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新・のんき大将のごたく from 川口義之


2005年04月18日(月)渡さんのご冥福をお祈りします

ただいま朝7時30分ころ、この時間に起きていることは
稀だったが、最近は起きていることが多い。
しかし、その時間まで作業をして徹夜で迎えていることが
ほとんどだ。それもメールを8時間とか打ち続けて。
そう、栗コーダーの10周年記念DVD、CDの編集作業が
ほぼ終了し、関係各位とのやりとりが急ピッチで進んでいる。

今日も夜は重要な打ち合わせ、とはいえ、午後からウクレレ
カフェカルテットの録音作業と撮影、取材も控えている。
朝9時には、自分が倉庫がわりに使っている家の二階から
漏水した、その状況を確認に出かけなくては行けない。
(なんてことだ…)
合間に録音関係の機材や楽器のパーツ、本体などの買い出しも
しなくてはいけない。携帯電話の会社や銀行にも。
どうがんばっても徹夜だな今日も。

しかし、明日から十日間ほどは別の暮らし振りに一気に変わる。
渋さ知らズのヨーロッパツアーの始まりだ。
僕は本隊とは別にかなりの回数、日本と往復する。
その手続きのために夜を徹した日も多い。
昨夜は渋さのクアトロライブ。体の調子は最悪だったが、
なかなかいい演奏ができた。

昨日の演奏の始まりは「自衛隊に入ろう」で幕を開けた。
ご存じの方も多いと思う。高田渡さんが亡くなられたのです。

その知らせを受けた日は加藤千晶さんの録音に向かいました。
向かう車の中ではいろんな事を思い出したり。

昨年の映画「タカダワタル的」は、今回のDVD制作に
圧倒的に影響を与えています。映画の公開イベントには
ごく初期と公開終了の頃に一回ずつ行きました。
その度に漠然とごあいさつをし、2回めは我が家のように
酒やつまみが積まれた楽屋を片付ける意味もあったのか、
これ、持って行きなさいと、なんだかおみやげももらって、
今度シーベック・シーモアを一緒にやりましょう、笛は
いいねえって言って送り出されました。

一度、録音でご一緒したとはいえ、僕が本来サックス吹き
だってことも、ボーランとか叩くことも、知られていない
ことはわかっていたし、今回のDVDの演奏を見ていただいて、
おもしろがっていただけたらいいなってずっと思ってました。
その中でシーベック・シーモアは絶対欠かせない選曲でした。

一度、僕からの呼びかけで関島さんと2人でサポートをする
ライブが決まりかけたのですが、渡さんがダブルブッキング
をしていて叶いませんでした。先日もその事を覚えていて、
気にしてくれていたようです。

僕は自分から参加させてくれとお願いしたライブは記憶では
ほとんどありません。自ら機会があったらぜひと言ったのは
トロンボーンの大原さんと渡さんに対してだけですかね。
今後は、もっと積極的になろうと心に決めました。

加藤さんの録音の最中に何故かどんどん声が枯れてきて、
昨日の渋さは酒を飲む余裕も無し。
一気に疲れが出たか、のどがかなり腫れている。
でも2日間とも丁寧な、いい演奏ができたと思います。
とくに加藤さんの録音はここまで丁寧に詰めることが
かつてないくらいまでやり切った気がします。

[link:85] 2005年04月18日(月) 08:13


2005年07月04日(月)たしかに多忙かも

近藤くんごめんね〜。ここの更新がままならないばかりか、笛仙人の先月の原稿も落としちゃったり。全くもって渋さの欧州ツアーに翻弄されてますね。やっと渋さの、のべ30人ほどの航空券を押さえられそうで、ほっとしてます。さてさていよいよCDとDVDが出来て来ますよ。まだあと二ヶ月間はライブ会場でしか買えませんのでぜひ、みなさん集っていらっしゃってくださいね。

