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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2003年07月18日(金)ワンポイント録音

 目黒のリハスタで『美式天然』サントラの録音。今日は映画の中で比較的重要な1曲を録音する。くものすカルテットの7人と中尾勘二と僕が演奏しているのをワンポイント録音して、さらに数パートをダビングした。僕の移動システムは一度に2トラックまでしか録音できないので、必然的にこの形になる。しかもモニターシステムが無いので、映像の尺が決まっているところにクリックも無しで勘で合わせなければならない。人の配置や音量のバランス、テンポの設定などで時間がかかってしまった。さらに、演奏していない人の配置でルームアコースティックの調整をした。これは結構効果があった。時間はかかったが、良いものが録れたと思う。

[link:236] 2003年07月20日(日) 05:16


2003年07月19日(土)栗コーダーのミーティング

 昨日録音した音を聴いて、少しいじってみる。リハスタだけあって、上の階のスタジオの音が漏れてきていた。先日の録音の時はヘビーメタルのバンドだったが、昨日はレゲエバンド。昨日録音した曲の音の薄い部分では、レゲエのベースとおぼしき低音がうっすら聞こえる。幸い音の薄いところはテューバはベースでなく比較的高音域でメロディーをやっているため、低域をばっさり切ってしまう。低域のわかるモニタースピーカーが欲しいなあ。

 夕方から栗コーダーのミーティングを4時間半ほど。今年のクリスマスの話や来年の話をしていると1年の短さを実感する。一生のうちに出来ることは、もうそんなに多くは無い。時間は有効に使わないと。

[link:237] 2003年07月20日(日) 05:17


2003年07月20日(日)四丁目ばんど8月9日京都磔磔

 酒井俊さんから電話があった。磔磔の店長の水島さんに電話したところ、どうも8月のライブの予約状況があまり良くないらしい。磔磔で四丁目ばんどをやるのは初めてだが、良く考えてみたら関西でやること自体初めてだ。四丁目ばんどとしての知名度は低いかもしれない。しかし、バイオリンの太田さんもピアノの黒田さんも素敵な音楽家だし、何より酒井俊さんの歌は素晴らしい。関西方面の方はだまされたと思ってぜひ来て下さい。8月の一本杉もこのライブにしよう。

[link:238] 2003年07月22日(火) 03:38


2003年07月21日(月)忘れ物

 京都のフォークシンガー藤村直樹さんの録音でアレンジを1曲たのまれて、ここ2〜3日方針を考えていたのだが、どうもまとまらない。とりあえず、録音できるものから作業を始めて様子を見ることにする。打ち込みのデータをオーディオとして取り込もうとしている時に、ソングファイルが48KHzになっていることに気がついた。この曲は44.1KHzの24ビットで作業しようと思って、もらったデモを44.1KHzで取り込んでいたはず。レートを44.1KHzにしてデモを聴いてみると、お、自然な感じだ。なんだか方針が定まらなかった理由はこれだったのか。ということにしておこう。

 意外と作業は進んだが、夜のシカラムータのリハには少し遅刻。上石神井の駅でドラムの吉田さんに会う。
「昨日アメリカから帰ってきたんだ。」
「ルインズのツアーですね。どれくらい行っていたんですか。」
「7都市でやってきた。」
「へえ、じゃ結構長く行っていたんですね。」
「いや、一週間で7か所やったから。」
「‥‥。」

 スタジオに着いて楽器をケースから出す時に、マウスピースが楽器ケースに入っていないことに気がついた。しまった、先日の映画の録音の時に別のテューバのケースに入れたままだ。家まで取りに往復して、結局リハに参加したのは実質1時間だった。

[link:239] 2003年07月29日(火) 18:43


2003年07月22日(火)藤村さんの録音

 午前中は自宅で『美式天然』サントラのダビング。トイピアノを弾いてみたが、鍵盤の戻りが遅くて細かいフレーズが弾きにくい。

 午後から京都のフォークシンガー藤村直樹さんのレコーディングに行く。エンジニアは石崎さんで、スタジオには渡辺勝さんと今井くん。今日は来ていないが中尾君や船戸さんも参加していて、要するにいつものオフノートのレコーディングだ。早めに終わったので高円寺で飲んで帰るが、場所を池袋に移して朝4時過ぎまで飲んでしまった。最後に行った赤い鼻という沖縄料理屋は良かった。味も値段も沖縄なみだ。

