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新・のんき大将のごたく from 川口義之


2004年01月22日(木)がんばれ俺

とうとう徹夜になってしまった。
昨日から1/18、28、29のイベントに関してのメールを
各所に送り続けているのだが、やっとひと段落したところ。

本当は20日も21日も仕事だったはずなのが飛んだのが
むしろ幸いだったか。
明けて今日の昼には沖縄に飛び渋さのライブツアーとなる。

この時期、気楽に沖縄を満喫している場合ではないのだが、
早くから決まっていただけにまあしょうがない。
そんなわけで寝る間もなくイベントに向け準備を進める。

沖縄から直接名古屋入りするので、自宅でじっくりメールを
書けるのは今が最後のチャンスである。
栗コーダーのライブでは決してしていなかった行為、
というかバンドブームのころ以降、絶対しなかった友人への
ライブのお知らせという微妙な行為を行っている。

バンドブームのころはノルマ付きのライブハウスで、
一人何枚かのチケットを預けられ必死に友人に電話を
かけたものだ。
その友人に「お前ライブの前しか電話こないじゃん」
なんて言われたりしてずいぶん友人を減らしたものだ。

以来ノルマのあるライブは徹底して避けてきた。
今回はノルマはないが責任はある。
責任がある故にこういったライブのお知らせなども
がんばれるってものだ。
メールでできるようになったのもありがたい。
昔は直接電話して、最近どうしてる?から始まって
実はライブがあるんだけど、なんて言っていたかと思うと
気が遠くなるな。

あらあ、松平健と大地真央が…。
早朝からびっくりなニュースを見てしまいました。

[link:72] 2004年01月22日(木) 05:49


2004年03月11日(木)久しぶりに武道館に行ってみた

久しぶりに武道館に行ってみた.。

8日の深夜、UA〜栗コーダーミーティングの後に
コンビニに寄ったら、
ブルータスのデビッド・ボウイ特集が目に留まった。
ぱらぱらっとページをめくったらインタビューと8年ぶり
の来日の記事。
あらいつなんでしょう?横にあったぴあで確認すると
今日明日じゃないですか。
しかも武道館!
わたしの大嫌いなドームコンサートじゃないじゃん!
しかもデビュー40周年とかで昔の曲はやるし、
ディランのツアーに影響受けて
曲数も揃えて気合いが入っているらしい。

で、翌日武道館へ行ったみた。
大量のダフ屋をくぐり抜けて当日券売り場に行くと
普通に売られていた。
で、久しぶりのロックと武道館を堪能。
わたしシリアス・ムーンライト・ツアー
(レッツ・ダンスの頃ね)
の時は武道館に全日通ったものですよ。
いい席が買えなかったか、お金がなかったのか理由は
わすれましたが、
1日だけ見なかった日は武道館の外で聞いていたですよ。
青春って感じですか。
なんてわけでコンサート熱が久しぶりに高まった、
もしくは高まっていた当時を思い出したのでした。

数日後。

5月の連休あたりのスケジュールがはっきりしてきた。
なんとか死守してきたニュー・オリンズ往きの日程だった
が、自分が確実に必要とされる仕事が入ったので、
ここは大人の分別であきらめてみた。
で、もう一度日程を確認し直したところ、
ジャズ・フェスの後半にはなんとか間に合うことと、
出発が大型連休のピークに近づいても、
旅費が2倍ほどにはならないことが判明。
当初の21日出発ならば48000円のところ、
8万から9万円ほどでなんとかなりそうだ。
ううむ、迷う。で、フェスティバルの出演者を確認。

この音楽のお祭りは2週間にわたって行われるのだが、
1週目の金、土、日、2週目の木、金、土、日には
メインのフェアグラウンドで、
それ以外の日もライブハウスやレコード屋さんの
インストアなどでは大変な数の演奏が繰り広げられる。
で、見られなくなった一週目の出演者は

