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ニュートの口使い from 近藤研二:2002-10-14


2002年10月14日(月)ツアー中

14日午前11時半。

大阪のホテルのロビーでこれを書いている。
今日は名古屋でライブ。
新大阪発の新幹線まで2時間近く時間が空いてしまった。

チェックアウトが11時と思いこんでいたので
さっきフロントで精算を済ませてしまったのだ。
同じく旅の達人のはずの川口くん(ロシア帰り)も、
チェックアウトを11時と思いこんでフロントにやって来た。
ただ、そこは達人。
時間が空いたと思いきや、すぐさま大阪のガイドマップを取り出し
(海外に限らずどこに行くにもガイドマップを持ち歩いていること自体、
常に旅をしている風来坊であることを分かりやすく象徴している。)、
「スカイビルにでも登ってきますよ。」と一眼レフを片手に消えていった。

一方、栗原、関島両氏はまだ部屋に居る模様。
このホテルが13時チェックアウトということを知っているのだろう。

情報を的確に得ることは旅に限らず大事なことである。


12日、京都 磔磔でライブ。

はじめにきよしにゲスト出演してもらった効果だろうか、
たくさんの人で蔵の中がいっぱいになった。
(磔磔はもともと何かの蔵だったのだろう。趣のあるライブハウスである。)

寒空はだか氏がまた偶然通りがかりに立ち寄ってくれたので、前説をしてもらい、
はじきよのプロフェッショナルななごみサウンドをはさみつつ、
たっぷり二時間半。リハをまったくやらなかった割には(やらなかったから?)、
なかなかいい演奏が出来た。


13日 大阪 火庵でライブ。

美味しい創作料理を出す小さなお店を貸し切って30人限定の生音ライブ。
オレペコ企画の岸田氏のプランで「笛まつり」というくくり。
ディジュリドゥの男女デュオとフルートの男女デュオと
リコーダーの男カルテット(我々)だったわけだが、
会員制っぽい雰囲気をかもしだしつつ、たっぷりと4時間近い催しになった。

PAを使わない生音でのライブは、店頭イベントを覗くと初めてかもしれない。
もちろんやり慣れない部分もあるが、むしろやりやすい部分もあって、
中村雅俊が窓辺でギターを弾き語るみたいな、
音楽を人に伝える原点を見る気がして、新鮮でいいものだった。

と、こんな事を書いている間に関島、栗原両氏がロビーに降りてきた。
時間は12時。
あれ、13時チェックアウトを知っていたわけではないのか。

的確に得たはずの情報が間違っていれば、
知らなかったこととさほど変わりない状況を招いてしまう。

[link:76] 2002年10月14日(月) 12:59

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