[link:240] 2003年07月29日(火) 18:44


2003年07月23日(水)北海道苗場ツアー1日目

 明け方に泥酔して帰って、作業場の床で寝ていた。9時頃起きて、あわてて旅の仕度をする。仕度半ばで家を出て、大学の先輩に楽器を借りに行った。家に戻って今借りてきた楽器を持って、梅津さんの車との待ち合せ場所に向かう。今回は北海道ツアーの合間に苗場に往復するスケジュールなのだが、路線バスに長時間乗ったり、乗り換えの時間がぎりぎりだったり、最近使っているテューバは大きすぎて飛行機内に持ち込みにくそうだったりするので、苗場と北海道で別の楽器を使うことにした。たまたま先日大学の先輩に会った時に僕がピストンのスモールサイズのBb管を使っていることを話したら、手元に使っていないベッソンのスモールサイズのBb管があるので興味があれば貸してくれるような話をしていた。昔から使っているヤマハのBb管がもはやぼろぼろで特殊な用途以外には使いにくい状態である。そこで先輩の了承を得て、貸してもらった楽器を北海道に持って行くことにした。苗場行きの楽器は既にシカラムータの桜井さんに預けてある。

 茨城県の大洗まで車で行って、フェリーに乗る。今日は船中泊。展望風呂や映画館もある大きなフェリーだった。映画館でやっていたのは「釣りバカ日誌6」。このシリーズは見たことがなかったので、この機会にと思って見てみた。映画館の客は実質2人だったが、最後まで見ていたのは僕だけだった。音楽をかしぶちさんがやっていて驚いた。船上の場面は、実際の船の揺れが加わって現実的であった。

 船に乗る前に食料と酒をしこたま買い込んであったのだが、船の揺れのせいでメンバー全員食が進まない。夜は案外早く寝てしまった。

[link:241] 2003年07月29日(火) 18:45


2003年07月24日(木)北海道苗場ツアー2日目

 朝起きると、腰が重い。初めての経験だが、船の上下の揺れによって重力が増幅されていたためと思われる。ベッドに荷物を置いて片方にしか寝返りをうてないようにしたのが良くなかったのだろう。ただ、船の揺れにはずいぶん慣れた。もう一晩船に乗っているとしたなら、今晩は普通に飲み食いできるだろう。

 苫小牧に13時過ぎに着いて、伊達市のりむなたら農園へ。今日のライブ会場は、この農園の中にあるかまぼこ型の大きな倉庫だ。出店もたくさん出ていて、ちょっとしたお祭りの雰囲気だった。コンサートはお客さんも輪になって踊っての大盛り上がりだった。会場に小さな子供が多かったが、なんだかいい顔をした子供が多かった。

 借りてきた楽器は結構はっきりした音が出て、メンバーには好評だった。小さなハードケースにはキャスターもついていて、僕のツアーのためにあるような楽器だ。欲しい‥‥。しかし、ピストンが今まで使っていた楽器と違う位置についていて、ベルの向きも逆なのがちょっと使いにくい。ライブをやりながらストラップのかけかたを工夫するが、肩や手がすごく疲れる。慣れで解消するのだろうか。

[link:242] 2003年07月29日(火) 18:46


2003年07月25日(金)北海道苗場ツアー3日目

 ツアー3日目は、日本海側の乙部町に移動して、乙部町公民館にてバリアフリーライブ「銀河交流」に出演した。前半は地元の障害者の施設であるあすなろ学園のバンドが2つ出て、後半にこまっちゃクレズマが演奏。あすなろ学園のバンドの部の最後の曲に参加したが、あすなろ学園のバンドは色とりどりの記号が書かれた特殊な楽譜を使っていた。打ち上げの時に聞いた話では、フィンランドのミュージックセラピスト達が開発した障害者用の特殊な楽譜だそうだ。その楽譜は僕にはちんぷんかんぷんだったが、実際にさまざまな障害を持った方が立派な演奏をしていたので、かなり良いものなのだろう。客席にも障害を持った人が多かったが、楽しんでもらえたようだ。昨年ストラーダで音楽をやった映画『ぴぐれっと』を思い出した。

