top profile discography schedule blog twitter facebook order other


コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎


2003年06月28日(土)ウクレレビートルズのライブ

 ウクレレビートルズの発売記念ライブに栗コーダーカルテットで出た。対バンはKAWAIHAEとラウラ。どちらもハワイアンのバンドだ。栗コーダーもライブの1曲目は「アロハオエ」から。アンコールでは3バンドにウクレレえいじさんも交えて「ハワイの結婚の歌」をやる。リハーサル無しのぶっつけにしてはうまくいった。ウクレレビートルズの発売記念ライブは3日間あったが、今日が一番ハワイ色が強かったのではないかな。アローハ。

[link:218] 2003年07月07日(月) 23:19


2003年06月30日(月)自宅ダビング

 近藤君のアレンジ(リミックス?)でテューバの録音をたのまれた。今回僕にとって初の試みは、ファイルのやりとりだけでダビングするということ。栗コーダーのライブの日に近藤君の作ったオケをもらって、それにテューバのパートを家でダビングした。さすが近藤君だけあって、オーディオデータ以外にMIDIファイル、元曲のMP3ファイル、楽譜がセットになっていて、仮のテューバのパートもオーディオデータとして入っている。これだけそろっていれば求められることは明確なので、アレンジャーがいなくても録音をすることができる。しかし、家でテューバを録るのは意外とむずかしい。どうしても思いっきり吹けないし、「録音」と「演奏」と「自分に対するディレクション」はそれぞれ脳の違う部分を使っているようだ。おそらくこれからはこの形の発注も増えると思うので、自分の型を確立しなければ。

[link:219] 2003年07月07日(月) 23:20


2003年07月01日(火)自宅対サウンドシティ

 昼間は昨日の続きで近藤君のアレンジの別の曲にテューバをダビング。夜は外に出てスタジオ仕事。やっぱりスタジオというところは良くできている。

[link:220] 2003年07月07日(月) 23:20


2003年07月02日(水)映画の打ち合わせ

 坪川君の家で映画「美式天然」の音楽の打ち合わせ。ようやく僕の作る部分の全曲が固まる。またもや打ち合わせの後、遅くまで飲んでしまった。あさってから外での録音が始まる。並行してリコーダーの曲などは自分で宅録していくことになる。今回録りとミックスにエンジニアを立てないで自分でやる予定だが、うまくいきますように。

[link:221] 2003年07月07日(月) 23:21


2003年07月03日(木)始めて僕の作業部屋に人が来た

 最近、某プロジェクトの近藤君アレンジの曲に自宅でテューバをダビングしている。そのプロジェクトにはアレンジャーが何人かいるようだが、片岡さんという別の作家の方から、テューバとトランペットのダビングのオファーが来た。僕と同じロジックを使っているそうなのでロジックのファイルでやりとりすることにしたが、できれば録音に立ち合いたいとのこと。モニタースピーカーやミキサーすらない、とてもスタジオとは言えないような環境なので人を呼ぶのは恥ずかしいのだが、始めて僕の作業部屋に人が来ることになった。

 片岡さんは演奏しながら録音している僕に「オペレートしましょうか」と申し出てくれたが、人によってキーコマンドの設定も違うし違う環境だとやりにくいだろうと思い、自分で演奏しながらオペレートしていった。今日の結果としては、ディレクションしてくれる人がいた方が楽だなと思う。録音後に聞いたところによると、片岡さんはロジック歴が10年とのこと。それならやっぱりオペレートしてもらえば良かった。こちらはまだ使用歴が半年にもならない。ばたばたと操作している僕に、時々「そこはこうするとこうなりますよ」と。それでも、ちょっといいことをいくつか教わった。

 人のロジックのファイルを初めて見たが、片岡さんのファイルは全トラックソフトサンプラーを使っていた。ソフトサンプラーを10trくらい立ち上げ状態でiBookのCPUパワーでダビングが出来るか不安だったが、何とかなった。フリーズトラック機能は意外と役にたつ。

