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新・のんき大将のごたく from 川口義之


2003年04月30日(水)お葬式

昨日は昼にアール・キング氏の御葬式が行われた。
私も日比谷のブルース・フェスかなにかで見受けたこともある、
ニューオリンズ音楽の重鎮のひとりである。

式ではドクター・ジョン、アール・パーマー氏なども見かけ、
アーロン・ネヴィル氏はアメイジング・グレイスとアヴェ・マリアを
歌い、参列者の涙を誘った。

このフェスティバル期間中に、これだけの人数がいて騒々しくなかったのは
ここギャリエ・ホールの中だけである。
現在も市役所の分室として使われているらしい、1850年から約100年に
渡って市庁舎がおかれていたこの場所は、街の名士を送る場所にふさわしい。

たぶんキング氏が好きだったであろうテイスティー・ドーナッツを、
コーヒーとともに振る舞っていたのが印象的だった。

葬儀の後はニューオリンズらしくブラスバンドに先導されたパレードとなる。
官庁街から出発した行進は、キャナル・ストリートからノース・ランパート
へと進み、ルイアームストロング公園の前で、馬車に引かれていた棺が、
白い大きなリムジンに移されてパレードは終わった。

56.jpg 300×225

街の著名人も含む大集団によるパレード。

[link:56] 2003年05月02日(金) 02:19


2003年04月27日(日)フェスティバル3日目

まずは写真だけ。

55.jpg 320×240

写真サイズは適切でしょうか?
話題のカニです。

[link:55] 2003年04月29日(火) 02:22


2003年04月26日(土)フェスティバル二日目

ちょっと修正しました。
あんまり文章が荒れてたもので。
現場で書くと時間的な制約もあって
あせっちゃうんだよね。
でも文章力がないからあんまり過湾内みたい。


昨日も充実したラインナップでありました。
前の日に、なぜか向こうから声をかけてきた
ブルースマンがいて、その彼のライブが昼から
あったので、一応の礼儀として顔を出すことにする。
なかなかいいハモニカと歌をうたう人だった。

彼のブルーステントのライブに始まって
10アーティストほどを見物する。

最後の2時間ほどはダーティ・ダズン・ブラス・
バンドとボブ・ディランとチコ・ハミルトンと
ゲイトマウス・ブラウンを次々に途中退場して
はしご。

それぞれに各ジャンルを代表する、その音楽の
歴史を作ってきた人たちなので、はしょるのは忍び
ないのだが、晴天のフェスティバルのせいか、
気楽に、後ろ髪をひかれずに移動できる。
あきっぽい自分にはあってるようだ。

どうしても、それぞれのテントのメインアーティスト
が同じ時間帯に当たるのでこういうことになるのだが、
今回はぶつかるアーティストが別の日程で行なう公演を
事前に予約しておいたので、わりと悩まずに済む。

その予約してあったクロスビー・スティルス&ナッシュ
のコンサートに出かける。
9時スタートでフロントアクトはジョン・ハイアット。
もともとはユッスー・ンドゥールの出演のはずだった
が、彼が戦争に抗議して、急きょの出演決定であった。

一度見てみたかったので自分としては満足。
最近のユッスーも気になってたのだけど。

さて、メインのC、S&Nです。日本人好みのグラハム・
ナッシュの曲よりも、デビッド・クロスビーの
オープン・チューニングを使った不思議な曲や、
熱いスティーブン・スティルスの雄叫びのほうが好きな
のだが、「Our House」が始まると目頭が熱くなるのは、
10代のころの自分の記憶、思い出と直結しているから
だろう。感情が豊かだったころの自分に帰るのだね。

あまっちょろい曲が好きだったころがあるってことか。
ポール・マッカートニーがひ弱になったような曲で、
歌詞はストレートに日本語にすると気恥ずかしいが。

でも、アメリカ人もおおよそ同じみたいで、彼の曲で
大合唱していた。メインの客層は50代かなあ。

いかん、こんな感じで書いているといつまでたっても、
会場に向かえないではないか。
昨日よりも出発が30分以上遅れてしまった。
これでは昨日の夜に出会ったノルウェー人のジャズバンド
を見損なってしまう。
しかしなんで連日、向こうから声をかけられるのか
不思議。別に楽器持って歩いているわけじゃないのに。

54.jpg 320×240

ジャズフェスのいわゆるメインテントの2日目トリ。
ほとんどギター弾かなかったようです。

[link:54] 2003年05月19日(月) 12:50


2003年03月28日(金)ギネス飲んだり演奏したり

流石!関島さんは更新してますなあ。
せっかくなので連動、もしくは便乗してみます。

今回のギネスの試飲会でいただいたギネスのパイント
無料引き換え券は使い方が難しく、3人以上の集団で
お店に来た場合に3杯のギネスが振舞われるっていう
形であります。なかなか使いにくいのです。