[link:243] 2003年07月29日(火) 18:47


2003年07月26日(土)北海道苗場ツアー4日目

 昨日演奏した乙部町から海沿いに江差、松前を経由して福島町へと移動、今日の演奏会場は福島神社の土俵の上だ。福島町は千代の富士など過去に横綱を2人輩出していて、町中に「横綱の町」の文字が踊っている。神社の土俵はちびっこ相撲や女相撲に使われるものらしいが、ずいぶん立派なものだった。斜面を利用して客席が作られていて、客席からは海も望める。かがり火と提灯のあかりの中、地元の神楽に続いてこまっちゃクレズマが演奏。最後には神楽と共演した。神社で軽い打ち上げの後、明日に備えて24時頃寝る。明日は目標5時半起床だ。

[link:244] 2003年07月29日(火) 18:47


2003年07月27日(日)北海道苗場ツアー5日目

 ツアー5日目、今日のこまっちゃクレズマは、福島町から苫小牧までの移動日である。その移動日を利用して、僕は苗場に往復、シカラムータと渋さ知らズでフジロックフェスティバルに出演した。

 福島町でバスに乗ったのが朝6時4分。バス−バス−飛行機−京急−山の手線−上越新幹線−車と乗り継いで会場受付に着いたのが14時10分。バスと飛行機が予定より早く到着し、リスペクトのスタッフが越後湯沢の駅まで迎えに来てくれたので、意外と余裕の行程だった。

 シカラムータのステージはオレンジコートという今年から新設されたステージで、会場の一番奥にある。一応ジャズっぽいものをやるステージで、昨日はDCPRGも出演していた。今日27日は、渋さ知らズの不破さんがオレンジコートのブッキングをしている。僕はずっとオレンジコートにいたので、他のステージは見なかった。しかも、オレンジコートに行くスタッフの車両用道路は会場の外を通って行くので、フェスティバル全体の雰囲気もよくわからなかった。海外のフェスティバルのようではあったが、会場に起伏があるのでお客さんは移動が大変だろう。

 15時半にオレンジコートに到着してからは、ルインズを見て、シカラムータで演奏して、サン・ラ・アーケストラを見て、大豆鼓ファームをちらりと見て、渋さ知らズで演奏。終了は24時過ぎ。実に楽しい一日でした。

 大熊さんの車に乗せてもらって家に着いたのが朝の4時過ぎ。ちょっと寝たら、また北海道に戻らねば。

[link:245] 2003年07月29日(火) 18:48


2003年07月28日(月)北海道苗場ツアー6日目

 苗場から戻って家に到着したのが朝の4時過ぎだった。北海道に戻る飛行機は12時半なので、家で少し休めた。今回は北海道と苗場それぞれに楽器を持って行ったので、北海道と苗場の往復は楽器を持たずに移動できる。楽器を持たないで飛行機に乗ったのは久しぶりだが、何とも気が楽だ。

 苫小牧のアミダ様には16時半着。アミダ様は北海道を代表するライブハウスの一つだ。マスターのツルさんの存在感が強烈。なごやかにライブは進行したが、ライブ後になぜか回文を披露するはめになる一幕もあった。今回限り、もうやりません。

[link:246] 2003年07月31日(木) 02:29


2003年07月29日(火)北海道苗場ツアー7日目

 ツアー最終日の会場は札幌のくう。苫小牧を出発する前に大正時代から続く洋食屋でハヤシライスを食べ、一見普通のレコード屋だが我々関連のインディーズ盤が充実しているウエストにあいさつをして、昨日ライブをやったアミダ様で珈琲をいただいた。

 くうでのライブは最終日だけあってくどめの演奏。少々リコーダーを吹き過ぎたか?いや、こまっちゃの場合はやりすぎくらいでちょうど良いことにしておこう。

 札幌のくうは一応ジャズのライブハウスだが、ロック、フォークなどの出演者もいるようだ。店での打ち上げの時には、最近出たレッドツェッペリンのライブアルバムがかかっていた。店での打ち上げの後はホテルの部屋で静かな宴会をして、1週間のツアーを締めくくった。梅津さんと新井田さんはKIKIバンドのツアーで明日以降も北海道を回る。