[link:222] 2003年07月07日(月) 23:21


2003年07月04日(金)自宅vsリハスタ

 午前中は今日スタジオで録音する「美式天然」の音楽の仕込み。今までOSX上でMIDIの打ち込みのデモを作っていたが、僕のiBookのハードディスクの遅さでは、安定してオーディオの録音をやろうと思うとOS9の方が適している。しかし、僕の環境ではMIDIを使えるのがOSXのみなので、OS9では仮オケを聴きながら録音することが出来ない。今回はひとりずつ重ねていく場面も多いので、それでは困る。そこでMIDIで作った仮オケとクリックをOSX上でオーディオデータとして録音、その後それを聴きながら録音の作業ということにした。1パートずつ録音していくが、少々面倒くさい。

 そんな作業を昼過ぎまでした後に、先日やった近藤君アレンジものの追加発注分のダビングをする。今回は締切まで時間が無いので、オケをMP3ファイルにしてメールで送ってもらった。パートの重要度によってMP3の圧縮率を変えているあたりが近藤君らしい細やかさだ。朝のテレホーダイの時間が終わる間際に30分弱かけてデータを受け取ったが、楽譜をFAXで送ろうとしていた近藤君からは「電話がずっと話し中で楽譜をFAXできません」というメールが後から来た。早く高速回線にしたい。

 トランペットとテューバのダビングを自宅でした後に、急いで荷物をまとめて、「美式天然」サントラ録音のために目黒のリハスタへ。近藤君アレンジもののファイルの書き出しなどは家に帰ってからすることした。中尾勘二の打楽器類とクラリネットとトロンボーン、監督の坪川君がやっているくものすカルテットのみのさんと多田さんのサックスやトランペット、それにトイピアノを録音した。僕はエンジニアに専念。演奏者にとってかなりやりにくい環境での録音だったと思うが、良いテイクが取れたと思う。

[link:223] 2003年07月07日(月) 23:22


2003年07月05日(土)スリルのリハ

 昨日レコーディングから帰ってから、近藤君アレンジものをファイルに書き出しているうちに眠ってしまった。朝起きてあわてて続きをやる。今日スリルのリハーサルをやっているスタジオで近藤君に渡す約束をした。昨日スタジオで録音した音もチェックするが、まずまずの音質だ。

 明日のイベントのためのリハだが、45分ほどのステージなので、リハはすぐ終わった。しかし、近藤君が来ない。結局ちょっとした行き違いでスタジオに来ることができなかったようだ。詳しくはa.a.k.k.の近藤君の日記参照。今回のようなときには携帯電話があると便利だと思う。

 珍しく明るいうちにリハーサルが終わったので、メンバー数人で駅前の居酒屋へ入る。ビールを一杯だけ飲んでから帰ろうと思ったのだが、気がついたら終電1本前の電車に乗っていた。

[link:224] 2003年07月07日(月) 23:24


2003年07月06日(日)北沢音楽祭

 毎年下北沢でこの時期に町をあげて北沢音楽祭という音楽イベントをやっている。スリルでそのイベントの中のコンサートに参加した。スリルが出演したのは、北沢タウンホールで行なわれた「新・音の子祭々」というよくわからない名前のコンサート。出演はバンバンバザール、スリル、ブラックボトムブラスバンド。それに富士中学校吹奏楽部。最初に富士中学校吹奏楽部の演奏があったのだが、中学生の演奏の最後に各バンドのホーンセクションが加わって合同演奏をやった。絵としてはかなり異様な光景だったと思う。

[link:225] 2003年07月07日(月) 23:24


2003年07月07日(月)デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのリハ

 3日後から始まるツアーにむけてのデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのリハ。ここのところ慌ただしかった上に昨日おとといと結構飲んだので少々バテ気味。ツアーは各地チケットの売れ行きが良いようで結構なことだが、京都の会場の京大西部講堂は空調設備が無いので暑さが心配だ。もしその日にいらっしゃる方がこの日記を読んでいるならば、なるべく涼しい服装をおすすめします。

 ここのところ日記を更新していなかったので、まとめて更新してみようと思う。

[link:226] 2003年07月07日(月) 23:25


2003年07月09日(水)ストラーダの‥‥

 昨日、今日と自宅作業をする。「美式天然」録音の仕込み。そして自分のパートのダビング。それからストラーダのライブ音源CD6枚分をiBookに取り込んだ。これは旅先で聴くため。ずいぶんでかいウォークマンだ。

