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日曜カメラマンの修行時代 from 栗原正己


2002年08月30日(金)バヤい……

ギターを弾いたまま寝てしまったようだ。Gmくらいまでは憶えていて。白玉さん、すまん。

[link:82] 2002年08月30日(金) 09:52


2002年09月01日(日)9月1日

 笛仙人が来たのでもう月が変わったのだな。自分の中では気分はまだ8月。気持ちを更新しないと。睡眠不足が行動の鈍さにつながっていてそれが今イチだけど仕方がない。頭だけは良く働く。時間が欲しい。

 明日、というか今日、芝居の初日になる。これから演奏用の譜面を書く。暗い中でも見やすいようにいつもより大きめの音符をしっかりと濃く書かないと。メンバーそれぞれ台本も見ないといけないから半ページにまとまると理想的だろうか。フォーマットをA3横位置にするかA4縦位置にするかちょっと迷っている。
 ここ2日間はこのことだけに集中したいと思う。

[link:83] 2002年09月02日(月) 03:58


2002年09月21日(土)9月21日

9月20日(金)MANDALAチェーン内、吉祥寺ダブルヘッダー

 吉祥寺MANDA-LA2で栗コーダーのライブが終了。いろいろあって、自分が持っているもの、足りないものがわかった。足りないところをどう埋めるか、埋めないままにするか考えている(考え過ぎるタイプです…笑)。
 混雑にもかかわらず、あたたかくつきあってくれた客席のみなさんに心から感謝します(紋切りでなく、心底です。今後もよろしく)。

 ややあって夜のDCPRGライブのために駅の反対側のスターパインズカフェ(MANDALA系列店)に移動。入るとお店のスタッフが事情をよく知っているらしく、それぞれに笑顔で「マンツーお疲れさまでした!うまく行きましたか?」とか言ってくれるもんだから(それがね、きわめて自然なのですよ)、疲れも吹っ飛びますわな。おかげで、リコーダー演奏のあとのベース演奏、リハーサルなし、サウンドチェックも行けず、の状態での本番、サウナのような暑さと高密度な音場の中での1時間半、なんとか最後までたどり着けた(耳はやられた…)。もちろんこれはこんな状況に合わせたセットリスト、曲の部分的なアレンジ変更を準備したバンマスの菊地さんの裁量による部分がもっとも大きいと思うのだが。

9月21日(土)

 脱力、弛緩の一日。夏の暑さとともにそこそこ大忙しのの日々が去って行きましたかな。ふー。秋なのだな。夕べの月と空気がきれいだったことを今日になって思い出した。
 ここのところ夏の体力前借り分のリバウンドか、体調がいまひとつだったのだけれど(当たり前か)、睡眠のとりすぎと時間の浪費で取り戻そうと思う。例えば、神田正輝が出ている「ラーメン刑事」って番組をうっかり見てしまう。で、ラーメンがどうしても食べたくなって、例えば一風堂に食べに出かけたりなんかする、とか。いやいや、あくまで例えば、ですよ(笑)。

 夜、神戸の下田氏から栗コーダーにイベント出演のお誘いの電話があった。がスケジュールが合わず断念。無念なり。


[link:84] 2002年09月22日(日) 06:49


2002年10月29日(火)変な時間に目がさめた

 明日(正しくは今日)からかわせみ座の本番が始まるもんで、ちゃんと寝ておかないとと、早く寝たらさっき目がさめちまって、ちょっとだけ困ってます。
 ここんとこ、朝晩寒い! んで、日々は新幹線のようにどんどん過ぎて行って、例えば昨日会っていい感じだった人や、ライブに来てくれたみなさんへのどうもありがとうですな気持ちなんかもちゃんと言えないうちにどんどん過ぎて行って、もうどうしたものか。したものか。ものか。
 ネットみたいな便利なものがあるのに、言ってないってことは、そんなこと思ってないんじゃないかって言われてもしょうがないんだけど、そんなこと全然なくって、これはもう、どうしようもないんですけど、そうなんですよ。いろんな人に自分の気持ちを正確に伝えてやっていきたいなあ、と思います。あ、これって何か人間関係でトラブルがあって書いてるわけじゃあなくて、普段ちょっとしたお礼の連絡やメールなんかもなかなか書けず、ここの更新もなかなかしない、とか春にクリーニングに出した冬物を一昨日取りに行くような自分でして(すみません、お店の方。捨てないでおいてくれてありがとうございます。もうしませんー)、もう少しそこそこいいぐあいになるといいなあ、と常日頃思っているわけでして。

