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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2003年08月07日(木)四丁目ばんどのツアー3日目

 今日はライブは休み。岡山から広島に移動する。岡山を発つ前におよべさんのお店に寄ってうどんをいただいた。僕が食べたのは、温泉玉子入りすだちうどん。具、つゆ、麺のバランスをよく吟味して、ていねいに作られたうどんだった。

 広島の宿に入って、明日のライブの主催者のルーシーさんに会った。ルーシーさんはジュゲムというロックを聴かせる老舗バーの女主人だ。お好み焼きをごちそうになった後、ジュゲムに飲みに行った。70年代のロックの流れる小さな店内はとても落ち着いて、静かに広島の休日の夜を過ごす事ができた。

[link:256] 2003年08月12日(火) 09:20


2003年08月08日(金)四丁目ばんどのツアー4日目

 広島アステールプラザにてライブ。台風が接近していて、ニュースでは今晩に広島上陸かとの予想も流していた。結果的に直撃はまぬがれたが、交通機関の関係で来られなかったお客さんが多数いたようだ。コンサートの内容が良かっただけに残念。

 コンサートの後は、主催者のルーシーさんの店ジュゲムで打ち上げ。この店は何だかいい。狭さと空間の形と音楽のバランスが良いのだろう。会員制度もあって、月会費を払うとお得に飲めるらしい。もう少し近所なら僕も会員になりたい。

[link:257] 2003年08月12日(火) 09:21


2003年08月09日(土)四丁目ばんどのツアー5日目

 ツアー4日目は京都の磔磔。何かとお世話になっている店だが、四丁目ばんどでの出演は初めてだ。先月の日記に動員の心配を書いたが、まずまずの入り。いつもシカラムータに来てくれている知人は、「初めて関島さんの音がひとつひとつ全部聞こえた」。

 ライブ後は、最近の打ち上げの定番の山口西店へ。その後太田さんと京都の知人の3人でクエストというジャズバーにはしご。飲み過ぎた。

[link:258] 2003年08月12日(火) 09:22


2003年08月10日(日)四丁目ばんどのツアー6日目

 昨日飲み過ぎたので二日酔い気味。食欲が無いので、朝食は甘味屋でみたらし団子ときなこ白玉のセットで済ます。

 ツアー最終日の今日は名古屋のTOKUZO。昨日の磔磔に続いて四丁目バンドでは初めての店だ。個人的には出演20回目。ライブ後に店で飲んでいる時にそのことを店長の森田さんに言ったら、20回記念ということで飲み代を半額にしてくれた。四丁目ばんどのメンバーには、回数を数えていることのほうがすごいと言われた。栗コーダーのメンバーのようなデータ好きの音楽家は、案外珍しい。

[link:259] 2003年08月12日(火) 09:22


2003年08月11日(月)ストラーダのミーティング

 12時にホテルをチェックアウトして、のんびりと東京に戻る。栗コーダーでも一度はこんな目にあってみたい。

 東京に戻ったあとはストラーダのミーティング。ライブ盤の選曲会議第2回。だいぶ方針が定まったので、次のミーティングで曲順が完全に決まるだろう。アルバムタイトルは今日決まった。

 ミーティングから自転車で帰る途中、道で倒れている人を見かけた。全然動かないので死んでいるかと思って声をかけたら寝返りをうった。酔っぱらって寝ているようだ。近所の人達が遠まきに見ていたので話を聞くと、あの倒れている人はこの近くに住んでいる人で、いつも酔っぱらっている、気持ち悪いから私達はそばにはいかないけど警察は呼んだので安心だとのこと。近所の他の人が出て来ると、「この人が声をかけてくれたら、動いたんだって。」うーん、何だかなあ。「遠くの親戚より近くの他人」は昔の話か。

[link:260] 2003年08月12日(火) 09:23


2003年08月12日(火)伊藤真澄さんの録音

 栗コーダーポップスオーケストラで、伊藤真澄さんのソロアルバムの中の曲を2曲ほど録音した。大きなスタジオを使っての一発録りは、いいなあ。なかなか良いテイクが録れたと思う。10月の豊島公会堂も楽しみ。

[link:261] 2003年08月24日(日) 23:58


2003年08月13日(水)超音波は痛い

 超音波式の野良猫撃退機を体験した。超音波と言え可聴範囲の音も出ていて、かなりの不快感を味わうことができる。今までに聴いた音で最も不快な音のひとつだ。猫も大変だにゃあ。

[link:262] 2003年08月24日(日) 23:59


2003年08月14日(木)録音終了か?

