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新・のんき大将のごたく from 川口義之


2008年12月28日(日)2008年締めくくり

過去、この時間帯の書き込みが多いことにはじめて気づく師走。

例年ですと、渋さ知らズの忘年会的ライブ終了後、
少々まったりとした時間の後に、深夜0時を迎えて
リーダー不破さんの誕生日を祝うという流れなのだが
今年は最長記録になろうか。19時半くらいに始まった演奏は
23時45分をまわった頃にようやく終演。

不思議と疲れよりも楽しさの勝る、流石忘年会。
自分のことながら、なかなかよい演奏ができたと思う。
ハモニカもサックスも、はたまた4人でうたった
マンハッタン・トランスファーバージョンのバードランドも。
年末ならではの、ばかばかしさとともに楽しく過ぎたのです。

ときに演奏しながら、なんだか栗コーダーと同じ部分と全く違う
部分を感じたりするんですが、それがなかなかに言葉として
表現するのが難しい。
来年の早い時期に、それを言葉ではない形でパッケージする、
そんな計画がじっくりと、しかし急ピッチに進んでいる。
(矛盾してますな、でもこんな実感)。
これまたかなり個人的な作業である。
集団を巻き込んだ私的な作業とでも言えようか。

栗Q10周年のときのライブCD,DVDと同様、もしくは
それ以上のエネルギーが必要なので、この年末年始を
充電および準備期間として丁寧に扱わねばなるまい。

栗コーダーまわりでは初めてのインフォメーションと
なると思うが、来年の2月4日に江古田のバディにて、
栗コーダーカルテットの曲を渋さ知らズが演奏する内容の
レコーディングライブを行う。わたくし川口の主催であります。

ドキュメントとして、かなり貴重なものとなるので
ご覧になりたい方は直接江古田バディまで電話予約を
お願い致します。さきほど決定した詳細を以下に。
20時開演(開場時間は未定)
前売り料金3000円 当日料金3300円
(ドリンク代別)

栗コーダーのメンバーが参加するわけではないので
そこはお気をつけて。
もちろんぼくはそこにいる訳ですが、演奏していない
可能性もあります。
内容に関しては、確実…というものがないところが
渋さの魅力なので、最高なのものができる可能性を
持てる状況を整える事に万全を尽くすということですね。
頑張ります。

最後に、これまた私的なことであるが、不破さんと同じ
誕生日の母が、明けて今日喜寿を迎えることを喜びたい。


[link:114] 2008年12月28日(日) 05:59


2008年10月22日(水)山形スクリーム録音終了

やり尽くしました。
持てる時間、能力、最高の録音スタッフ、
最高のゲスト演奏者、
すべての限界まで出し尽くした、
信じられない仕上がりと自負しております。
(本当にすいません、みなさん無理をしていただいて)。

たぶん4人とも数日ほとんど寝てないでしょうね。
体力、知力の限界まで達しました。
おまけに予算も使い尽くしました。
この映画に関わる事ができたという名誉だけが残ります。

しかしながら、
これで我々は新しい名刺を手に入れたと言ってもよいでしょう。
たぶん今後はハリウッドから指名が入ることになります。
その成果は来夏までお待ち下さい。

クイールとも、キョロちゃんとも、
草間さんのドキュメントとも、ピタゴラスイッチとも
違った我々の表現が聞かれることとなりましょう。

今年のシングル3枚とニューアルバム、そしてこの映画は
次の15年間へのターニングポイントになると
信じております。

この数日でじわじわとツアーの流れに以降していくことに
なるのですが、各方面のみなさん。
今まで一度も我々を見た事のない方々、
そして何十回も見ている方々、そのお友達。
みんな来てね。

たぶん今年がバンドのピークとなるんじゃなかろうか。
自分自身が見逃したくない特別な時期のように
感じております。

この一週間、生まれて初めての経験をいろいろしました。
ラジオ単独出演。
渋さ知らズでひとりでうたう。
ラテン系の曲の作曲をする。
オーケストラにディレクションする。
おまけとしては
マーサ&ザ・バンデラスのマーサ・リーブスさんに会う、
など。
この一ヶ月くらいの間にふたりの才人の50歳の誕生日を
お祝いできたのも、このあとの半生において重要と思う。
(目標到達年齢90歳として)。

[link:113] 2008年10月22日(水) 03:33


2008年09月22日(月)山形スクリーム作曲本格スタート

おととい竹中さんの映画の最終ラッシュを見ました。
続いて昨日6時間ぶっ通しの音楽打ち合わせを行いました。
そして今日4人で場面ごとの音楽を割り振って、
各自作曲作業に入ります。
かなりのエネルギーが投入されることになりましょう。

自分たちのアルバムとは違った方法論で進んで
いくと思われ、いつも以上に我々のポテンシャルが
試されることになるわけです。
竹中さんのエネルギーに見合うたくましさで望みたい
ところであります。

このサントラの録音が落ち着いた暁には、
晴れ晴れした気分で足利から京都方面に小ツアーを行い、
その後、いよいよアルバム発売ツアーへのリハーサルが
始まります。

わたくしは合間に中尾、関島両氏との北海道ツアーがあったり、
栗コーダー関係もけっこうライブありますね。

映画のダビング作業(MA)と平行して、
坂本弘通さん、斉藤哲也くんたちとともに、
「市電うどん」の舞台音楽にも参加する予定です。

渋さ知らズで再びファンファーレ・チョカリーアとの共演
なんてのもありますし、充実した秋となりそうです。
このまま12月までイベント目白押しなので、健康に
気をつけてひとつひとつ進めていきたいですね。