 ストラーダのライブ盤を出す話が進行中だ。ストラーダのライブはギターの桜井さんがほとんどDATで録音している。それをCD6枚分に荒選りして送ってくれた。聴いてみると、どれもそれぞれに良い。これは選曲で悩みそうだ。

 一人で録音していると、録音とミックスと編集があまり区別が無くなってくる。その結果、録音中なのに重いプラグインがいくつか立ち上がっていたり、今録ったばかりのトラックを切り刻んでいたりする。たぶん録音の時はなるべくプラグインを立ち上げない方がいいと思うのだが、思いついたことがすぐ試せるのが自宅録音の醍醐味だ。しかし、同時再生5トラックに一番重いリバーブを2本と一番重いEQを2本、それにマルチバンドコンプを立ち上げた状態で録音していたら、プチプチというノイズがたまに混ざり始めた。再生だけならまだまだいけるが、録音となるとこのあたりがiBookの限界か。ちなみにOS9.2、ロジック6、44.1KHz、24bitでのこと。

[link:227] 2003年07月13日(日) 16:53


2003年07月10日(木)DCPRGのツアー1日目

 デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのツアー初日は、名古屋のクラブクアトロから。TOKUZOができる前は名古屋でのライブは大体クアトロだったが、TOKUZOができてからはほとんど来ていない。と思ったら、終演後TOKUZO店長の森田さんの姿が。うれしいけれど、お店は大丈夫なんですか?

 この日の宿はクレストン。クアトロと同じパルコの中にある。クアトロは楽屋が狭いので、ホテルの部屋を楽屋代わりに使えるのはありがたい。ライブ後に「打ち上げに行く時には部屋に電話しますから」とP−VINEのマタバ氏が言っていたので部屋で待機していたのだが、ライブが終わって2時間以上たっても連絡が無い。そのうちに寝てしまった。打ち上げはあったのだろうか。

[link:228] 2003年07月13日(日) 16:54


2003年07月11日(金)DCPRGのツアー2日目

 ツアー2日目は大阪のCLUB DAWN。梅田のJR京都線のガード下にあるクラブだ。わりと狭めな店なのでセッティングや音のことを心配したが、店がステージを拡張してくれていたので、何とか全員ステージに乗った。狭いところで近寄ってやっていたので、案外音も聴きやすくて良いライブだった。7/8の曲の途中で盛り上がってきたところで菊地くんがオルガンで5拍子を刻み始めて、パーカッションとオルガンだけが7拍子の中で5拍子を取っている場面があった。よくそんなことができるなと思って、ライブ後に聞いてみると「5拍子と7拍子の変換は簡単なんですよ」と、その場にいたメンバーに4拍子から5拍子を作る方法とか5拍子から7拍子を作る方法とかレクチャーしてくれた。うーん、理屈ではわかっても難しい。

 今日の宿はバンドの格安ツアーでは有名なホテル関西。幸か不幸か今まで泊まったことがなかったので、これでやっと一人前のバンドマンになれた気分だ。それにしても、すごい部屋だなあ。

[link:229] 2003年07月13日(日) 16:55


2003年07月12日(土)DCPRGのツアー3日目(休日)

 ツアー3日目は大阪で休日。11時頃宿を出て、どこで食事をしようか梅田の商店街を歩く。商店街を抜けて人通りが絶えたあたりの行き止まりの路地の奥にカレー屋があった。商売をする立地としては最悪の場所だ。試しに入ってみたが、遠からず店閉まいすることを予感させる味だった。昼時だというのに、僕以外の客は一人もいなかった。

 この休日でいろいろ作業をしようとiBookを持ってきている。しかし、昼間はホテルの空調が止まってしまう。ほとんど窓が無いような部屋で空調なしで仕事をするのは大変なので、しばらく喫茶店で楽譜を書く。その後生まれて初めてマッサージ屋へ入ってみた。初心者なので15分の短いコースにして、肩と背中を中心にやってもらったのだが、実に気持ちが良い。5年くらい前までは、肩が凝るという概念がわからなかったのだが。

 その後文房具屋で消耗品を補充。東京ではあまり見ない、文房具の安売り大型店だった。旅先でなければ、いろいろ衝動買いしそうな店だ。近所にこんな店があると良いのだけど。