[link:247] 2003年07月31日(木) 02:30


2003年07月30日(水)北海道苗場ツアー8日目

 経費節約のため、東京に戻る飛行機は21時25分千歳発の遅い便にした。時間帯によってずいぶん値段が違うようだ。札幌で時間の余裕がかなりある。ホテルをチェックアウトした後、甘味屋でモーニング珈琲を飲んでから、梅津さん多田さんと中央卸売市場マルカセンター内の魚政という寿司屋に行った。この店は栗コーダーカルテットのツアーでも2回行ったが、栗コーダーカルテットのメンバー全員が絶賛する名店だ。ネタがいいのはもちろんだが、銀座で修行した主人が握る寿司は仕事がしてある江戸前の寿司。それでいて、我々のような者でも安心しておまかせで頼めるくらい庶民的な値段である。今日も堪能させてもらった。

 寿司を食べた後、北海道でのライブでは何かと手伝ってもらっているキコキコ商店に初めて行った。キコキコ商店は珈琲と豆本とCDのお店で、看板がなければお店だとわからない普通の民家だった。オフノート関係など手に入りにくいCDの通販もやっているので、東京の人にオフノートのCDの入手方法を聞かれてもキコキコ商店のネット通販を教えることがある。初めて店に行ってCDの在庫の豊富さに驚いた。オフノート、OZディスク、いぬん堂など手に入りにくいCDがずらりと並んでいて、たぶん東京でもこの手のCDがこんなに並んでいるところは無いだろう。普通の家の居間のような雰囲気で居心地が良いので、4時間も滞在してしまった。コンポステラのイメージで作ったブレンドをごちそうになり、その上駅までの送迎までしていただいて、すっかりお世話になってしまった。

 僕がかかわっているような音楽のCDを頑張って売ってくれている店や売り場担当者が、ごく少数ではあるが各地に存在する。CDは完成してしまえば音楽家の手を離れるが、そのCDが聴き手と幸福な出会いをはたせるかどうかは、彼等によってささえられている。

 東京までの夜間飛行、火星が手の届きそうなところに光っていた。

[link:248] 2003年07月31日(木) 02:31


2003年07月31日(木)四丁目ばんどのライブ

 MANDA-LA2にて四丁目ばんどのライブ。初めてヤマハのF管を使ってみたが、大丈夫なようだ。ツアーでの飛行機の移動を考えると頭が痛いが。

 ライブ後MANDA-LA2で少し飲んでから酒井俊さん、黒田さん、太田さんと一緒に店を出たが、太田さんとまだ飲み足りないということで意見が一致、居酒屋で深夜まで飲んでしまった。

[link:249] 2003年08月12日(火) 09:15


2003年08月01日(金)『美式天然』サントラの録音

 目黒のリハスタで『美式天然』サントラの録音をする。くものすカルテットのメンバーにいろいろなダビングをやってもらって、僕はエンジニアに専念した。三味線、アコーディオン、ウッドベースなど初めて録音する楽器が多かったが、うまく録音できて良かった。これで外での作業は終了。あとは僕がリコーダーやパーカッションをダビングする作業が残っている。

 それにしても、iBookを酷使している気がする。人の音を録音する時は、VUメーターと同じくらいシステムパフォーマンスのメーターが気になる。

[link:250] 2003年08月12日(火) 09:16


2003年08月02日(土)たまの解散を知る

 たまの解散を知った。胸中複雑だが、解散するのはすごくエネルギーのいることだと思う。僕は今までバンドの解散を経験したことがない。どのバンドも何となく活動しなくなるか、ずるずるとやり続けるかだ。きっぱり解散できるのは、すがすがしいことことかもしれない。

 夜は、明日の須山公美子さんのライブのリハ。今回は変身キリンのCDのレコ発ライブなので、変身キリンの曲ばかりやる。変身キリンは80年代前半に関西で活動していたバンドで、須山さんも在籍していた。もっとも、ほとんどの曲を作ってボーカルをとっていたのは本田久作さんという方なのだが、本田さんは今は音楽から離れているということで今回の出演を固辞された。今回のメンバーは元変身キリンで、ボーカル、ピアノ、アコーディオンの須山さんと元INUのギターの小間さん、元絶対零度の大熊さんとナゴム出身の僕。