レニー・クラビッツ、BBキングとエタ・ジェイムス、
スティービー・ウィンウッド、
ボニー・レイット、エミルー・ハリス、
ブランフォード・マルサリス、
バックウィート・ザディコ、ギャップ・バンド、
Dr.ジョン、ダーティー・ダズン・ブラス・バンド、
スヌークス・イーグリン、
クラレンス(フロッグマン)ヘンリー、

わりとショックだな。後半の出演だと思っていた大物が
前半に固まっていた。
でもDr.ジョン以下のニュー・オリンズ在住組は
他の日でも見ることはできるはず。
昨年も見てるし。
熟女ふたりはなんとか一度見たいものだと思っていたが、
その他の出演者は過去20年のうちに何回か見てるし、
まあいいか。
レニー・クラビッツは昔、ロサンゼルスで見て以来見て
ないな。3rdアルバムあたりの頃だったかな。
B.B.に関しては豊橋のフェスティバル以来かU2のゲスト
の東京ドーム以来、生では見てないな。
もういい年なので久しぶりに見て元気かどうか
確認したかったが。
なにせウィンウッドさんが出ることになったのは
レイ・チャールズの病気降板の代わりだし。
いつまで伝説のみなさんが現役でいられるのか、
わかりませんからね。

で、2週目は、げげ、
スティーブ・ミラー・バンドでゲストが
ジョン・ハンディか!
いままで見たことのないロックバンドの中では、
J.ガイルズ・バンドと並んでもっとも見たい
ライブバンドですな。

そしてJ.ハンディはチャールズ・ミンガスのバンドにも
参加していたR&B寄りのジャズ・サックス奏者で、
ボーカル物の「ハード・ワーク」なんて
ディスコっぽいヒット曲なんかも出してました。
昔、ロサンゼルス近くのロングビーチのライブハウスまで
見にいったことあるな。

おお、スモーキー・ロビンソンも出る!
かつてR&B〜ソウルなんて音楽ばかり聞いていたときは、
マービン・ゲイとスモーキーが2大アイドルでした。
昔、NHKホールあたりで見たコンサートは最高でしたね。

あとは、
オデッタ、ハリー・コニックJr.、
デイブ・ブルーベック・トリオ、エル・グラン・コンボ、
ロバート・クレイ、ダイアン・リーブス、
ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ、
ヒュー・マセケラ。
常連さんではアラン・トゥーサン、ファンキー・ミーターズ、
ソニー・ランドルフ、ネヴィル・ブラザーズあたりか。
ううん、迷うなあ。

[link:73] 2004年03月11日(木) 23:38


2004年03月25日(木)桜はまだでした

今日午後1時より、青山葬儀所でいかりやさんの告別式が行われた。2時から近くの麻布十番あたりで仕事だったこともあり、記帳に出かけた。冷たい雨の降る中、わたしを含めた多くのファンが様々な思いで会場に集まっていた。いかりやさんの意志を尊重し、仕事を優先して通夜を欠席した加藤茶さんの弔辞は我々ファンの涙を誘った。一般の人向けの献花台にウッドベースをかかえた、いかりやさんの写真が飾られていたのが印象的だった。ありきたりな言い回しだが、わたしの中の昭和の灯火がまた一つ消えてしまった。音楽家から流れ流れて、でもいつも真剣だったいかりやさんの人生は、通り1本向こうの電信柱の明かりのように、ぼーっと光って、常にわたしの音楽家として生きる支えになっていたように思います。今後わたしの好きなテレビ番組「人生の楽園」を見るのがちょっと辛いです。合掌。

[link:74] 2004年03月25日(木) 01:52


2004年04月26日(月)明日はメンフィス(詳しくは掲示板へ)

ただいま更新することで過去ログに移動してしまう文章の
終わり頃に書いてあった初めての海外旅行から18年経ち
ました。18年振りに明日、メンフィスへ旅立ちます。
宿はその時わたしがリンゴ・スターにばったりあった有名
なホテルのはす向かい。いったいどんな気持ちになるのか、
楽しみでもあり、不安でもある。
なにも覚えてなかったらどうしよう。
そんな様々な思いは掲示板に続けます。