 宿に戻ると、まだ空調が入っていない。今度は仕事道具を置いて、宿のまわりを歩く。こんな機会だからとマンガ喫茶に入って、前から読んでみたかった花輪和一の「刑務所の中」を読む。噂通り面白かった。映画化された「刑務所の中」で僕の曲も使われているのだが、まだ見ていない。原作を読んだので、いつ映画を見ても大丈夫だ。

 宿に戻ると、さすがに空調が入っていた。しばらく作業をする。しかし、机とベッドがあまりに近いので、ベッドにひっくり返って編集した音を聞いていたら、そのまま寝てしまった。夜中に目が覚めるが、次の日は8時ロビー集合なので、そのまま寝ていることにして、都合12時間近く寝てしまった。

[link:230] 2003年07月13日(日) 16:56


2003年07月13日(日)DCPRGのツアー4日目

 デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデンのツアー最終日は、京都大学西部講堂。西部講堂が取り壊しになるという噂はこの10年ほどよく聞くが、何とか生き延びているようだ。伝統ある西部講堂でライブができることは大変うれしいのだが、古い建物だけに空調設備がない。そのため、夏のイベントにはあまり使っていないそうだ。今日のライブはチケットが900枚以上売れていて、当日券の入場者と合わせたら1000人以上になる。大変なことにならなければと心配したが、朝からの雨で気温は低め、湿度はかなり上昇したものの人が倒れることは無かったようだ。

 この日の打ち上げは吉田屋食堂。細い路地の奥にある町屋をレストランにした、隠れ家的な店だ。そこを借りきっての宴会では、寝てしまったメンバーの体中に落書きをする者、関西人二人で漫才を始める者などがいた。あ、どちらも某ドラマーだ。宇宙人にいたずらするとバチが当たるぞー。

[link:231] 2003年07月20日(日) 05:12


2003年07月14日(月)ツアー終了

 朝11時に宿をチェックアウトして、新幹線で東京へ。夕方家に着く。

 今ダイアルアップ接続関係でいろいろ不可解な現象が起きていて、東京と岡山以外のアクセスポイントだと接続できない。なぜかわからないが、他のアクセスポイントだと認証の時にパスワードが違うと言われてしまう。それなので、例えば今回のツアーだと、名古屋でメールをチェックする時は東京、関西でメールチェックする時は岡山に接続することになる。以前は旅先でのメールチェックにはHP200LXを使っていたのだが、カードモデムが壊れてしまったのでiBookをメールチェックにも使っている。ツアー中はいつも、早くプロバイダーに電話しなければと思うのだが、家に帰ると忘れていた。今月は北海道ツアーがあるし、その後も9月まで各種ツアーが続く。いちいち東京や岡山に電話するのも大変なので、家に戻ったらすぐ何とかしよう。

[link:232] 2003年07月20日(日) 05:12


2003年07月15日(火)こまっちゃクレズマインストアライブ

 昼間は歯医者へ。とりあえず今回の治療は終了、次は3か月後に来て下さいとのこと。親知らずには手をつけていないので、年が明けたら親知らずの抜歯が待っている。

 夜はディスクユニオン新宿JAZZ館でこまっちゃクレズマ『月光石のしっぽ』のインストアライブ。梅津さんにベトナムみやげの口琴をもらった。ベトナム口琴は今まで持っていなかったが、繊細な楽器なので僕の乱暴な奏法だとなかなか難しい。

[link:233] 2003年07月20日(日) 05:13


2003年07月16日(水)計画倒産か?

 昨年発売したスリルのアルバムの流通のことで、恵比寿にある某社に打ち合わせに行く。発売して1年少しの間に流通会社が2回変わることになる。1社目のプライムアトラスは一度も入金が無いまま倒産、2社目のセレソンはまだ倒産していないが一度も入金が無い。音楽業界には、会社とは名ばかりのひどい組織があるものだ。

 打ち合わせの後はMANDA-LA2へ。こまっちゃクレズマ『月光石のしっぽ』の発売記念ライブ。MANDA-LA2でこまっちゃクレズマをやったのは初めてだ。3時間近い長いライブで、こまっちゃクレズマのすべてをみせた。メンバー全員が梅津さんのベトナムみやげの口琴を使って合奏をやったが、人前で演奏するのは練習してからの方が良いと思う。

