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新・のんき大将のごたく from 川口義之


2008年10月22日(水)山形スクリーム録音終了

やり尽くしました。
持てる時間、能力、最高の録音スタッフ、
最高のゲスト演奏者、
すべての限界まで出し尽くした、
信じられない仕上がりと自負しております。
(本当にすいません、みなさん無理をしていただいて)。

たぶん4人とも数日ほとんど寝てないでしょうね。
体力、知力の限界まで達しました。
おまけに予算も使い尽くしました。
この映画に関わる事ができたという名誉だけが残ります。

しかしながら、
これで我々は新しい名刺を手に入れたと言ってもよいでしょう。
たぶん今後はハリウッドから指名が入ることになります。
その成果は来夏までお待ち下さい。

クイールとも、キョロちゃんとも、
草間さんのドキュメントとも、ピタゴラスイッチとも
違った我々の表現が聞かれることとなりましょう。

今年のシングル3枚とニューアルバム、そしてこの映画は
次の15年間へのターニングポイントになると
信じております。

この数日でじわじわとツアーの流れに以降していくことに
なるのですが、各方面のみなさん。
今まで一度も我々を見た事のない方々、
そして何十回も見ている方々、そのお友達。
みんな来てね。

たぶん今年がバンドのピークとなるんじゃなかろうか。
自分自身が見逃したくない特別な時期のように
感じております。

この一週間、生まれて初めての経験をいろいろしました。
ラジオ単独出演。
渋さ知らズでひとりでうたう。
ラテン系の曲の作曲をする。
オーケストラにディレクションする。
おまけとしては
マーサ&ザ・バンデラスのマーサ・リーブスさんに会う、
など。
この一ヶ月くらいの間にふたりの才人の50歳の誕生日を
お祝いできたのも、このあとの半生において重要と思う。
(目標到達年齢90歳として)。

[link:113] 2008年10月22日(水) 03:33


2008年09月22日(月)山形スクリーム作曲本格スタート

おととい竹中さんの映画の最終ラッシュを見ました。
続いて昨日6時間ぶっ通しの音楽打ち合わせを行いました。
そして今日4人で場面ごとの音楽を割り振って、
各自作曲作業に入ります。
かなりのエネルギーが投入されることになりましょう。

自分たちのアルバムとは違った方法論で進んで
いくと思われ、いつも以上に我々のポテンシャルが
試されることになるわけです。
竹中さんのエネルギーに見合うたくましさで望みたい
ところであります。

このサントラの録音が落ち着いた暁には、
晴れ晴れした気分で足利から京都方面に小ツアーを行い、
その後、いよいよアルバム発売ツアーへのリハーサルが
始まります。

わたくしは合間に中尾、関島両氏との北海道ツアーがあったり、
栗コーダー関係もけっこうライブありますね。

映画のダビング作業(MA)と平行して、
坂本弘通さん、斉藤哲也くんたちとともに、
「市電うどん」の舞台音楽にも参加する予定です。

渋さ知らズで再びファンファーレ・チョカリーアとの共演
なんてのもありますし、充実した秋となりそうです。
このまま12月までイベント目白押しなので、健康に
気をつけてひとつひとつ進めていきたいですね。

そういえばウクレレカフェカルテットの録音は
無事終了しまして、なかなかの出来に仕上がりました。
あとは最終ミックスを残すのみ。
いろんな場所での地道な活動が実を結ぶのは、
気持ちのよいものです。

[link:112] 2008年09月22日(月) 13:50


2008年09月04日(木)一段落

なんだか今日は一段落な気分です。
12月までのスケジュールがほぼ固まって来たのと、
来年のあたまの流れが定まって来たことに拠るんですが、
ほかにも、幾つか。

次回のアルバムのノベルティーっていうのか、
販促グッズっていうのかが決まったこと。

バンドを代表してある録音に出かけて行ったのですが、
なかなかいい出来だっったんじゃなかろうか、ってこと。

ちょっと前ですが、
竹中さんの映画の初回の編集を見させていただいたことも
感慨深いですし、自分たちの今後の作業をイメージする上で
非常に参考になりました。

栗コーダーとしてはしばらく地味な録音関係が続きますが、
次作のアルバム発売ツアーを大々的に行う予感あり。
もう分かる範囲で発表されてますね。
こりゃあもう期待していて下さいね。

今日は昼から打ち合わせが三件続き。
その後、前述の録音に出かけて終電近くで地元に
戻ってきたので、そこそこ飲んでしまいました。
今日は、まあいいだろ。

明日は、久しぶりのウクレレカフェカルテットの録音
の続きであります。
ウクレレが少しずつ上達していくのが、自分のことながら
おもしろいのです。



[link:111] 2008年09月04日(木) 04:07


2008年07月09日(水)この夏のヤマ場、前半終了

昨日湯川潮音さんのライブがありました。
ほぼ完全生音。ベースの松永さんとギターの安宅くんと
ともに普段にないびっくりするくらい小さな音量でサポート。
見にきていた栗原、近藤両氏が驚いてたから相当だ。
自分の出来としては8割強ってとこかな。
サックスの限界音量での表現に鍛えられました。

しかしながら彼女、じつにのびやかな歌声。
栗コーダーのゲストも楽しみです。

先月から今日まで。
目に見えるライブ自体はそこそこの数だったものの、
実際はかなりの忙しさでした。
ぼくたちの行動サイクルってのは例えば
ライブを例に挙げるならば、
そのライブのためのリハーサルってのがあるんですが、
高浪敬太郎〜松平健〜湯川潮音〜加藤千晶と行ったり来たり
しながら結構な回数のリハーサルが行われ、かつ
その準備に自宅作業もかなりの時間が必要でした。

