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ニュートの口使い from 近藤研二


2003年04月15日(火)ツアー最終日

お馴染み、名古屋 TOKUZO で新曲試作ツアー2日目。

PAを使ったライブは今年始めて。
オーケストラに入っている楽器と
そうでない楽器が混在している栗Qのライブは、
もともとバランスをとるのが難しい。
昨日のライブは会場の響きがよく、
奇跡的にまあまあ上手くいった例だろう。

それでも、クルムホルン、口琴など音の小さい楽器は
やはりマイクで拾った方が確実に伝わっていい。
ちなみに栗コーダーで唯一のコード楽器のギター*も
やはりオケに入れない組なので、
これは栗Qで生音ライブと称す時でも、
いつもこっそりアンプリファイしている。

今回のプログラムはオリジナル、カバーを含め
初めてやる曲がほとんどだったので、
こなれた曲を阿吽の呼吸で演奏するベテランバンド
という感じは薄く、どちらかというと、
発表会でなんとか完奏した初々しい新人という体だったろう。

実際、G.サンスの「スペイン組曲」をやることになった時点で、
自分の中では発表会指数がぐっと高まっていた。
今日もリハ後、他のメンバーが misonikomi.com に食事に
出る中、楽屋でひとり最後の指慣らしをしていた。

ステージ上も昨日より暖かかったし、指もよく動いて、
ディテールはうまく表現できたと思うが、
普段、間違えないような簡単なところで、
ひとつ音を外してしまった。
うむー、人生を感じるなー。

あと、今回分かったのは、
難しい曲があるとそればかりをつい練習してしまうので、
それ以外の曲への理解は薄まってしまうのだけど、
その分、基本的な演奏力はあがっていたりして、
むしろプラスになることもあるんだなあ、ということ。
構成ミスやケアレスミスをしなければの話だけど。

スペイン組曲を演奏しおえた後はいつもの
弛緩気味のゆるゆる路線に切り替わっていたのだけど、
アンコールでこんな感じのMCのやりとりがあった。
栗原「近藤くん大丈夫? ボーっとしてるの?」
近藤「や、別に…」 
栗原「もともと独自な部分があるからな…」

終演後、帰りの新幹線に乗り遅れないように
ドタバタと客席へ降りていった時、
あるお客さんから話かけられた。
お客「ボーっとしてるの?」
近藤「え、そんなつもりはないんだけど…」
お客「独自の路線だからね。」

爆笑問題のお茶漬けのCMの気分だ。
どうせならもうちょっとセンスのいい部分を受け売るのはいかがでしょう。
「またライブを見に来るというアイデアを思いつきました、さようなら。」
とか。

あっという間だったけど、栗コーダーとしては充実したツアーだった。
リハーサルスタジオでミーティングもせずリハーサルをするなんて、
画期的だったなー。思わずこんな言葉が出た。
「リハスタでリハーサルですか!?」

…ちょっと、分かりづらいか…

……

* 正確には、ピアニカやアンデスでもコードを出すことがあります。

[link:91] 2003年04月18日(金) 00:01


2003年04月14日(月)ツアー初日

ご無沙汰しております。
本番の日くらいメモを残さないとね。

神戸CAP HOUSEは、いろんな方面のアーティストが集まって
アトリエにしたり、個展をしたり、ワークショップをやったり、
コミューンっぽいと言うのがあっているか分からないけど、
創造のエネルギーが満ちたスッと背筋の伸びるような空間だった。

今日は生音でのライブ、しかも子供が多いというので、
やや栗コーダーにはピンチかなっと思っていたのだけど、
予想をはるかに越えて会場の響きが気持ちよく、
子供もほとんど騒がなかったので、気持ちよくライブが出来た。

個人的には、今日は難曲がひとつあったので、割と緊張してしまった。
緊張すればするほどどんどん手が冷えていくという悪いクセがあって、
これをなんとかしないとなあ。
案の定、指が思うように動かず途中で演奏が止まりかけてしまった。
トホホ。

なんだか、オリンピック選手の気分なんだよなあ。
例えばアイススケートの選手だけど、
4年間一生懸命がんばって練習して来ても、
本番でズッコケたらそれで終わりなんだよねえ。
もしくは本番間近になって、4回転が成功する自信がなければ、
3回転で妥協せざるをえなくなる。

と、そんな気分を自分に照らし合わせそうになるわけだけど、
考えてみたら自分がこの難曲の練習を再開して10日足らずだからな。
比べちゃ失礼か?

でも、実は8年前にもこの曲を演奏していて、
その時の方が今日よりもよかったりして、
うむー、俺も現役引退かなー?
もしくは、右手の基本を一からやり直しだな。

って、打ち上げでほろ酔いになりつつも、
こうやってホテルで反省している俺。

寝ます。

明日は高得点出ますように。

[link:90] 2003年04月15日(火) 03:55


2003年02月21日(金)『おととい』

またまたとあるコンピレーションアルバムに参加。
どこまで公にしていいのか分からないけれど、
6月くらいに発売予定のものらしい。
栗コーダー名義では今年はじめての録音だった。

先月の2回の選曲会議にはじまり、
その後の40通近いメンバー間の同報メールで、
この企画に参加するにあたっての意義とか
アレンジの方針なんかのことを、
録音前からかなり激しく議論してしまった。
熱くなったの誰?
はい、私です…。

録音はミックスを含め軽く14時間ほどで終了。
そんなヒートアップがあったとは思えないほど、
相変わらずほのぼののんきな仕上がりになった。
まるで水面下で必死に水掻きしている白鳥のようだ。

え、白鳥…?

[link:89] 2003年02月23日(日) 00:21


2003年01月28日(火)初打ち合わせ 後編

先週のミーティングの続き。
やあ、今日も長かったー。
栗コーダーのミーティングが長い年は冷夏になる、
あ、いや、活動が盛んになるという言い伝えがあるから、
今年はなんか大きいイベントでもあるかなあ。

ゴホゴホ、やば、誰かの風邪菌をもらったみたいだ。
結局ミーティングが終わったのは、26:30 。
始めた時間は……、忘れたなあ。

これから笛仙人用の原稿を書かなくちゃ。

[link:88] 2003年01月29日(水) 15:50


2003年01月25日(土)おごられたおごり

ケミストリー、平井堅、トミフェブらのおごりで酒を飲んだ。
ウソのようなある意味本当の話。
ワインがうまくて久しぶりに酔っぱらった。

栗Qからはどちらかというとあまりお喋りでない二人が参加。
出席者もほどほどでこじんまりした良い打ち上げだった。
飲み会だけの飲み会が苦手というミュージシャンが多いなか、
打ち上げこそ創造の源、歴史は夜作られる派な川口くんの
「今回のメンバーでライブイベントくめるといいですね〜。」
という伝言はちゃんと伝えておきましたぞい。
(酔う前にと早めに伝えたのだけど、こういう話は、
酔ってからの方が効果があるということを後で学習した。)

ディレクターであるところのDefSTARの児玉さんから、
今回の 物販グッズ、月齢カレンダーをもらった。
プロデューサーであるところの鏡リュウジという占い師のことに
誰も詳しくないのが印象的だった。

[link:87] 2003年01月26日(日) 11:34

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