そういえばウクレレカフェカルテットの録音は
無事終了しまして、なかなかの出来に仕上がりました。
あとは最終ミックスを残すのみ。
いろんな場所での地道な活動が実を結ぶのは、
気持ちのよいものです。

[link:112] 2008年09月22日(月) 13:50


2008年09月04日(木)一段落

なんだか今日は一段落な気分です。
12月までのスケジュールがほぼ固まって来たのと、
来年のあたまの流れが定まって来たことに拠るんですが、
ほかにも、幾つか。

次回のアルバムのノベルティーっていうのか、
販促グッズっていうのかが決まったこと。

バンドを代表してある録音に出かけて行ったのですが、
なかなかいい出来だっったんじゃなかろうか、ってこと。

ちょっと前ですが、
竹中さんの映画の初回の編集を見させていただいたことも
感慨深いですし、自分たちの今後の作業をイメージする上で
非常に参考になりました。

栗コーダーとしてはしばらく地味な録音関係が続きますが、
次作のアルバム発売ツアーを大々的に行う予感あり。
もう分かる範囲で発表されてますね。
こりゃあもう期待していて下さいね。

今日は昼から打ち合わせが三件続き。
その後、前述の録音に出かけて終電近くで地元に
戻ってきたので、そこそこ飲んでしまいました。
今日は、まあいいだろ。

明日は、久しぶりのウクレレカフェカルテットの録音
の続きであります。
ウクレレが少しずつ上達していくのが、自分のことながら
おもしろいのです。



[link:111] 2008年09月04日(木) 04:07


2008年07月09日(水)この夏のヤマ場、前半終了

昨日湯川潮音さんのライブがありました。
ほぼ完全生音。ベースの松永さんとギターの安宅くんと
ともに普段にないびっくりするくらい小さな音量でサポート。
見にきていた栗原、近藤両氏が驚いてたから相当だ。
自分の出来としては8割強ってとこかな。
サックスの限界音量での表現に鍛えられました。

しかしながら彼女、じつにのびやかな歌声。
栗コーダーのゲストも楽しみです。

先月から今日まで。
目に見えるライブ自体はそこそこの数だったものの、
実際はかなりの忙しさでした。
ぼくたちの行動サイクルってのは例えば
ライブを例に挙げるならば、
そのライブのためのリハーサルってのがあるんですが、
高浪敬太郎〜松平健〜湯川潮音〜加藤千晶と行ったり来たり
しながら結構な回数のリハーサルが行われ、かつ
その準備に自宅作業もかなりの時間が必要でした。

その合間に渋さ知らズの大きめなライブが数本あったり、
栗コーダーのシングル発売にまつわるラジオやテレビ
などがあったり。
そういえば急遽頼まれた伊藤ヨタロウ氏の舞台音楽って
のもあったな。
シアターコクーンの蜷川幸雄の舞台だそうな。

そんなこんなが昨夜、やっと落ち着いたところです。

もちろん栗コーダーのツアー用のリハーサルも
がっちりありました。あとはツアー前日の軽い確認リハ
を残すのみ。

まだ本番までに一週間ほどあるのに間が空いてるのは理由
がありまして、わたくしが明日から旅に出てしまうわけです。
明日っていうか今日の午後だね。
健さんのディナーショーに向けて伊豆の温泉に前乗り。
なんとかここで休んでおかなくてはなりません。
翌日は本番2回。
今期のディナーショー初日ですから緊張感あります。

その翌日は伊豆から成田空港。
そしてカナダで一度国内線を乗り継ぎつつ、すでに出発
している渋さ知らズのケベック公演に合流。

現地を14日に出発し翌日午後に成田到着。
そのままリハーサルスタジオに向かって、
ツアー前日の両ゲスト参加のリハーサルとなります。

移動自体はもう慣れっこだからよいとして、
サミットですよ問題は。ただいま東京は
戒厳令みたいになっててロッカーが使えないのです!

リハに直行ってことは栗コーダーのツアーで使う
楽器をそこに直接運び込まねばならないというのに、
そのまえに松平健さんで使うテナーサックスと小物、
渋さで使うアルトサックスとハモニカ、もちろん
着替えなどの入ったスーツケース。
そんなの全部持てないって!

いつもはそういった時に駅のロッカーを有効活用
して入れ替えなどをしつつ次のステージに向かっている
のだが、まさかこんな事態とぶつかるとは。

栗コーダー関係の荷物はなんとかみなさんに手分けして
事前に預けてみました。
残りの荷物が玄関先に山となってますが、
これいったい持てるんだろうか?

では行ってきます。
こんな荷物を持って買い忘れた耳栓やらを買いに薬局
をまわったり、ギターチューナーを買いに楽器屋へ
行かなければならないと思うと気が重い。重すぎる。
普段ロッカーを使ってなんとか楽に行動してきたってのに。

思い出すなあ、東京ロッカーズってムーブメント。
俺ってまさしく東京ロッカーズってことかね。

今晩は温泉で体をほぐさないとカナダまで持ちません。
マッサージ呼んじゃおっかなあ。
投資、もしくは保険だと思って。



[link:110] 2008年07月09日(水) 05:23


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