その合間に渋さ知らズの大きめなライブが数本あったり、
栗コーダーのシングル発売にまつわるラジオやテレビ
などがあったり。
そういえば急遽頼まれた伊藤ヨタロウ氏の舞台音楽って
のもあったな。
シアターコクーンの蜷川幸雄の舞台だそうな。

そんなこんなが昨夜、やっと落ち着いたところです。

もちろん栗コーダーのツアー用のリハーサルも
がっちりありました。あとはツアー前日の軽い確認リハ
を残すのみ。

まだ本番までに一週間ほどあるのに間が空いてるのは理由
がありまして、わたくしが明日から旅に出てしまうわけです。
明日っていうか今日の午後だね。
健さんのディナーショーに向けて伊豆の温泉に前乗り。
なんとかここで休んでおかなくてはなりません。
翌日は本番2回。
今期のディナーショー初日ですから緊張感あります。

その翌日は伊豆から成田空港。
そしてカナダで一度国内線を乗り継ぎつつ、すでに出発
している渋さ知らズのケベック公演に合流。

現地を14日に出発し翌日午後に成田到着。
そのままリハーサルスタジオに向かって、
ツアー前日の両ゲスト参加のリハーサルとなります。

移動自体はもう慣れっこだからよいとして、
サミットですよ問題は。ただいま東京は
戒厳令みたいになっててロッカーが使えないのです!

リハに直行ってことは栗コーダーのツアーで使う
楽器をそこに直接運び込まねばならないというのに、
そのまえに松平健さんで使うテナーサックスと小物、
渋さで使うアルトサックスとハモニカ、もちろん
着替えなどの入ったスーツケース。
そんなの全部持てないって!

いつもはそういった時に駅のロッカーを有効活用
して入れ替えなどをしつつ次のステージに向かっている
のだが、まさかこんな事態とぶつかるとは。

栗コーダー関係の荷物はなんとかみなさんに手分けして
事前に預けてみました。
残りの荷物が玄関先に山となってますが、
これいったい持てるんだろうか?

では行ってきます。
こんな荷物を持って買い忘れた耳栓やらを買いに薬局
をまわったり、ギターチューナーを買いに楽器屋へ
行かなければならないと思うと気が重い。重すぎる。
普段ロッカーを使ってなんとか楽に行動してきたってのに。

思い出すなあ、東京ロッカーズってムーブメント。
俺ってまさしく東京ロッカーズってことかね。

今晩は温泉で体をほぐさないとカナダまで持ちません。
マッサージ呼んじゃおっかなあ。
投資、もしくは保険だと思って。



[link:110] 2008年07月09日(水) 05:23


2008年05月20日(火)演奏以外で忙しい日々

なかなかに忙しい栗コーダー周りでありました。自分たちのまわりで目くるめく様々な出来事に、その都度頑張って対応していく。4人であることの心強さを実感する日々であります。そんな中で、ここ数日に渡って個人で受ける仕事、といっても演奏ですから楽しいものですが、のオファーを幾つか受ける。栗コーダー関連以外の演奏のない5月と打って変わって、6、7月は忙しいことになりそうだ。早く体をリスナーモードから演奏人に戻して行かねば。イメージトレーニングだけは普段の数倍積んでいたような二週間ではありましたが。さて、まずはサックス用の筋肉と弦楽器用の皮膚を再生せねばなるまい。あと2日ほどしたら自分のコンディションがあからさまになるシビアな録音が待っている。こういった時期は変なクセが取れて以前よりもさまざまなコントロールが可能になるって場合もあるので、丁寧に進めて行くと吉。こんなことクラシック奏者だったら考えられないでしょうね。毎日の長時間の猛練習が基本なのでしょう(イメージ)。若干テーマはズレますが、ぼくの場合は普段から楽器の持ち替えが多いので、陸上競技の種目でいうならばトライアスロンみたいなものでしょうか。よく知らないんだけど。けっして短距離走とか水泳ならばクロールだとか、そういった頂点を目指すといったジャンルではないのでした。おかげさまで、全ての楽器やうた等からヒントがいただけるという得な役回りだったりもしますね。日本では少ないタイプの演奏家だと自負しておりますので、栗コーダーの在り方同様に隙間隙間を丁寧に見つけて頑張っていきたいものであります。そういえば昨朝、めずらしく記憶に鮮明な夢を見ました。ニューヨークのライブハウスに行って、なぜかそのままそこでPAとして働くことになるっていう。ビザを用意したりとか、ギターの内橋さんが出演しに来たり、トランペットの辰巳くんがPA機材のDATか何かの修理をしてくれたりと妙にリアル。現地の日本人コミュニティーなんかの様子も出て来たりなんかして。なかなか過去のいろんな経験が混ざって現れている感じが興味深かったですね。ごく近い過去と15年も前の記憶とかが混在してるような。たぶんニューヨークとかニューオリンズ、パリやロンドンに住みたかったんですね僕は。今からだと少々遅いような気がしてます。たまの石川さんの著作のタイトルじゃないですが、栗コーダーという国かな、町かな、になぜか漂流してきて早14年って感じでしょうか。それなりに楽しんでおります。たまに渋さ知らズ地底王国なんてところにも遊びに行ったり、魅惑のシカラムータ大熊大サーカスや江戸情緒メトロファルス小路なんてテーマパークに顔を出したり、加藤千晶食堂に行ったりね。お、久しぶりに徹夜気味で訳の分からないことになってきてるな。

[link:109] 2008年05月20日(火) 05:43


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