかかるのだろう。困った困った。

 その夜はついつい朝まで飲んで、そのまま京都駅から新幹線で帰宅。家に着いたら、ホテルから電話があって、XSKeyを見つけたので送ってくれるとのこと。良かった良かった。捨ててしまったのではと疑ってホテルに申し訳ない。いや、パレスサイドホテルは良いホテルです。

[link:449] 2005年03月19日(土) 04:45


2005年03月12日(土)この10日間

 ライブドアの社長は最初僕と同年代かと思ったら、意外と若かった。僕の年代の男子は株を「男一匹ガキ大将」というマンガで知ったので、「株と言うのは買い占めたり買い占められたりするもの」「会社というのは乗っ取ったり乗っ取られたりするもの」と最初に刷り込まれている。

3月2日

 栗原さんの書きで「いないいないばあ」のBGMの録音。初めてヤマハのCS01を使ってみたが、内蔵スピーカーの音がしょぼくて、なかなか良い。

3月3日

 高円寺の老舗沖縄料理屋、抱瓶にてシカラムータのライブ。お客さんの盛り上がりがすごかった。終わった後は、泡盛を大量に飲む。

3月4日

 茅ヶ崎市民文化会館にてこまっちゃクレズマのライブ。地元の障害者のための作業所が中心になっている音楽会で、昨年に続き出演。最後はお客さんもステージに上がってもらって、大ダンス大会となる。

3月5日

 大阪で大阪楽団のリハ。大阪楽団は大阪にちなんだ古き良き時代の曲を中心にした楽団で、明日が初コンサート。僕も半分くらいアレンジさせてもらった。夕方のリハだったので、夕食後早めに宿で寝る。織田作之助の話をしていたら自由軒のカレーが食べたくなったので、夕食は自由軒の名物カレーを食べた。

3月6日

 朝8時頃起きる。ここ1年間で最長の睡眠時間だった。昼食は難波のインディアンカレーという古びた店に入ってみる。変わったカレーだった。さて、大阪楽団のコンサートはフィドル倶楽部にて。1時間強の短いコンサートだったが、満員の客席の年齢層がかなり高かったことを考えるとちょうど良い長さだったかもしれない。最年長のお客さんは92歳だった。大阪楽団の演奏はなかなか良い雰囲気。いろいろなところからメンバーが集まっているのも良いのだろう。指揮をしていた古川さんはSP盤のマニアで、本当に楽しそうに指揮をしていた。今回のアレンジは原曲にほとんど忠実にやってみたのだが、昔のアレンジはなかなか面白い。僕も蓄音機が欲しくなってしまった。この日残念だったのは、スペシャルゲストに予定されていたはっちゃんぶんちゃんが来られなかったこと。本当に残念だ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/adomachi/050212/06.html

3月7日

 もQさんの訃報を聞く。名古屋を通過する新幹線の中でご冥福をお祈りする。東京に戻って明日のアレンジ、そして打ち合わせ。オルテンドーの三枝さんのライブを聞きにMANDA-LA2に行く。あいかわらずすごい声だ。

3月8日

 辰野の三浦久さん宅で録音。昨年録音したアルバム「千の風」に「碌山」という曲が入っているのだが、その「碌山」を中心に安曇野にある碌山美術館で販売するミニアルバムを作ることになったそうだ。「千の風」から3曲と、今回新しく録音する「次郎」という曲の4曲入りとなる。「次郎」は碌山に影響をあたえた井口喜源治の詩に曲をつけたもの。文語体の難しい歌詞に、アレンジをどうするかずっと迷っていたのだが、テューバとバリトンホルンのカルテット(といっても僕一人だが)をベーシックにすることにした。僕のバリトンホルンは1895年製で、それは碌山が井口喜源治と安曇野で時間を過ごしていた頃だ。こじつけではあるが、そんなところから理由を拾ってきてうまくいく場合もある。エンジニアの石崎さんの車で三浦さんのお宅に行き、この日は三浦さんの弾き語りと僕のカルテットの録音。