 一応自宅での『美式天然』サントラの録音が終了した。とは言え、この後の編集、ミックスで不都合があれば、また録音に戻ることもありえる。それに録音しながら各曲ちょっとずつミックスや編集をしているので、何というか昔のようなけじめが無い。それでも、この夏のようにツアー続きだと、自宅に帰ったすきに録音、ツアー先でミックスということができるのはありがたい。これで、リバーブのプラグインのいいやつがあればいいのだけど。あの有名なサンプリングリバーブはG3では動かないしなあ。

[link:263] 2003年08月25日(月) 00:00


2003年08月15日(金)鳥が飛行機を遅らせた

 16、17日の2日間、愛媛県の城辺町で行なわれる「JAZZ IN 南レク」というジャズフェスティバルに四丁目ばんどで出演する。松山空港から車で3時間ほどの場所なので、本日は前乗りした。羽田空港に11時前に集合。しかし、かもめと飛行機の衝突事故で一時滑走路が閉鎖になり、飛行機の出発が1時間以上遅れた。この日峰厚介カルテットのドラムの村上寛さんとベースの岡田勉さんには初めてお会いしたが、峰さん、岡田さん、村上さんは飛行機を待つ間ずっとビールやら焼酎やらで酒盛りをしていた。松山に着いて、貸し切りの小さなバスで城辺町に向かうが、主催の方もわかっていらっしゃるようで、バスのクーラーの中にはビールがきっちり入っていた。途中うどん屋で食事をするが、そこでも酒盛り。僕と太田さんはそこで初めて飲み始めたが、岡田さんが「よかった、飛行機を待っている時に飲んでいなかったから、酒を飲まない人かと思った。」と。3時間半ほどで城辺町に到着。宇和島の南50kmほど、高知県との県境に近い、海に面した町だ。さっそく主催者の方が宴席を設けてくれた。東京から一緒に来た峰さん、岡田さん、村上さんに、大阪から車で来た佐山雅弘さん、小井政都志さん、大坂昌彦さんというメンバーのM's(マサちゃんズ)、それに四丁目ばんどという布陣。お開きになる30分前に、夜の飛行機に乗ってきた本田竹広さんが到着した。まだ全然飲み足りない本田さんと、朝から飲み続けの峰さん、村上さん、岡田さんは次の店へ消えて行った。

 あんなに長時間、ずっと楽しそうに飲んでいられるとは。僕などはまだまだひよっこだ。

[link:264] 2003年08月25日(月) 00:00


2003年08月16日(土)JAZZ IN 南レク

 朝9時頃朝食のためにホテルの食堂に行くと、峰さんが食事を終えて部屋に戻るところだった。昨日あれからもう一軒飲みに行ったのにこの時間に朝食を食べ終わっているとは‥‥、すごい。

 四丁目ばんどのリハーサルは15時からだったので、少し町を散策した以外はホテルの部屋で仕事をしている。音の薄いオケのファイルをいじっていて気がついたが、静かだと思っていたiBookのハードディスクの音がリコーダーのトラックに結構まぎれこんでいる。録る時にもっと注意すれば良かった。

 本番は18時から。あいにくの天気で会場はキャンプ場からホールに変更になった。出演はM's(マサちゃんズ)、四丁目ばんど、峰厚介カルテット+松島啓之の順で、最後に出演者全員のジャムセッション。僕はジャズのスタンダードをほとんど知らないのでジャムセッションがちょっと不安だったが、「サマータイム」をAmでということになった。ベースの岡田さんが進行役になってセッションは進んだが、知っている曲で助かった。

[link:265] 2003年08月25日(月) 00:01


2003年08月17日(日)南レク Music Camp 2003

 城辺町での2日目は南レク Music Camp 2003というイベント。会場もスタッフも昨日と同じだが、地元のアマチュアバンドが多数出て、最後に四丁目ばんどが演奏した。M's(マサちゃんズ)と峰厚介カルテット+松島啓之のメンバーは東京に戻ったり、九州や北海道での別のツアーに向かったり。それにしても、四国の西海岸は初めて来たが、人も町ものんびりしていていい。天気の良い時にまたゆっくり来てみたい。

