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コマンドラインからこんにちは from 関島岳郎:2001-04-25


2001年04月25日(水)たまにはレコード屋に

 昨日はNHKのリハの後、澁谷の某レコード店に行ってみた。目的は「鉄道ワルツ」が店頭に並んでいるか確かめるため。すると、栗コーダーカルテットのコーナーはあるものの、「公式BOOTLEG」しか並んでいない。これはいかん。しかし、よくみると「公式BOOTLEG」のとなりに「鉄道ワルツ」のチラシが1枚だけ差し込んであった。これをどう解釈したらよいのだろう。単に「鉄道ワルツ」が品切れでチラシだけ1枚残ったのか、あるいは「鉄道ワルツ」を置いていないことに抗議して誰かがたまたま手許に持っていたチラシを残していったのか。

 ついでに店内を見てまわる。クラシック売り場でアーノルド・ジェイコブスのCDが大量に並んでいるのを発見。当店クラシックチャート2位と書いてある。アーノルド・ジェイコブスはシカゴ響の金管セクションを44年にわたって支えつづけたテューバ奏者で、呼吸法の指導者としても世界中の管楽器奏者から尊敬されていた人だ。肺が片方しか機能していなかったという話を聞いたことがある。確か数年前に亡くなったはずだが、と思いCDの内容を見ると、リヒャルトシュトラウスのホルンコンチェルトのライブ録音、当時のシカゴ響の奏者とのブラスアンサンブル、自宅での練習テープ、シカゴ響の名場面集、講演などいろいろなところから音源を集めてきたものだ。ジェイコブスのソロは今までヴォーン・ウィリアムスのコンチェルトくらいしかレコードになっていなかったと思う。売り場に貼ってあった店員さんの熱いあおり文句に「これを聴かずにテューバを吹くな」。はいはい、買います、買います。

[link:8] 2001年04月25日(水) 08:42


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