ライブの時、リハの後などがチャンスなのですが
車で帰る人が多い昨今、3人集めるのは大変。
無理やりに機会をつくったりして。

さて、いい感じのライブでしたよ。
たしかにヨーロッパのツアー中のくつろいだ雰囲気に
似てましたね。わたくしは、ほぼ半分くらいの参加で
酔いもいい感じで楽しめました。
フル参加だとこのくらい飲んでるとヘロヘロになって
しまうところですが、ゲスト参加は丁度いいですね。

問題はライブ終了後もくつろいでしまって終電を
逃すことですねえ。車でライブに向かわないことの
良い点と悪い点があるわけです。

まあ、なんとか始発くらいまで時間を潰したのちに
最寄駅の駅そばで発見した漫画喫茶でこんなことを
しているわけです。
なぜならまだバスの始発が走っていないから。

お、得した気分。
ビルの高層階にこのお店があったことを忘れてましたが
いい朝焼けが見えます。うーんいいねえ。

漫画喫茶でドリンクも飲まず漫画も読まず
こんなことしてるのももったいない気がしますけど
ちょっと旅行気分になるので楽しくもあり。

さてせっかくだからどんな漫画が揃っているか
覗いてからかえろっかなあ。

[link:53] 2003年03月28日(金) 05:56


2003年03月24日(月)お、連日の書き込み

昨夜のウルルン滞在記はなかなかよかった。

ツンドラの遊牧民、ネネツ族の一家にお世話になるのだが、
まず言葉が通じない。まあ、それはいつものことではあるが、
一家のおかあさん、なかなかである。
「笑えばいいのよ。」と言ってみんなで笑う。
この御時世だけに心にしみる。
笑うことによってどのくらい人が助けられることだろうか。
また、厳しい生活環境の人たちほど親切だったりする。
そうしないと生きていけないからなのだが。

欧米系の社会に多い傾向だと思うが、
目が合うと必ずほほえんでくる。
これも私は敵ではありませんよ、もしくは正常な人間ですよ、
という印しとのこと。
厳しい生活から生まれてきた習慣である。

わたしもいつのまにか、知らない人に会う度にニコっと微笑む
習慣が付いてしまった。
日本でこれをすると無気味なことこの上ないですが。

しかしなんで外人ってあんなにいい笑顔ができるんだろ。
(西洋人ね)
あんな人たちが戦争をしようとするのが不思議。

笑顔といえば、やはり微笑みの国、タイ人の笑顔はいいね。
先日、ふとしたことからタイの一家にお世話になりました。

パタヤという歓楽街とラヨーンという海辺の街の間にある
タイ海軍の駐在する街です。
1泊だけのことですが、ウルルン的なムードになるものです。
大家族と一緒に海水浴とかいったりして。

クーラーがないと眠れないだろうからって近くのホテルを
案内してくれるようだったのだが、せっかくなので家にそのまま
泊めてもらったところ、いらない、大丈夫ってわたしは言うのに
家で一番大きな扇風機を用意してくれたり。
(直接の風が苦手なのでけっきょく壁に向けていたのだが)
別れ際にまたいつでもおいでとか言われてね。

言葉がほとんど通じなかったので、ここはやはり満面の笑顔。
3食続けてタイ料理は、身体にそこそこ厳しかったのですが、
アロイ、アロイ(おいしい、おいしい)の連発で過ごしました。
量も相当なもので食べ切るのが大変。

父さんが一生懸命ビールなんかも飲まそうとするものだから、
最後にはわたしにバンコクまで一気に戻る体力が無くなって、
車を途中で停めてもらい、その街に泊まったりしました。
ホテルにチェックインするまでずっと見守られてしまいましたが。

渋さ知らズでツアー中にも、お金持ちの芸術家の集まる街に
ホームステイしたことがありますが、
人を持てなそうという気持ちに貧富の差は関係ないですね。

どちらからも気持ちが伝わってきて別れ際にウルルン気味に
なったものです。
果たしてわたしが客人を向かえた時にそんな気持ちでしっかり
対応できるのであろうか。

気持ちのゆとり、経済ともに半端すぎるな俺。
何もない四畳半なんかで、でもおいしいお茶を立てたりして
人をもてなすことができたらなあ。
よしそれを40代の目標にしよう。

[link:51] 2003年03月24日(月) 01:36


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