 リハの後半、スタジオに本田さんが様子を見に来ていた。曲を作って歌っていた人の前でリハをするのも何だかやりにくい。

[link:251] 2003年08月12日(火) 09:17


2003年08月03日(日)変身キリンのレコ発ライブ

 MANDA-LA2にて変身キリンの復刻CDの発売記念ライブ。須山、小間、大熊、僕のユニットの他に出演者は、サボテンとコクシネル。サボテンのドラムにはグンジョーガクレヨンの人が入っていた。コクシネルのゲストはベースの早川さんと、割礼の宍戸さん。昔から名前を知っていたが、サボテンもコクシネルも生で聴くのは恥ずかしながら初めてだった。80年代初頭にタイムスリップしたような気分になって、ずっと聴きいってしまった。

 僕の参加した須山さんのユニットでは、変身キリンの曲をやった。もともと普通のロックバンドの編成の曲をテューバ、ギター、クラリネット、アコーディオン、ピアノなどというへなちょこな編成でやったのでどうなるかと思ったが、意外とうまくまとまった。曲と詞がしっかりしているからだろう。会場にいた本田さんは「生前葬みたいやな」とおっしゃっていた。

[link:252] 2003年08月12日(火) 09:18


2003年08月04日(月)映画を見に行く

 久しぶりに休み。本当は宿題もあるのだけど、気分転換に川口君もおすすめの『ホテルハイビスカス』を渋谷の映画館に見に行った。いい映画だった。たまには楽器を持たずにのんびりと沖縄に行ってみたくなった。十数回沖縄に行っているが、いつもスタジオとライブハウスとホテルと居酒屋をぐるぐる回っているだけで、最近に至っては居酒屋すら危なくなってきている。

 それにしても、結構評判の映画なのに映画館の中は定員の1割以下の客しかいなかった。楽に見られたのはいいが、ちょっと寂しい。

[link:253] 2003年08月12日(火) 09:19


2003年08月05日(火)四丁目ばんどのツアー1日目

 今日から四丁目ばんどのツアーで鳥取、岡山、広島、京都、名古屋と回る。酒井俊さんとピアノの黒田さんは昨日鳥取に入っていて、太田さんは当日自主的に飛行機を変更したため、僕は一人で鳥取へ。

 僕は鳥取は2回目だが、酒井俊さんは毎年ライブをやられていて、熱心な俊さんのファンが多い。今日も会場のMOBSの店内は満員で、カウンターの中までお客さんがいた。お客さんの年令層はずいぶん広いのだが、反応がストレートで、やっていて気持ち良い。
 泊まったホテルの部屋に無料常時接続の回線があったので、高速回線の実力を味わった。この機会に『或る旅人の日記』を全話見ることができた。音楽もアニメも素敵でした。家で見ようとした時には全然動かなかったので、ホテルの回線速度を計ってみたら、自宅の100倍ほどだった。

[link:254] 2003年08月12日(火) 09:19


2003年08月06日(水)四丁目ばんどのツアー2日目

 ツアー2日目は岡山のおよべさん宅で。およべさんは岡山で開業しているおいしいうどん屋さんなのだが、ライブはおよべさんの自宅の居間でやる。およべさん宅は2回目だが、初めて行った時には自宅でPAまで入れてライブをやるという事に驚いたものだ。

 コンサートは食事付きで、お客さんの食事の後に演奏が始まる。会場はかなりリラックスした雰囲気で、楽しいコンサートだった。打ち上げもそのまま会場で。お客さんに出していた料理をいただくが、どれもおいしい。

 先日のMANDA-LA2の四丁目ばんどのライブにも来ていたのだが、太田さんの知り合いの寺井氏という謎の人物に会った。なんだかよくわからないが、音楽家としてはアメリカでは何枚もCDを出していて、ビル・ラザウェルやバケット・ヘッドとマブダチで、ビル・ラザウェルの日本での窓口もやっていて、ついでに口笛で重音が出せる。彼のCDを見ると、確かにすごいメンバーが参加している。でも、ダイエットのために夜はサプリメントしか食べないとのことで、打ち上げでは目の前の山ほどの料理に手を出さずに、重音で口笛を吹きまくっていた。