3月9日

 昨日録音したベーシックに、昨夜遅く到着した中尾のゴロスとソプラノサックス、本日到着したHONZIのバイオリンとマンドリンを重ねて、録音終了。なかなか良いテイクが録音できた。石崎さんの車で夜遅くに東京着。

3月10日

 入谷なってるハウスにてOKIDOKIとパワートリオの対バンでライブ。なかなか良い組み合わせだったと思う。パワートリオでベースを弾いているかわいしのぶさんは回文の本も出している回文家でもある。なぜか最後のセッションで回文を披露しあうコーナーになってしまった。僕は憶えていた旧作を出したのだが、かわいさんが「放送できなかった回文」というのを紹介したので、つい調子に乗って下ネタ回文まで披露してしまった。

 3月11日

 石崎さん宅で先日録音した三浦さんの「次郎」のミックス。4曲入りのミニアルバムだが、とても聞きごたえのあるものとなった。その後栗原さん宅でブツの受け渡し。

 最近家でよく聞いているのは小間さんのソロアルバムだ。何だか気持ちよくて、音楽の仕事をしている時以外はずっとかけている。

「青空/小間慶大」(リトルモアレコーズTLCA1015)









[link:448] 2005年03月12日(土) 14:40


2005年02月22日(火)今月のライブ終了

 栗コーダーのツアーに続いて、カバレットシネマ、アノン、パスカルズ、西内隊と連日楽しいライブが続いたが、昨日の西内隊で一区切り。最近ちょっと飲みすぎだ。昨夜も朝まで鶯谷で飲んでしまった。それにしても、今月はいいライブが多かった。音楽やっていて良かった。

 話は変わるが、ニフティのパソコン通信のサービスが停止になる。今でもAirCraftを使ってパソコン通信経由でメールをやりとりしている僕にとては一大事なのだが、それほど話題になっていないところをみると、パソコン通信を使っている人はほとんどいないのだろうな。あさかぜの廃止と同じく、時代の移り変わりを感じる。

[link:447] 2005年02月22日(火) 15:39


2005年01月22日(土)遅ればせながら

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 今年も新宿ピットインで年越しのライブをして、1月5日まで帰省、その後6日からOKIDOKIとこまっちゃクレズマのツアーに出て、以後は通常の生活に。

 昨日はホッピー神山さんのレコーディング。昨年11月から頼まれていて、一昨日にも確認の電話があった。13時から録音なので、12時半くらいに入って欲しいとのこと。それで、昨日、吉祥寺のGOKスタジオへ12時半に入った。チェロの坂本さんや琴の八木さん、それにパーカッションの岡部君などがいる。
「あれ、関島さんも頼まれたんですか。」
「なんだか大人数のプロジェクトみたいですねえ。」
と、そこに事情通のボーカルKILILO嬢が
「大変!関島さん、ホッピーのレコーディングはアバコスタジオよ。」
ふむ、GOKで行われていたのはKirilola嬢のライブのリハだったか。何はともあれ、急いで早稲田にあるアバコスタジオへ。

 10分遅れでアバコスタジオに到着。あわててスタジオに入ると、広いスタジオの中でストリング、管打楽器が席について、指揮台のホッピーさんが説明を始めていた。やばい。
「いつものスタジオと間違えました!」
「すると、うちのスタジオに行ったのかな。」
振り向くとGOKの近藤さんだった。

 その後録音は5時間ほど。管弦打同じ部屋での一発録りはさすがに緊張する。隣に座っていたのが音楽を熟知しているトロンボーンの松本さんで、いろいろ勉強になった。

 今日は高円寺の円盤にてふいごのライブ。早くも今年10本目のライブになる。

[link:446] 2005年01月22日(土) 14:17


2004年11月18日(木)bloc

 office Kが開発したblocを使い始めてみた。まだ11月の予定しか入力できていないが、自分のスケジュールは今後blocで公開するようにしようと思う。
http://www.bloc.jp/sekizima/

[link:445] 2004年11月18日(木) 19:29


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