[link:234] 2003年07月20日(日) 05:15


2003年07月17日(木)久しぶりにストラーダのミーティング

 昼間は映画『美式天然』の録音。今日はピアノの音を録るために、監督の坪川くんの知り合いのリトミック教室に行く。教室が始まる前の時間を使わせてもらって、ピアノを録音した。演奏は坪川君で、録音は僕。後で録音した音を聴いて、もう少しマイクの位置を工夫できたかなと思ったが、ラウンジ感のある音ではあるので、用途には合っている。

 夜は久下さん宅でストラーダのミーティング。ライブアルバム制作に向けての方針を決める。選曲はもう少しかかりそうだ。

[link:235] 2003年07月20日(日) 05:16


2003年07月18日(金)ワンポイント録音

 目黒のリハスタで『美式天然』サントラの録音。今日は映画の中で比較的重要な1曲を録音する。くものすカルテットの7人と中尾勘二と僕が演奏しているのをワンポイント録音して、さらに数パートをダビングした。僕の移動システムは一度に2トラックまでしか録音できないので、必然的にこの形になる。しかもモニターシステムが無いので、映像の尺が決まっているところにクリックも無しで勘で合わせなければならない。人の配置や音量のバランス、テンポの設定などで時間がかかってしまった。さらに、演奏していない人の配置でルームアコースティックの調整をした。これは結構効果があった。時間はかかったが、良いものが録れたと思う。

[link:236] 2003年07月20日(日) 05:16


2003年07月19日(土)栗コーダーのミーティング

 昨日録音した音を聴いて、少しいじってみる。リハスタだけあって、上の階のスタジオの音が漏れてきていた。先日の録音の時はヘビーメタルのバンドだったが、昨日はレゲエバンド。昨日録音した曲の音の薄い部分では、レゲエのベースとおぼしき低音がうっすら聞こえる。幸い音の薄いところはテューバはベースでなく比較的高音域でメロディーをやっているため、低域をばっさり切ってしまう。低域のわかるモニタースピーカーが欲しいなあ。

 夕方から栗コーダーのミーティングを4時間半ほど。今年のクリスマスの話や来年の話をしていると1年の短さを実感する。一生のうちに出来ることは、もうそんなに多くは無い。時間は有効に使わないと。

[link:237] 2003年07月20日(日) 05:17


2003年07月20日(日)四丁目ばんど8月9日京都磔磔

 酒井俊さんから電話があった。磔磔の店長の水島さんに電話したところ、どうも8月のライブの予約状況があまり良くないらしい。磔磔で四丁目ばんどをやるのは初めてだが、良く考えてみたら関西でやること自体初めてだ。四丁目ばんどとしての知名度は低いかもしれない。しかし、バイオリンの太田さんもピアノの黒田さんも素敵な音楽家だし、何より酒井俊さんの歌は素晴らしい。関西方面の方はだまされたと思ってぜひ来て下さい。8月の一本杉もこのライブにしよう。

[link:238] 2003年07月22日(火) 03:38


2003年07月21日(月)忘れ物

 京都のフォークシンガー藤村直樹さんの録音でアレンジを1曲たのまれて、ここ2〜3日方針を考えていたのだが、どうもまとまらない。とりあえず、録音できるものから作業を始めて様子を見ることにする。打ち込みのデータをオーディオとして取り込もうとしている時に、ソングファイルが48KHzになっていることに気がついた。この曲は44.1KHzの24ビットで作業しようと思って、もらったデモを44.1KHzで取り込んでいたはず。レートを44.1KHzにしてデモを聴いてみると、お、自然な感じだ。なんだか方針が定まらなかった理由はこれだったのか。ということにしておこう。

 意外と作業は進んだが、夜のシカラムータのリハには少し遅刻。上石神井の駅でドラムの吉田さんに会う。
「昨日アメリカから帰ってきたんだ。」
「ルインズのツアーですね。どれくらい行っていたんですか。」
「7都市でやってきた。」
「へえ、じゃ結構長く行っていたんですね。」
「いや、一週間で7か所やったから。」
「‥‥。」