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無事到着した18年振りのメンフィスのビール・ストリートにて。きれいに再開発されていてびっくり。おいしいチキン・ガンボを食べました。

[link:75] 2004年05月04日(火) 01:45


2004年05月01日(土)S・ミラー〜D・ボウイ〜サンタナ

ここニュー・オリンズは朝9時過ぎ。
窓からは赤いトラムが走るのが見える
一日降り続いた雨も止み、
今日のフェスは再開するだろう。

昨夜はソールド・アウトだったデビッド・ボウイ
(発音的にはデイビッド・バウイイといった感じか)
のコンサートにも途中入場ながら満喫できた。

一昨日のアル・グリーン、ボビー”ブルー”ブランドの
公演と同じ会場ながらも規模の違いを実感。
PA、照明ともに専門のクルーを連れて来ているだけ
あって、日本の武道館公演と同様の機材、いやむしろ
劇場のコンサートだけにより本来の狙いに近い演出が
されていたように感じた。

実は一昨日のコンサートはPAトラブルが終止続く、
厳しいものだった。前座扱いのボビー・ブランドは
ほとんど生音。メインのスピーカーからは何か関係
ないCDらしい音が漏れる。
さすがにしばらくして客のブーイングから演奏停止。
本人も軽いジョークでつなぐも数回にわたる中断で
テンションはがた落ち。
結局盛り上がりきることなくステージを降りた。

それに比べアル・グリーンはさすがの現役感で、
場の空気を引っ張って行く。ヒット曲の数々を
見事なステージングで披露。
途中のMCの場面で一部と同様のPAトラブルに
なりかけたが、強引に音圧のある曲を始めて
ことなきを得る。
プロデューサータイプのミュージシャンならではの
決めの細かさだと思う。
ボウイにも通じる部分だと思うが。

ミュージシャンの現在の勢いはサポート・ミュージシャン
の演奏力に如実に現れたりもする。
もちろんお金が沢山動くことによって
腕利きが集まるってこと。

やはりアル・グリーンのバックはコーラス、ダンサー、
ホーンも含む大編成かつかなりの演奏力。
B・ブランドのサポートもいい雰囲気だったし、
個人的には田舎臭いホーンセクションも含めて好きだが
やはり見劣りするのは事実である。

同様のことが今日のサンタナのステージでも感じられる
のだろう。5年ほど前だったと思うがやはりジャズ・
フェスの会場でサンタナを見ている。グラミーを取って
世界規模での復活をする直前だったと思う。
期待しないで見たらあまりの良さにびっくりしたものだ。

人づてに聞くところによると、グラミーを取ってから
メンバーが代わったらしい。彼の場合はむしろその前の
メンバーの方が良かったとの声もあるが。

同じサンフランシスコを代表するS・ミラーのバンドを
見るとバンドの勢いの違いは感じざるを得ない。
かなりいいバンドだったが、少しアップテンポのエイト
ビートのヒット曲の幾つかは、はぎれが悪く元曲の良さが
感じられなかった。

当時のグループとしてはもっとも現代的なグルーブを持つ
バンドだと感じていただけにもう一花咲かせて欲しい。
本人の歌唱力は衰えていない様子で安心した。
若干ギターはゆるくなっているようだが十分楽しめる。
サポートのギタリストがかなり良いので、
このままなんとか再評価、
新しいヒット曲なども期待したい。

マイペースで続けていればいいじゃないかって意見も
ありましょうが、彼のサウンドはいいメンバーがあって
始めて成り立つ繊細な音楽だと思うのです。

さて今日のサンタナはいかがかな。
雨が降ったのが昨日で良かった。
ハリー・コニックJr.を見られなかったのは残念だが。

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[link:76] 2004年05月02日(日) 00:42


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