[link:266] 2003年08月25日(月) 00:02


2003年08月18日(月)飛行機の離陸を遅らせた

 松山空港からの帰りの飛行機は満席だった。チケットを取ってくれた主催者からテューバの持ち込みは大丈夫だという話を聞いていたのだが、それは空席がある場合に楽器を置くために使わせてくれるというくらいことのようだった。今回ソフトケースで来たので、楽器を預けるわけにはいかない。何とか機内でテューバを置くスペースをさがすが、松山便は小さな飛行機なのでどうにも場所が無い。結局トイレをひとつテューバ置き場に使わせてもらった。そんなこんなで飛行機の離陸を10分ほど遅らせてしまった。次からは対策をたてねば。

[link:267] 2003年08月25日(月) 00:02


2003年08月19日(火)白州アートキャンプ

 山梨県の白州で毎年行なわれているアートキャンプにこまっちゃクレズマ+巻上公一で参加した。このフェスティバルには、過去にベツニ・ナンモ・クレズマーで2回、こまっちゃクレズマで1回参加している。今年はカバレットチッタに出た芸人さんと一緒にカバレットチッタの縮小版のようなことをやった。会場に到着した時はどしゃぶりの雨だったが、夕方には雨がやんで何とかやることができた。芸人さんの数がカバレットチッタの時より少なかったのだが、かえってそれぞれの芸を堪能できた。アクロバットのサブリミットのお二人の芸は研ぎ澄まされたプロの芸だと思ったし、ジャンピング綱渡りの王さんがあんなに高く飛んでいるとは、チッタのステージからでは気がつかなかった。あと、ふくろこうじさんの怪しい芸風に森の中のステージがぴったりだった。

[link:268] 2003年08月25日(月) 00:03


2003年08月20日(水)チャペルでこまっちゃ

 白州から移動して、小諸のホテルの中にあるチャペルでこまっちゃクレズマのライブをやった。小諸には「うめ組」という梅津さんのライブを引き受けてくれるグループがあって、過去に酒蔵、旅館、古い町屋などいろいろなところでライブをやったが、チャペルは今回が初めてだ。会場はチャペルなので当然残響が多い。そしてPAが無い。ドラムの入った編成でチャペルでPA無しというのも無謀かと思ったが、やってみたら何とかなった。バンドも長くなるとたいてい何とかなるものだ。

 今回は、リハ→食事→温泉→休憩→本番→打ち上げ→宿泊という流れをすべてホテルの中でまかなうことができた。そのため、小諸ではホテルから一歩も外に出ていない。たまには、こういうのも良いだろう。

[link:269] 2003年08月25日(月) 00:04


2003年08月21日(木)東京に戻って

 小諸を午前中に出発し、東京に帰る。家に旅の荷物を置いて、シカラムータのリハに向かった。フジロックで大破した坂本さんのチェロがきれいに直っていた。

[link:270] 2003年08月25日(月) 00:04


2003年08月22日(金)シカラムータのライブ

 Star Pine's Cafeにてシカラムータのライブ。Star Pine's Cafeは夏のイベントの最中で、縁日のようなメニューがあったり、くじがあったり、ゆかたや民族衣装を着て来たお客さんに特典があったりと、客足の鈍るこの時期に営業努力をしていた。それでも、客席がやや寂しかったので、ライブ中に太田さんが「えー、最近『シカラムータ離れ』が進んでいるそうですが‥‥。」と演説をする一幕も。

 ライブが終わったら妙に疲れていて、一番体力を消耗するバンドはシカラムータかもしれないと思った。でも、それは、演奏が迷宮に迷い込みそうな場面が何度かあったからかもしれない。

[link:271] 2003年08月25日(月) 00:05


2003年08月23日(土)シカラムータのリハ

 シカラムータの今月末のライブ用のリハ。今月末はドラムの吉田さんが日本にいないため、最近時々吉田さんとのツインドラムで参加してもらっている夘木さんに叩いてもらう。

 スタジオでウォーミングアップをしようとしたら、既にバテているような状態だった。しまった、午前中ずっとブッシュネットを吹きまくっていたからだ。

[link:272] 2003年08月25日(月) 00:06


2003年08月24日(日)リハのはしご

 昼間はシカラムータの名古屋用のリハ、夜はスリルの9/7のライブ用のリハ。スケジュールを埋めるのが生きがいの人も多いが、僕はどちらかと言えば適当に休みがあってのんびりやるほうが良い。一日の予定もひとつまでにしておきたい。でないと、スリルのようにマイペースでやっているバンドができなくなってしまう。川口君が「24時間テレビ、関島さん以外のスリルの人が出ているのを見ましたよ。」と。そうです、欠席しました。

