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ニュートの口使い from 近藤研二:2001-08-03


2001年08月03日(金)ホテルで生まれた

 その日は都内の有名五つ星ホテルで全国ファミリーレストラン連合会が開かれていた。北は北海道から南は沖縄まで全国のファミレス・オーナーが集まって、外食産業運営のノウハウを交換しあう年に一度の会議だ。

 前日、この会議に出席するために、九州の地方都市で『ニコニコ亭』を経営するN氏が初の上京。
「いやー、東京に来たとは初めてばってん、どこ行っても人ばっかで、すごか町ね〜。」
そのN氏がホテルのチェックイン時にフロントで聞いた初の標準語がこれである。
「N様、お部屋の方はシングルでよろしかったでしょうか?」
「あ、あ? スングルね。うん。よかよ。よかよ。」
N氏は思った。
(はあ、こっちの人はクソ丁寧に接客してくるっけん、なんか殿様になった気分になるね〜。しかも、『よろしかったでしょうか?』ちいう言い方がまた何とも、がばよかね。こいば明日の会議で早速発表して、ニコニコ亭でも言わせにゃいかんね。)

 当日の会議でこの田舎者N氏の発言は子供の様な意見として嘲笑されたが、何故か参加者の心にはいつまでもN氏の笑顔が焼き付いていた…。



解説:
 フロントでの「シングルでよろしかったでしょうか?」という表現は、事前に電話で部屋を予約しているという過去に基づいているので、文法上間違いではない。接待業のある種お手本でもあるホテルのフロントの対応を、他の業界が半端に真似しだしたとことが、そもそもの誤文法、誤作法のはじまりではないか。


あとがき:
 今日、ファミレスで、コーヒーのおかわりを頼んでもいないのに「おかわりの方、よろしかったでしょうか?」と聞かれた時に閃いた。

[link:26] 2001年08月04日(土) 21:16

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