 で、かわせみ座。一生懸命やってます。皆さんいらして意見や感想をきかせてくださいな。毎回ちょっとまたはいろいろ直していきたいのです。
(なんか、きてください!ってタイミングの更新になっちゃったけど、特にそういう意図ではないのです。おとといの加藤千晶さんと鈴木博文氏、よかったなー)

[link:85] 2002年10月30日(水) 05:43


2002年11月05日(火)これまた一段と冷え込みがきびしくなって、冬か。

 夜、外出するのにダウンのコートを出してしまった。冷えますなあ。

 昨日、かわせみ座「残照」の公演がすべて終了(栗コーダー関連から観に来てくれた方々もいらしたようで、嬉しいかぎり。ありがとうございました。もちろんそれ以外の方々も)。今回の仕事は初めてづくしでそれなりに苦労もしたのだけれど、いろいろな面で大きな収穫があったなあ。すぐ忘れちゃうので、覚え書き程度にここにメモしておかないと。

 まず同じ演目が7回もある、ということで、普段味わえない何かが味わえる。例えば今までリハーサルで気にもせずに演奏できていた曲のある部分が本番になって急に出来なくなる。なんてことがあって、それは何が原因かを7回かけて探れたりするわけです。
 思いつくままに書くと、譜面台の角度(特に重要。ナナメに見るとリハでは大丈夫でも本番でミスの確率が上がる)、高さ、譜面への書き込みをどの筆記用具で行なったか、ピアニカ本体と自分の耳との距離(離れると強く吹いてしまう。低域で強く吹き過ぎると音が出なくなる。顔を楽器に近づけると少しはマシ)、余った息の逃がし方(今回4回目くらいでピアニシモが吹けるようになった)、足下のエフェクトのペダルの角度とマイクとの位置関係(何故かリハではどんな角度でも大丈夫なのだ。照明の明るさとも関係があることもわかった)、自信のないフレーズでも思い切ってやってしまう気合いのもち方、本番前のステージの暗さ、その中で青い電球のみを見ながら2〜3分待つこと、その後演奏中に本格的な照明が自分たちに当たった時の動機の高まりの押さえ方(強い照明が原因で演奏がおぼつかなくなくなることって、案外あるのだなあ…)、首や肩の血行のぐあい、呼吸のととのえ方、本番前に運指練習(普段してないものだから急にやってもどうかなあ…とか)をどれくらいしておくか、食事の質や量それとタイミング(空腹と時の方が集中力が続くようだ。いまごろわかるか?)、とか、きりがないくらいいろんな事が、ほんのちょっと手がかり程度にだけど見えた気がする。普段からライブ回数の多い根っからのミュージシャンの人はこんなようなことを長い間のライブ経験から、自然に体得しているのだろうなあ。なんて思ったり。

 で今回の演奏メンバー。3人以内でお願いします。ということで、最初の打ち合わせの時の思いつきで、曲を作る前、どころか台本もこまかく決まっていないうちにイトケンと斉藤君に決めてしまった。今思えば、音符に書かない部分を二人のセンスで埋めてもらおうと思ったんだな。3人だといつでも何かが(例えばベースとか)足りなくて、もうひとりいれば格段にやり安かった筈で、楽団のみんなには苦労かけました。特に斉藤君には負担が大きかったと思う(すまん斉藤君。文句も言わずよくやってくれてありがとう)。僕も含めて舞台音楽の初心者だけでやったわけだけど、結果として予想以上ににうまくいった。やった。

