top profile discography schedule blog twitter facebook order other


ニュートの口使い from 近藤研二


2002年12月24日(火)栗済ます

94年、栗コーダーをやり始めたその年のクリスマスから、
一年早い世紀末思想を抱いてシェルターに身をひそめていた99年以外は、
毎年やっているクリスマスライブ。

恒例化した効果か、DMもフライヤーも作っていないのに、
たくさんの人が集まってくれた。
ありがとー!
実は街角で流れているクリスマスソングも
案外いい宣伝になっているのかもしれない。
「ああ、今年も栗クリの季節ね〜」っつー感じで。

高齢化して硬化か、あるいは降下か、
もう高価なチャージはとれないようなご愛嬌もありつつ、
ゲストの駒沢さん斉藤くんの素晴らしい演奏に支えられ
つつがなく終了。

あれですね、ライブというのは、
ちょっとした出来事や精神面の影響なんかで、
本当に180度違うものになるもんですねー。
そんな言い訳をしているようじゃプロとはいえないのだけど…。

もう硬貨はいらない!

(分かりずらいな、俺。)



これを書いていて、なんと駒沢さんのページに
リンクを貼っていなかったことに気付いたので、
今、慌ててリンクページをアップ。
(他にも栗Qゆかりの方なのにリンクしてないじゃん!
ってサイトがあったら教えて下さい。)

それからニュースページもアップ。

そこに書いた、明日発売のブルースコンピを聴いてみた。
すごいメンツだな、コレ。
GuitarWolf、大友良英ニュージャズクインテッテ、DMBQ、
曽我部恵一Blues Project、デキシード・ザ・エモンズ、
SEAGULL SCREAMING KISS HER KISS HER…
他にも聞いたことのあるバンド名がたくさん。

今年もたくさんのコンピレーションに参加した栗コーダー。
コンピ界の箸休め的な存在として重宝されているのかと思っていたが、
このコンピでは17曲中17曲目。
来春発売予定の占い師のコンピも、太陽盤、月盤ともラストだったし、
あれだ、どちらかというと、コンピ界のお口直し的な存在なんだな。
ふむふむ、甘酸っぱいデザートってことにしておいてもらおう。

来年も楽しそうな企画盤に誘われそうな気配あり。

今日はクリスマス・イブというのに、
北海道ツアーやおとといのライブの精算仕事。
群をなしたものを見ると無条件に数え出す癖があるので、
俺にこの任務が回ってきたのだけど、
きっちりしないと気が済まない性格なので、
何度も何度も数えてしまう。
しかも、桁がそう多くないところが切ない(苦笑)。

サンタさん経理士を1人くつ下に。

[link:83] 2002年12月24日(火) 20:13


2002年12月14日(土)ニセコで滑った。

昨日は体調が優れず1人で先に屋根裏部屋で寝かせてもらおう
と思ったのだが、下からもれ聞こえてくる会話が楽しそうなので、
結局、明け方まで眠れず。

夜中の移動だったので気付かなかったが、
朝になってみると、随分、山の中に来たようだ。

82.jpg 160×120

泊まっているロッジはオーナー石井さんが自ら建てたものらしい。
井戸も掘ったらしい。トイレはくみ取り。
ISDN接続されたノートパソコンだけが妙に浮いている。
そんな質素な場所だ。
部屋の真ん中にテーブルになった大きなストーブがあって、
ぐるっと囲んだソファにみんなで座って、
入れ立ての珈琲なんか飲みながら石井さんと語らう。
今日この近くでライブがあるなんて思えないような、
ゆったりした時間。

夕方近くになって今日の会場、B's Cafeへ。
ニセコひらふスキー場のゲレンデまで歩いて5分くらいのところ。
周りはスキー客の宿泊施設が集まっていて、
観光地っぽいエネルギーに満ちている。