 スタジオに着いて楽器をケースから出す時に、マウスピースが楽器ケースに入っていないことに気がついた。しまった、先日の映画の録音の時に別のテューバのケースに入れたままだ。家まで取りに往復して、結局リハに参加したのは実質1時間だった。

[link:239] 2003年07月29日(火) 18:43


2003年07月22日(火)藤村さんの録音

 午前中は自宅で『美式天然』サントラのダビング。トイピアノを弾いてみたが、鍵盤の戻りが遅くて細かいフレーズが弾きにくい。

 午後から京都のフォークシンガー藤村直樹さんのレコーディングに行く。エンジニアは石崎さんで、スタジオには渡辺勝さんと今井くん。今日は来ていないが中尾君や船戸さんも参加していて、要するにいつものオフノートのレコーディングだ。早めに終わったので高円寺で飲んで帰るが、場所を池袋に移して朝4時過ぎまで飲んでしまった。最後に行った赤い鼻という沖縄料理屋は良かった。味も値段も沖縄なみだ。

[link:240] 2003年07月29日(火) 18:44


2003年07月23日(水)北海道苗場ツアー1日目

 明け方に泥酔して帰って、作業場の床で寝ていた。9時頃起きて、あわてて旅の仕度をする。仕度半ばで家を出て、大学の先輩に楽器を借りに行った。家に戻って今借りてきた楽器を持って、梅津さんの車との待ち合せ場所に向かう。今回は北海道ツアーの合間に苗場に往復するスケジュールなのだが、路線バスに長時間乗ったり、乗り換えの時間がぎりぎりだったり、最近使っているテューバは大きすぎて飛行機内に持ち込みにくそうだったりするので、苗場と北海道で別の楽器を使うことにした。たまたま先日大学の先輩に会った時に僕がピストンのスモールサイズのBb管を使っていることを話したら、手元に使っていないベッソンのスモールサイズのBb管があるので興味があれば貸してくれるような話をしていた。昔から使っているヤマハのBb管がもはやぼろぼろで特殊な用途以外には使いにくい状態である。そこで先輩の了承を得て、貸してもらった楽器を北海道に持って行くことにした。苗場行きの楽器は既にシカラムータの桜井さんに預けてある。

 茨城県の大洗まで車で行って、フェリーに乗る。今日は船中泊。展望風呂や映画館もある大きなフェリーだった。映画館でやっていたのは「釣りバカ日誌6」。このシリーズは見たことがなかったので、この機会にと思って見てみた。映画館の客は実質2人だったが、最後まで見ていたのは僕だけだった。音楽をかしぶちさんがやっていて驚いた。船上の場面は、実際の船の揺れが加わって現実的であった。

 船に乗る前に食料と酒をしこたま買い込んであったのだが、船の揺れのせいでメンバー全員食が進まない。夜は案外早く寝てしまった。

[link:241] 2003年07月29日(火) 18:45


2003年07月24日(木)北海道苗場ツアー2日目

 朝起きると、腰が重い。初めての経験だが、船の上下の揺れによって重力が増幅されていたためと思われる。ベッドに荷物を置いて片方にしか寝返りをうてないようにしたのが良くなかったのだろう。ただ、船の揺れにはずいぶん慣れた。もう一晩船に乗っているとしたなら、今晩は普通に飲み食いできるだろう。

 苫小牧に13時過ぎに着いて、伊達市のりむなたら農園へ。今日のライブ会場は、この農園の中にあるかまぼこ型の大きな倉庫だ。出店もたくさん出ていて、ちょっとしたお祭りの雰囲気だった。コンサートはお客さんも輪になって踊っての大盛り上がりだった。会場に小さな子供が多かったが、なんだかいい顔をした子供が多かった。

 借りてきた楽器は結構はっきりした音が出て、メンバーには好評だった。小さなハードケースにはキャスターもついていて、僕のツアーのためにあるような楽器だ。欲しい‥‥。しかし、ピストンが今まで使っていた楽器と違う位置についていて、ベルの向きも逆なのがちょっと使いにくい。ライブをやりながらストラップのかけかたを工夫するが、肩や手がすごく疲れる。慣れで解消するのだろうか。

[link:242] 2003年07月29日(火) 18:46


top profile discography schedule blog twitter facebook order other
contact us

Copyright(C)1997- The Kuricorder Quartet All rights reserved.

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。