 最近携帯電話がブームだが、携帯電話に写真機を付けるのはどんなものだろうか。別に否定をするつもりは無いが、あれはバレンタインのチョコと同じで携帯会社の策略だ。コンサートの最中くらいは電源を切って、携帯電話のことは忘れていただきたい。

[link:255] 2003年08月12日(火) 09:20


2003年08月07日(木)四丁目ばんどのツアー3日目

 今日はライブは休み。岡山から広島に移動する。岡山を発つ前におよべさんのお店に寄ってうどんをいただいた。僕が食べたのは、温泉玉子入りすだちうどん。具、つゆ、麺のバランスをよく吟味して、ていねいに作られたうどんだった。

 広島の宿に入って、明日のライブの主催者のルーシーさんに会った。ルーシーさんはジュゲムというロックを聴かせる老舗バーの女主人だ。お好み焼きをごちそうになった後、ジュゲムに飲みに行った。70年代のロックの流れる小さな店内はとても落ち着いて、静かに広島の休日の夜を過ごす事ができた。

[link:256] 2003年08月12日(火) 09:20


2003年08月08日(金)四丁目ばんどのツアー4日目

 広島アステールプラザにてライブ。台風が接近していて、ニュースでは今晩に広島上陸かとの予想も流していた。結果的に直撃はまぬがれたが、交通機関の関係で来られなかったお客さんが多数いたようだ。コンサートの内容が良かっただけに残念。

 コンサートの後は、主催者のルーシーさんの店ジュゲムで打ち上げ。この店は何だかいい。狭さと空間の形と音楽のバランスが良いのだろう。会員制度もあって、月会費を払うとお得に飲めるらしい。もう少し近所なら僕も会員になりたい。

[link:257] 2003年08月12日(火) 09:21


2003年08月09日(土)四丁目ばんどのツアー5日目

 ツアー4日目は京都の磔磔。何かとお世話になっている店だが、四丁目ばんどでの出演は初めてだ。先月の日記に動員の心配を書いたが、まずまずの入り。いつもシカラムータに来てくれている知人は、「初めて関島さんの音がひとつひとつ全部聞こえた」。

 ライブ後は、最近の打ち上げの定番の山口西店へ。その後太田さんと京都の知人の3人でクエストというジャズバーにはしご。飲み過ぎた。

[link:258] 2003年08月12日(火) 09:22


2003年08月10日(日)四丁目ばんどのツアー6日目

 昨日飲み過ぎたので二日酔い気味。食欲が無いので、朝食は甘味屋でみたらし団子ときなこ白玉のセットで済ます。

 ツアー最終日の今日は名古屋のTOKUZO。昨日の磔磔に続いて四丁目バンドでは初めての店だ。個人的には出演20回目。ライブ後に店で飲んでいる時にそのことを店長の森田さんに言ったら、20回記念ということで飲み代を半額にしてくれた。四丁目ばんどのメンバーには、回数を数えていることのほうがすごいと言われた。栗コーダーのメンバーのようなデータ好きの音楽家は、案外珍しい。

[link:259] 2003年08月12日(火) 09:22


2003年08月11日(月)ストラーダのミーティング

 12時にホテルをチェックアウトして、のんびりと東京に戻る。栗コーダーでも一度はこんな目にあってみたい。

 東京に戻ったあとはストラーダのミーティング。ライブ盤の選曲会議第2回。だいぶ方針が定まったので、次のミーティングで曲順が完全に決まるだろう。アルバムタイトルは今日決まった。

 ミーティングから自転車で帰る途中、道で倒れている人を見かけた。全然動かないので死んでいるかと思って声をかけたら寝返りをうった。酔っぱらって寝ているようだ。近所の人達が遠まきに見ていたので話を聞くと、あの倒れている人はこの近くに住んでいる人で、いつも酔っぱらっている、気持ち悪いから私達はそばにはいかないけど警察は呼んだので安心だとのこと。近所の他の人が出て来ると、「この人が声をかけてくれたら、動いたんだって。」うーん、何だかなあ。「遠くの親戚より近くの他人」は昔の話か。

[link:260] 2003年08月12日(火) 09:23


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