 かと言って、3日以上休みが続くと何だか自分がだめな人間に思えてくるのも事実だ。加減が難しい。

[link:273] 2003年09月15日(月) 10:16


2003年08月25日(月)藤村さんの録音

 京都のフォークシンガー藤村直樹さんの録音。テューバを5曲とトランペットを3曲ダビングした。その後でオフノート社長の神谷さんが「インストを1曲入れたいんですけど、無伴奏のテューバのソロでどうでしょう。」‥‥、そいういうのは、トランペットを吹く前に言って下さい。

[link:274] 2003年09月15日(月) 10:17


2003年08月26日(火)栗コーダーのリハとミーティング

 久しぶりに栗コーダーのリハーサルをした。ゆるーいリハの後にゆるいミーティング。やはり久しぶりに会うと雑談が長くなる傾向がある。

[link:275] 2003年09月15日(月) 10:17


2003年08月27日(水)チンドン博覧会

 浅草木馬亭のチンドン博覧会2日目に行った。昼間は東京のベテラン親方の芸を見る。チンドン博覧会初出演の高田光子さんのチンドンを久しぶりにじっくり聴いたが、やはり素晴らしい。夜は全国の若手のセッション。僕は昨年に引き続き、大編成の楽隊である西内隊に参加した。アレンジもアドリブも無くただただ曲をやるというのも楽しいものだ。今日の演奏曲目は、「浅草の唄」「軍艦マーチ」「ハバナギラ」「星影のワルツ」の4曲。夜の部は内容が盛りたくさんで、ひとつひとつのコーナーは短めだった。いつかどこかで西内隊のワンマンライブができたらいいだろうなあ。

[link:276] 2003年09月15日(月) 10:18


2003年08月28日(木)曲順が決まれば

 栗コーダーカルテットのリハ。ミーティングの合間にリハをしていた感じで、明日の曲順を決めるのに全力をそそいだ。

[link:277] 2003年09月15日(月) 10:19


2003年08月29日(金)NHKから南青山

 朝8時入りでNHKへ。「公園通りで会いましょう」という番組に出た。この番組は週替わりのゲストと日替わりのゲストがいて、今日は週替わりのゲストは井上順さん、日替りのゲストは酒井俊さん。その酒井俊さんが歌う部分を四丁目ばんどで演奏した。あと、最後のセッション部分は出演者全員で。

 昼前に収録が終わって、ブッシュネット用にリードを買おうと楽器屋へ行った。NHKのそばのアクタスという管楽器屋に行こうとしたのだが、店を発見できない。移転したのか、廃業したのか、僕の勘違いなのか。そこで、渋谷の石橋楽器には少しだけ管楽器が置いてあったことを思いだし、石橋楽器へ行ってみる。しかし、管楽器はもう置いていないそうで、リードを買う事ができなかった。止むを得ず道玄坂を登ってヤマハに行った。この後に栗コーダーカルテットのライブがあるのでテューバ以外にグレートバスリコーダーとトランペットを手に持っていて、背中にも小物と楽譜が入ったリュックを背負っている。睡眠不足もあって、渋谷の街を横断してヤマハに着いた時はへとへとになってしまった。外苑前まで地下鉄で移動して、南青山マンダラの入り時間まで喫茶店で時間を潰すが、いつのまにかうたた寝していた。恥ずかしい。

 南青山マンダラでの栗コーダーカルテットのライブは、初めてやる曲や久しぶりの曲が多かった。個人的には最近入手したNIKKAN製のブッシュネットを初めて使ってみた。いつも栗コーダーで使っている全音製のブッシュネットにはキーがひとつ付いているが、NIKKANのブッシュネットにはキーが付いていない。色と形が、栗コーダーのCDジャケットのキャラクターが持っている笛に似ている。何とも憎めない楽器だ。音は全音のブッシュネットよりややしっかりしている。とはいえ、しょせんブッシュネットなので、最低音から1オクターブ過ぎると音程がめちゃくちゃになる。

[link:278] 2003年09月15日(月) 10:21


2003年08月30日(土)中部関西東北関西中部ツアー1日目

 今日から9月7日までツアーが続く。たまたまつながってしまったが、内容は日替わりでシカラムータ、こまっちゃクレズマ、須山公美子さん、華乃家ケイさん、渋谷毅さん、さがゆきさん、OKIDOKIなどいろいろだ。楽譜が多くて、荷物が重くなった。