 曲作りはけっこう苦労した。セリフがないので、音楽でいろいろなことを説明する必要があったので、ライトモテチーフ的にいくつかのことがらや登場人物にたいして、フレーズを割り当ててみたり。ちょっとベタかな、と思いつつ、これは問題ないこと。
 ある日の通し稽古のビデオを見ながら曲作りをするのだが、ふだん映像がらみの仕事が多いせいか、入り込むとその時の映像にぴったりに作ってしまってこれがいけなかった。収録した時からは時間が経っていて気分や動きが変化(進化)している上に、ビデオじゃないんだから1つのシーンが毎回同じ秒数になんてなるわけがない。最初の音楽入り稽古の時に数曲やってみたのだが、動きと全然合わなくて、そりゃそうだよなと、大きく反省。ゆるく合わせられるようなシステム開発とそれに見合った曲の作り方に変更(リハーサル後の飲み会とも言える音楽打ち合わせが大きく役立ちました)。

 曲は、構成の決まっているもの(演者が音に合わせる)と、大まかにしか決まっていないもの(演者を見て音を合わせていく)の二種類で、特に後者はパフォーマンスに合わせて毎回ちがった演奏、楽曲になっていくのが自分でも興味深かった。
 ただ、きっかけ合わせは意外に難しくて、じっさいの舞台でやってみないと、照明のぐあいも自分の位置からの人形の見え方もわからないものだから、初日から3日目くらいまでは、脳内の、普段と違う部分がものすごく緊張した(他の二人もそうだった。ここか!と思って楽器構えて、あ、まだだったとそのまま5分とか…笑)。一度全体を把握してしまえば、あとはけっこう楽しい作業だった。ピタッとはまった時のうれしさは何とも言い様がない。

 それと楽器編成。生音中心で行けると思っていたのだが、いざやってみると、人力で動かすそのからくりも見えている人形のうごきに対してのんきな笛や太鼓の音じゃあ、あんまりストレートで、やや暗めのトーンのこの話には全然合わなくて、ここでも作戦を変えないといけなかった。さいわいメンバー二人ともたまたまつまみ類(シンセやエフェクト)が大好きなタイプの人間だったので、これはほんとうに助かった。まずしなきゃいけないことは、音による非日常的な空間の設定だったのだな。
 そうしていくつかの曲は、静かなノイズと身近にある生楽器という二層構造のものになっていった。2台のループサンプラーとCDJはこの間をとりもつ重要なアイテムだった。終わって考えると、これって操られる人形と人形師がそのまま舞台に上がり同列に演じるというこの話そのものと相似形だったのか、みたいなこじつけもできてちょっと楽しくなった。

 とりあえず音のことだけ書いたけど、他にもいろいろあって、また書いておきたいのだけど、時間は早くすぎていくから無理かも知れないなあ。

 同じ場所に一週間通う、っていうことはふだんはまず、ないわけで、それもなんだか学校に行くみたいで楽しかった。会場はあまり人気(ひとけ)のない人工的な場所にあったのだけど(休日の夕方なんて近代的な空間にある殆どの店は閉まっていてさー、冷たいビル風が吹き抜けてそりゃあもう廃虚、とか死の町に近いイメージですよ…笑)、それでも天気のよい昼下がりはとてもすてきで、昼ごろ楽屋に入って一服してから階下のコーヒーショップで本日のコーヒーなんか買って、今日のは酸っぱくていまいちだ、とか言いながら、そろそろ音出ししますか、なんて調子の毎日で、なんか良かったなあ。呼んでくれたかわせみ座のみなさんと白玉さん、お世話になったスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

86.jpg 666×457 (original size)

あまりにひさしぶりに画像。ほんとうはここ数日のものを出したいのだけど、まだ焼いてないのでちょっと前のものを。自宅の踊り場からコンパクトカメラでネガフィルムで紙焼き。

[link:86] 2002年11月06日(水) 07:17


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