機材搬入後、すぐ隣にあった温泉へ。
露天風呂で頭寒足熱比の高さに風情を感じるのも北国ならでは。
立ち上がると自分のストックがスキーヤーから丸見えになるくらい、
目の前のゲレンデが一望できるのもいい。
(おっと、下ネタ厳禁でしたかね、ここは。失礼。)
今日この近くでライブをやるなんて思えないような、
いい湯加減。

さて、本番。
PAのちょっとしたトラブルもあり、急遽、生音でやることに。
小さな喫茶店なので、スペース的にもちょうどよかった。
お客さんは栗コーダー史上もっとも少なかった。
くつろいだ雰囲気の中、昨日までとほぼ同じ内容でたっぷり演奏。
1人あたりに15分くらい演奏したことになるだろうか。
計算してどうなる(笑)。

打ち上げはこれまたすぐ隣にある居酒屋で。
これがまた、焼き鳥も魚もあらゆるものが、すんごく旨い。
まいった。
今日この近くでライブが行われたなんて思えないような、
絶妙の火加減。

ロッジに戻って今宵も団欒が続く。
屋根裏部屋の布団に入ってからも、
旅の疲れと酸素の薄さが化学反応を起こしたのか、
みんなものすごくハイになっている。
枕投げこそしなかったが、中学生の修学旅行と同じ状態。
誰か俺を寝かしてくれ。

……

おまけ画像3
20021215_154530.jpg
これは明けて翌日、戻り日の昼間の写真。
この後さらに温泉に入って東京へ戻ることになる。

[link:82] 2002年12月17日(火) 02:20


2002年12月13日(金)小樽でこけた。

しかも2回。

朝、札幌場外市場の中にある鮨屋へ。
旨ーい、最高!

おまけ画像1
20021213_133726.jpg

車班、電車班へ分かれて小樽へ。
俺は電車で。
途中、トンネルの中から海が見える絶景シーンとかあって
旅モード全開。

達人の提案で南小樽駅で下車。

81.jpg 160×120

小樽まで雪道を歩いた。
こけたのはその途中。ちょっとはしゃぎすぎた。

文学館でライブ。
今日もお客さんがたくさん。
ありがたい。
子供が半数。
マイペースにいつものようにライブをやった
つもり。
アンコールで突然ケーキが出てきて、
照れる川口くん。

おまけ画像2
20021213_223828.gif


打ち上げ後、車でニセコへ移動。
26時半、石井さん宅到着。
ちょっと熱っぽかったので1人で早めに就寝。

[link:81] 2002年12月14日(土) 13:59


2002年12月12日(木)札幌はもっと寒いです。

早朝6時半。ドタバタと電車に乗った。
大荷物だった上に慌てていたこともあり、
ちょっとしたアクシデント発生。
右手の中指の爪をバリっとはがしてしまった。
痛ーっ。
空港まで我慢して、
空港のコンビニでアロンアルファを買って無理矢理くっつけた。
なんとか。
北海道ツアー中にまた剥がれないことを願う。

宿のある新札幌に着いたのはお昼前。
会場である時計台の入り時間まではだいぶ時間があったので、
部屋でちょっと仮眠。
その間、栗原くんと川口くんは小樽へ行って、
地元のFMで明日のライブの告知。

起きて、スープカレーを食べに行くという関島さんにお供。
「スリランカ共我国」という店の名前以外の情報がなかったため、
大通り公園付近でしばらく路頭に迷い、
関島さんはコンビニで、俺はiBookをひっぱり出して、検索。
寒空グーグル。寒いなー。

80.jpg 160×120

なんとか場所の調べはついたのだけど、
入り時間がせまっていたのでかけ足で行って、
すごい勢いで食べた。美味しい。
辛さを100段階あるうちの6にしたのだが、
それでもそれなりに辛くてちょうどよかった。
ラッシーも濃厚で美味しかった。

時計台に戻る途中で雪が降り出した。
おー、今日はホワイトクリスマスライブになるなー。
しかも、時計台。ロケーションは整った。
あとは演奏だ。
アーーーイドリーミンオバーワーーーイクリスマス♪って
全部半音なんだよね。