 今日初日は名古屋のTOKUZOで小編成シカラムータ。新幹線に乗るために東京駅に向かい、新幹線のホームへ。途中の弁当屋で「とろとろ玉子かけハヤシライス丼」という弁当を買った。階段のところで桜井さんに会う。そこで、中央線の網棚に旅行かばんを忘れたことに気がつく。今回の荷物は衣類と楽器関係小物と楽譜の入った旅行かばんと壊れものの入ったデイパック、それにテューバだ。テューバとデイパックだけでもひとかどの重さなので気がつかなかったのだろう。網棚に荷物を置いた時に、忘れないように気をつけようと思ったのだが、思っただけでは何の効果も無かった。

 まださっきの列車が折り返していないかもしれないので、新幹線の改札で中央線のホームに電話してもらおうとするが、それはできないと冷たく言われてしまった。東海道新幹線はJR東海だからだろうか。中央線のホームに着いた時は電車は出た後。東京駅では特にそのような忘れ物はなかったとのこと。と言うより、折り返し運転の時は車内の点検はしないそうだ。その後、途中駅で発見出来なくて、荷物が見つかったのは終点の豊田駅。荷物を取りに豊田まで往復して東京駅から新幹線に乗ったのが16時2分。3時間25分のロスとなった。「とろとろ玉子かけハヤシライス丼」は荷物の発見を待つ間に中央線のホームのベンチで食べた。ソースとライスと半熟玉子が分かれていて、ホームでは食べにくい弁当だった。

 開場時間を過ぎてTOKUZOに着いた。お客さんのいる前で簡単に自分の音だけサウンドチェックをする。某バイオリニストの気分だ。この日のシカラムータは「シカラムータ突然変異」と名うって、大熊、川口、桜井、関島、夘木の5人で演奏した。ライブの終盤にこぐれみわのチンドンが入るという趣向。ドラムの夘木さんは、吉田さんとのツインドラムでは何度か御一緒しているが、一人で叩くのは今日が初めてだった。そんな時に遅刻してしまうとは申しわけない。

 明日は河内長野のホールに午前中に入らなければいけないので、名古屋に泊まると朝が少々大変だ。そこで、今日のうちに大阪に移動して泊まることにした。新幹線の終電と地下鉄の終電を乗り継いで難波のホテルへ。メールをチェックすると、最近オークションで競っていたブッシュネットを落札したという通知がきていた。先日NIKKANのを落札したばかりだが、今度のはずっと捜していた全音のブッシュネット2号だ。東京に戻るまで受け取れないが、これはちょっと楽しみだ。

[link:279] 2003年09月15日(月) 10:22


2003年08月31日(日)中部関西東北関西中部ツアー2日目

 今日は河内長野のラブリーホールでシプシーサマー2003に出演する。昼間の出演なので、11:00入りと時間が早い。河内長野の駅に着くと、何とバイオリンの太田さんがいた。昨日僕が大遅刻しておいただけのことはある。

 昼の部は小ホールでバンバンバザールと大阪のミュゼットバンド、それにシカラムータ。シカラムータ以外の2バンドはどちらもうまい。バンバンバザールは今年3度目の対バンだ。シカラムータは昨日いなかった太田さんと坂本さんが加わっていつもの編成。もちろん川口君もいる。今回川口君はゲストというよりはツアーコンダクターのような状態だ。やっぱり管楽器隊と擦弦楽器隊がそろってこそのシカラムータだろう。今日のステージでは「好きになってごめんなさい」の間奏で、美人バイオリニストに生まれて来なかった自分について切々と語っていた太田さんが印象的だった。

 夜はノート・マヌーシュ、チャボロ・シュミットグループ、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスのステージを大ホールで満喫した。夜は居酒屋の座敷で総打ち上げ。と言っても、出演者とスタッフ以外はあまりいないこじんまりした打ち上げだった。太田さんがバイオリンを弾き始めると、チャボロ・シュミットグループの人達もギターを取りに行き、セッションが始まったが、シカラムータは大阪市内の宿に帰らなければならなかったため、早々に打ち上げ会場を後にしなければならなかった。居酒屋から外に出た頃にはアコーディオンの音も聞こえ始めてきたから、きっと延々セッションが続いたのだろうな。

[link:280] 2003年09月15日(月) 10:22


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