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新・のんき大将のごたく from 川口義之:2002-07-31


2002年07月31日(水)フェスティバルの日々

気がつくと今日で7月も終わりではないですか。どうも7月の記憶がないと思ったら、
この1ヶ月間は手帳と関係ない暮らしをしていたってことだな。

6/29に徹夜空けで成田空港に向かって、そのまま24時間移動の後に
イギリスはグラストンバリーの演奏会場となるテントの中で、
なぜかパーカッションのフルセットを組み立てていたりした。
サックスを吹くことも無く、準備したハモニカも触ることなく
私の英国デビューは終わったのである。
ロンドンデビューの機会があったら次はじっくりいきたいものだ。
なにせイアン・デューリーとブロックヘッズ、Dr.フィールグッドの国だ。
バート・ヤンシュやマンフレッド・マン、ゾンビーズ、キンクスの国でもある。

翌日の16、7時間連続のバス移動に始まり、かなり過酷な移動、
ライブのくり返し。
合間のケルンで4日間の大部屋共同生活、まかない付。じつに快適だった。
そのなかをシカラムータのライブが行われるブレーメンに出向くには、
かなりのエネルギーが必要だったが、結果おもしろかったので、
思いきりは吉。

行く先々のフェスティバルが実におもしろそうだったのだが、いかんせん
こちらは翌朝には移動しなくてはいけないという状況のくり返し。
1、2ヶ月かけて各地のフェスティバル見物に出かけることが出来たなら
さぞ楽しいことだろう。

渋さのみんなと別れたのちに出向いた、南仏のフェスも同じく。
実際に行ったのはアヴィニョンの演劇フェスティバルくらいだったが、
その周辺の街もかなり多様な催しを準備している様子だった。
フランス語のパンフレットから漏れ聞こえてくる情報は、私にはかなり
わかりにくいものだったのだが。

横川理彦さんのアルバムでお馴染みのタラスコンという街に泊まった。
アルルとアヴィニョンの間のこじんまりした美しい街だった。
つい宿代も奮発して三ツ星に泊まったら、パリの安宿と同じ料金だった。

夏のヨーロッパはいいね。
夜10時くらいまでは普通に昼間のように行動できて、いつの間にか
ぐったり疲れている。でも湿気がないから、つい部屋を出て街を
ふらつこうって気持ちにもなるし。
パリでは街をふらつくことに終始してしまった。
なるべくメトロではなくバスを使って地上を観察するのだ。

航空運賃の安い時期にでもまたヨーロッパに来ることができたら、
美術館なんかに入って寒さをしのぐことにしよう。
冬は食べ物がおいしくなるしね。

冬の食べ物といえば韓国もいいね。
今回はパリからの帰りに2日間ソウルに寄って骨休めができました。
ただ、あまりに疲れていたのと、それまでの飲み過ぎ、食べ過ぎが
たたってがっちりと食事がとれなかった…3回しか。

うち1回は出発直前の空港のレストランで食べたサムゲタン。
もう1回はついた当日、宿で夜中まで仮眠してしまったので、深夜に
営業している飲み屋街へ。二日酔いに効くという有名なスープを食する。
もちろんマッコリを飲みながら。
1回はつい1人なのに焼肉をたのんでしまって全部食べ切るのに必死。
韓国にも限りませんが最低4人以上で食事はしたいところですな。
冬の韓国、オンドルとまっこりツアーでも企画しますか。

今回のカジノは3時間ほどいて一進一退。
スロットマシン、ブラックジャック、カリビアンポーカーと
回ったところで帰る時間となりました。
おいしいお粥もいただけたので結局得したかな。
そのままあかすり、マッサージそして空港へ。

渋さのツアーは40前の修学旅行って感じが良かったですよ。
次回までには、もう少し体を鍛えるか、マッサージでも会得してから
いかないと腰とかやばいかも。
タイマッサージのワットポー4日間コースでも通ってみようかな。

夏の韓国、そして日本に帰ってくるとじつにアジアの一員であることを
実感する。冬場にタイや香港に遊びに行くとき。到着直後のムッとした
感じがあります。それと同じものが味わえたりして。
まだこれが1、2ヶ月続くと思うときついのだけれど。

41.jpg 260×196 (original size)

有閑パリジェンヌと過ごす、 高級ハマム(アラブ風サウナ)にて

[link:41] 2002年09月10日(火) 12:31


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