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ニュートの口使い from 近藤研二:2003-04-14


2003年04月14日(月)ツアー初日

ご無沙汰しております。
本番の日くらいメモを残さないとね。

神戸CAP HOUSEは、いろんな方面のアーティストが集まって
アトリエにしたり、個展をしたり、ワークショップをやったり、
コミューンっぽいと言うのがあっているか分からないけど、
創造のエネルギーが満ちたスッと背筋の伸びるような空間だった。

今日は生音でのライブ、しかも子供が多いというので、
やや栗コーダーにはピンチかなっと思っていたのだけど、
予想をはるかに越えて会場の響きが気持ちよく、
子供もほとんど騒がなかったので、気持ちよくライブが出来た。

個人的には、今日は難曲がひとつあったので、割と緊張してしまった。
緊張すればするほどどんどん手が冷えていくという悪いクセがあって、
これをなんとかしないとなあ。
案の定、指が思うように動かず途中で演奏が止まりかけてしまった。
トホホ。

なんだか、オリンピック選手の気分なんだよなあ。
例えばアイススケートの選手だけど、
4年間一生懸命がんばって練習して来ても、
本番でズッコケたらそれで終わりなんだよねえ。
もしくは本番間近になって、4回転が成功する自信がなければ、
3回転で妥協せざるをえなくなる。

と、そんな気分を自分に照らし合わせそうになるわけだけど、
考えてみたら自分がこの難曲の練習を再開して10日足らずだからな。
比べちゃ失礼か?

でも、実は8年前にもこの曲を演奏していて、
その時の方が今日よりもよかったりして、
うむー、俺も現役引退かなー?
もしくは、右手の基本を一からやり直しだな。

って、打ち上げでほろ酔いになりつつも、
こうやってホテルで反省している俺。

寝ます。

明日は高得点出ますように。

[link:90] 2003年04月15日(火) 03:55

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