[link:86] 2005年07月04日(月) 12:40


2005年11月01日(火)キッス、クイーン、エアロスミスの時代

ご無沙汰しております。
みなさまいかがお過ごしですか。
わたくしはようやく厄年から脱出するべく
いろいろなまとめ作業をはじめております。
唐突ですがいくつかコンサート見ました。
30年ぶりのソロアルバムを手みやげに、
再来日をしたアル・クーパー。そして
20年ぶりの来日となるクイーン。
もちろんボーカルは故フレディ以外に考えられない
ところに、どうなるんじゃろと期待と不安半分の
ポール・ロジャース。
彼はフリー、そしてバドカンことバッド・カンパニー
などで、やはり往年の音楽アイドル雑誌、ミュージック
・ライフのグラビアを飾ってきた大物です。
しかしながら欧米での認知度に比べたら、現在の
日本ではほとんど無名と言ってもいいでしょうな。
で、結果はまずまずといったところ。
キーの高めの曲はオリジナルメンバーのドラムの
ロジャーとギターのブライアンが歌ったりしてたし。
むしろその二人が歌ったおかげで、オリジナルの
コ−ラス(もともと分厚いコーラスは売りでしたね)や
元バージョンから聞こえてくるトーンを思い出すことが
できて良かったかもしれない。
僕は5回ほど泣けました。
まだ日本公演途中かもしれないので、詳しくは後日。
ちなみに僕がロックを聞き始めた頃は
キッス、クイーン、エアロスミス、そして
ベイ・シティ・ローラーズが人気者でした。
たぶん77年のミュージックライフの表紙は
彼らがメインだったと思います。
そのちょっと前はディープ・パープル、ELP、
ZEP、あたりだったのかな、たぶん。
ちなみにジョンは活動停止中、ポールは大規模な
アメリカ・ツアーを終えて三枚組のアルバムを
出した頃でしたね。
あ、今リンゴ検索したらアニメのヒーローに
なるらしいぞ。楽しみ〜。
いよいよリンゴに続いてポールも64歳
になりますなあ。どうなることやら。

[link:87] 2005年11月01日(火) 15:38


2006年01月23日(月)2006年はどうなるやら

関島さんの更新につられてみました。つい長文を書く場所にしてしまっているせいでインターバルが長くなりがちなこの場所ですが、今年は何回書けるかな…なんて書いてから1年経ってしまいました。びっくりです。昨年は渋さのヨーロッパツアーやら栗コーダーのLIVECD、DVDの発売など、恐ろしい密度とスピードに流されて、わたしの長かった厄年は過ぎ去りました。そろそろ自分のイベントなども再開していきたいものです。ところでこの土日にはピットイン40周年という、わたくしにとっては大きな節目と考えられるイベントが新宿厚生年金会館で行われました。今回は初日の初っ端に渋さの一員として出演。その日のトリは山下洋輔さん。二日目のトリは渡辺貞夫さんですよ!感無量。30周年の頃は今とは全く別の立場で関わっていたものです。そのさらに10年前は全く日本のジャズに興味すら持ってなかったかも。奇しくも初めての海外、ニューヨークに行って生のジャズを体験してショックを受けたのは約20年前の2月のことですね。今は亡きレスターボウイさんたちのリーダーセッションバンドでした。そんな思いで話は次の笛仙人にでも続けるとしましょう。ああ、あれから10年かあ。10年前にも自分は何をしていこうかと悩んでいたものですが、栗コーダーと渋さ知らズと旅行をしてたらあっという間に過ぎてしまいました。次の10年はピアノでも練習しようかな。20年前に始め損なってたんでした。二十歳過ぎで始めてたってもう20年だもんなあ。惜しい。高校生のときに初めて渡辺貞夫さんにお会いして、ずうずうしくもサックスの練習に何をしたらいいですか?なんて聞いたときに教えていただいた事、それすら実行できてないものねえ。あれから25年以上かあ。この10年、20年、30年でいったい何を学んできたんでしょう?同じステージの違う時間に立って、未だあまりにも到らない自分にがっかり。

[link:88] 2006年01月23日(月) 04:31


2006年04月09日(日)浜松初ライブ

手短に。昨年から画策していた浜松でのライブ。いよいよ明日実現と相成りました。これさえかなえばいつ解散してもいいくらいのモチベーションで進めて参りました。なんてったって20年音楽を続けてきて、やっとかなう故郷での演奏会ですからね。熱心にわれわれを誘ってくれたエスケリータ68の皆さん。僕の独りよがりな思いで終わらずに済んだのは皆さんのおかげです。ソールドアウトなんて夢のようです。そして楽器博物館の村瀬さん。この場を借りてお疲れ様でした。今後さらに良い関係を築けますように。そして、栗コーダーの残り三人の皆さん。僕のわがままに付き合ってくれてありがとう。今日は良いライブにしましょう。いまとても幸せな気分です。

[link:89] 2006年04月09日(日) 02:47


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