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ニュートの口使い from 近藤研二:2002-12-14


2002年12月14日(土)ニセコで滑った。

昨日は体調が優れず1人で先に屋根裏部屋で寝かせてもらおう
と思ったのだが、下からもれ聞こえてくる会話が楽しそうなので、
結局、明け方まで眠れず。

夜中の移動だったので気付かなかったが、
朝になってみると、随分、山の中に来たようだ。

82.jpg 160×120

泊まっているロッジはオーナー石井さんが自ら建てたものらしい。
井戸も掘ったらしい。トイレはくみ取り。
ISDN接続されたノートパソコンだけが妙に浮いている。
そんな質素な場所だ。
部屋の真ん中にテーブルになった大きなストーブがあって、
ぐるっと囲んだソファにみんなで座って、
入れ立ての珈琲なんか飲みながら石井さんと語らう。
今日この近くでライブがあるなんて思えないような、
ゆったりした時間。

夕方近くになって今日の会場、B's Cafeへ。
ニセコひらふスキー場のゲレンデまで歩いて5分くらいのところ。
周りはスキー客の宿泊施設が集まっていて、
観光地っぽいエネルギーに満ちている。

機材搬入後、すぐ隣にあった温泉へ。
露天風呂で頭寒足熱比の高さに風情を感じるのも北国ならでは。
立ち上がると自分のストックがスキーヤーから丸見えになるくらい、
目の前のゲレンデが一望できるのもいい。
(おっと、下ネタ厳禁でしたかね、ここは。失礼。)
今日この近くでライブをやるなんて思えないような、
いい湯加減。

さて、本番。
PAのちょっとしたトラブルもあり、急遽、生音でやることに。
小さな喫茶店なので、スペース的にもちょうどよかった。
お客さんは栗コーダー史上もっとも少なかった。
くつろいだ雰囲気の中、昨日までとほぼ同じ内容でたっぷり演奏。
1人あたりに15分くらい演奏したことになるだろうか。
計算してどうなる(笑)。

打ち上げはこれまたすぐ隣にある居酒屋で。
これがまた、焼き鳥も魚もあらゆるものが、すんごく旨い。
まいった。
今日この近くでライブが行われたなんて思えないような、
絶妙の火加減。

ロッジに戻って今宵も団欒が続く。
屋根裏部屋の布団に入ってからも、
旅の疲れと酸素の薄さが化学反応を起こしたのか、
みんなものすごくハイになっている。
枕投げこそしなかったが、中学生の修学旅行と同じ状態。
誰か俺を寝かしてくれ。

……

おまけ画像3
20021215_154530.jpg
これは明けて翌日、戻り日の昼間の写真。
この後さらに温泉に入って東京へ戻ることになる。

[link:82] 2002年12月17日(火) 02:20

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