一時間で搬入、セッティング、サウンドチェック、リハーサル、
全てを終わらせた。

二つ目のアクシデント、ってことでもないのだけど、
鼻の頭にでっかいニキビが出来ていて、
ただでさえ冬場は鼻をジュルジュル咬むのに、
これじゃほんと赤鼻のトナカイになっちゃうよーと思ったので、
鼻の先だけファンデーションを塗ってステージにたった。
ダセー。

栗コーダー単独では初の北海道ツアーなのだけど、
たくさんの人が集まってくれた。おー。
会場の響きもいいし、窓の外では雪がシンシン降ってるし、
あがたさんの時にはなかった照明も今回は、
COLONYを運営しているコネクトさんのご厚意でいい感じになっているし、
なにもかも最高だー!
あとは演奏だ。

いや、演奏もぶっちゃけリハを一回もしていない割にはよかった。
方だと思います。
ただ、ここで三つ目のアクシデント。
慌ててセッティングしたせいか、
ギターの回線の接触が悪く、途中まですごく小さくて痩せた音。
しかもガサガサしたノイズまじりの音でやってしまった。
やー、いかん。こんなことじゃ。

あと、今朝剥がした爪がいいコンディションではなかったので、
主に2弦の音はあまり綺麗に鳴らせませんでした。
あと、本番中にマナーモードにした電話がポケットでブルブルしだして、
気が散っていたのも私です。
次はもっと万全の状態でやりますので、
これに懲りずにどーかよろしく。

終演後30分で退館。

終電近くまで、ここは東京?と思うくらいたくさんの人達に囲まれて
打ち上げ。

ホテルに戻って来て、26階の川口くんの部屋で
誕生日を迎えたばかりの彼のパジャマ姿に乾杯。

今、19階の自分の部屋に戻ってきてこれを書いている。
この7階分の差が旅の達人と凡人の差なんだろなー。

シャンパンに酔ったみたいだ。うー。

おー、外は吹雪いてますよ。

----------------------------------------------------------
2002年12月13日(金) 04:52

[link:80] 2002年12月16日(月) 14:47


2002年12月11日(水)東京は寒いです。

笛仙人が、11月号なのに10月号と表記して発行してしまった月刊笛仙人
(誰にだって間違いや違反はありますから by さくらや CM )
の中で紹介していた、

■栗コーダーカルテット速報

 ◎「SUN SIGN/MOON SIGN」に参加

 来年発売される「SUN SIGN/MOON SIGN」という企画もののアルバムのために2曲
ほど録音したらしい。このアルバムは占い関係の企画盤らしいが、ロンサムストリ
ング、エマーソン北村、ピアニカ前田、大野由美子などの興味深いミュージシャン
が太陽や月にちなんだカバー曲をやっておる。栗コーダーカルテットがカバーした
曲は「You are My Sunshine On MyLife」と「Moon River」じゃ。アレンジはそれぞ
れ川口と栗原がやっておる。


の白盤(サンプル盤のサンプル盤)が届いた。
聴いてみる。
うわー、みんなすごくいい。

上記以外にも、HAKASE、田中彰、K-Ta、こだま和文、WATUSI(敬称略)等が
それぞれの立場(演奏、ゲスト、プロデュース)で参加している。

こういうオムニバス(最近はコンピレーションというのか)に参加すると、
栗コーダーの色気の無さが際立つなあ(笑)。

なんで色気がないのかって考察すると…

と、思っていろいろ書くつもりだったけど、もうこんな時間じゃないか!?
やばい、空港に行かないと。

って、わけで、北海道ツアー行ってきます。

[link:79] 2002年12月12日(木) 06:15

他のサイトでの口使い

609176 access since 20020718

top profile discography schedule blog twitter facebook order other
contact us

Copyright(C)1997- The Kuricorder Quartet All rights reserved.

k-diary script by Office K.

※このページの更新情報はlastmod.txtより取得できます。